2006-04-11 第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
二十分ほど時間をいただきまして、国有林野改革を中心に質問させていただきます。 行政改革、私は非常に大事なことだと思います。私も役人生活を送りましたが、農林水産省というかつて八万騎とかおりました役所におりまして、行革の対象になりまして、行革事務局には感謝されるぐらいいっぱい仕事をさせていただいたんじゃないかと思います。
二十分ほど時間をいただきまして、国有林野改革を中心に質問させていただきます。 行政改革、私は非常に大事なことだと思います。私も役人生活を送りましたが、農林水産省というかつて八万騎とかおりました役所におりまして、行革の対象になりまして、行革事務局には感謝されるぐらいいっぱい仕事をさせていただいたんじゃないかと思います。
○菅野委員 平成十年の国有林野改革二法案について、当時、この法律案を議論したときは中川農水大臣だった。この経過については、私から申し上げるまでもなく、重々承知している中身というふうに思っています。当時三・八兆円あった累積債務のうち、二兆八千億円は一般会計に、残り一兆円は林野特会で返済する、そういう処理に本格的に踏み出した時期ですね、平成十年です。
国有林野事業におきましては、先ほどお話しの、平成十年十月に成立した国有林野改革二法に基づきまして、公益的機能の維持増進を旨とする管理経営への転換、組織・要員の徹底した合理化、縮減、一般会計繰り入れを前提とした特別会計制度への移行などを柱とする抜本改革に全力を挙げて取り組んでいるところでもあります。
○政府参考人(中須勇雄君) ただいま御指摘のとおり、平成十年に成立しました国有林野改革二法に基づきまして、十一年三月に、それまで二百二十九全国でございました営林署を九十八の森林管理署に再編すると、こういうことを決定いたしました。
もちろん、平成十年、国有林野改革二法成立、その立案段階から成立に当たりましてもさまざまな議論があったわけでありますが、一応そういう整理が行われまして、それに基づいて現在、集中期間を続けている、集中期間に取り組んでいるというのが現状でございます。
私ども、三年前の国有林野改革法のときにも、この林業基本法、全く時代おくれだということで厳しく言わせていただいたんですけれども、あのときもそれを見直すという答弁をいただけませんでした。今回やっとこういう形で出てきたわけでありますけれども、この間の日本の森林・林業政策、大臣としてどのようにとらえておるのか、なぜこのようにおくれたのか。この点について簡潔に御答弁願いたいと思います。
○鉢呂委員 国有林野については、昨年、国有林野改革二法ということで、大変な人員、組織を簡素化しながら、長期累積債務をいかに返済しながら対応していくかということで、特別委員会でも、この国有林野を、きちっと資産を守りながら、しかし同時に、売るべきものは売りながら公益的な機能というものを十分にと言われておるわけであります。
また、本委員会で同時に審議されました国有林野改革法案については、破綻した国有林野事業会計に今後も一兆円の債務を残すなど、抜本改革からはほど遠く、断固反対であることをあわせて申し上げ、私の討論を終わります。(拍手)
このため、今回御提案しております国有林野改革関連法案等によりまして、公益的機能を高度に発揮できる健全で多用な森林の整備を着実に推進するとともに、林道等の林業生産基盤の整備、機会化による林業経営の低コスト化や担い手の育成などを通じて林業の振興も図ってまいりたいと考えております。
○国務大臣(中川昭一君) 国有林野改革二法案についてのお尋ねでありますが、これらによる国有林野事業の抜本的改革におきましては、国有林野事業の管理経営を木材生産機能重視から公益的機能重視に転換いたします。しかし、これは八割程度を公益的機能ということで、二割は生産機能を維持する、さらには公益林の中からも生産活動が必然的に生まれてくるわけでありますから、撤退ということは当たらないと考えております。
○佐藤敬夫君(続) 以上が、国有林野改革法案に反対する主な理由であります。 国家百年の計に照らし、日本の民主主義を守るためにも、議員各位が良識ある判断を下されることを強く期待して、私の討論を終わります。(拍手)
民主党を代表して、国有林野改革二法案につきまして、締めくくり的に質問をさせていただきたいと思います。 まず、中川農林水産大臣に質問をいたします。 森林管理署あるいは森林管理局の問題について、とりわけ森林管理署の再編整備については、参議院選挙直後の七月十三日ということで、設置箇所の当該市町村には大変大きな不安をもたらしたところであります。
そういう面で、私は、今国有林野改革だとか森林法の改正等々で山のあり方について議論しているところでありますけれども、何か、山をもう一度強いものにするという基本的な管理のあり方、整備のあり方ということを考えてみる必要がないのかなという感じがします。 そこのところをしませんと、災害の繰り返しなんですね。
○鉢呂委員 私は、前回に引き続きまして、国有林野改革法案に絞って、農水大臣を中心に御質問申し上げたいと思います。農水大臣、御苦労さま でございます。参議院とかけ持ちということで、よろしいでしょうか。 今回は、法案の条文に即して質問をいたしたいと思っております。 まず、特別措置法の第五条関係、公益的機能についての関係であります。
○中川国務大臣 今回の営林署を森林管理署等に変更していく手順というのは、今回御審議いただいております国有林野改革諸法案が大前提にあるわけでございます。
○中川国務大臣 私どもの国有林野改革関連諸法案につきましては、何としても十月一日から円滑に施行できますように、委員会での御審議をよろしくお願いいたしたいと思います。
そういった反省に立って、今回、国有林野改革法案により、抜本的な経営改善策、また国民に期待されるような公益的機能を重視した国有林の経営管理、さらに三兆八千億のうち二兆八千億は一般会計に承継し、ここで返済していただくというような内容の計画案を御提案させていただいており、また、この計画案の内容は、今後の木材価格の推移等についてもこれまでの実績をもとにしておりますし、林野・土地等の売り払いについてもかなり控
これからは国有林野改革につきまして専ら農林水産大臣に伺いたいと思いますが、その前に中川大臣にも、ぜひ今次の災害について、農林水産物また林野に対して大変な、八千ヘクタールにも及ぶという被害がある、こういうふうに伺いました。今後の対応につきましては万遺漏なきようにぜひお願いを申し上げます。 大臣から一言ありましたら……。
○鉢呂委員 総理あるいは農林水産大臣から、一過性のものとしてではなくて、この森林の役割というものをこういう異常気象にも対応できるようなものにしていかなければならない、そのとおり受けとめて、まさに今回の国有林野改革法が、その森林の役割を果たす長期的な視点に立ってその第一歩になるようなものとして位置づけをしていきたい、このように考えておるところでございます。
しかるに、みずからが強調した緊急性の高い補正予算案を一カ月間も放置していたこと、また一方では、国鉄清算事業団法や国有林野改革法、情報公開法、労働基準法などの重要法案を早々に継続扱いとして審議を先送りしたことなど、法案の審議に対する自民党・橋本内閣の基本姿勢は一貫性がなく、場当たり、日暮らし型の国会対応だったのであります。
このような債務返済方針で真に国有林野改革が可能とお考えなのかどうか、ぜひ大蔵及び農水両大臣にお聞かせをいただきたいと存じます。 私は、この際、国営企業である国有林野事業の不良債権は国が責任を持って処理し、国民の共通財産として、国有林野を再生させるべきであると考えております。そして、そのためには、国有林野は当然国有財産法上の公共用財産と位置づけ、会計制度の性格も管理特別会計とすべきであります。
国有林野改革と約一兆円の債務との関係についてのお尋ねですが、国有林野事業特別会計が返済する約一兆円の債務は、組織・要員の徹底した合理化等を行い、最大限効率的な経営を行うことを前提として、将来にわたって事業を健全に運営できる限度で債務を負担するとの考え方のもとに、長期収支見通し等を踏まえつつ算出されたものであります。
次に、国鉄清算事業団法案、国有林野改革法案、国有林野改革整備法案、森林法等の一部改正案、地方自治法の規定に基づき、東北及び関東森林管理局の設置に関し承認を求めるの件及び債務承継財源確保法案につきまして、藤井運輸大臣、島村農林水産大臣、松永大蔵大臣から順次趣旨の説明がございます。これに対しまして、五人の方々からそれぞれ質疑が行われます。 本日の議事は、以上でございます。
この勧告を受けまして農林水産省は、累積債務の処理方策を含んだ国有林野改革二法案を今国会に提出する予定と聞いております。 それから地方監察でございますが、地域に密接にかかわる行政上の問題を現地で具体的に改善することを主眼といたしまして、管区局、事務所が独自に実施をしているものでございます。 次に、行政相談について御説明をいたします。説明資料の四ページでございます。