1998-10-07 第143回国会 参議院 本会議 第14号
しかも、一兆円の債務を引き継ぐことになる国有林野事業特会では、今後利子補給を受けない新たな借り入れも予想され、新たな累積債務が生まれる可能性も極めて高いのであります。 私は、今回の政府案は、巨大な債務を抱えたまま職員のリストラで事態を乗り切るという従来の政府の方針と体質的には何ら変わらないと思います。この点について、大蔵大臣及び農水大臣に答弁をお伺いします。
しかも、一兆円の債務を引き継ぐことになる国有林野事業特会では、今後利子補給を受けない新たな借り入れも予想され、新たな累積債務が生まれる可能性も極めて高いのであります。 私は、今回の政府案は、巨大な債務を抱えたまま職員のリストラで事態を乗り切るという従来の政府の方針と体質的には何ら変わらないと思います。この点について、大蔵大臣及び農水大臣に答弁をお伺いします。
このうち、七年度、単年度の損益で見てまいりますと、損を出しておるものは国有林野事業特会だけでございます。
つまり、「木材生産林に係る経費と、国土の保全等公益的機能の発揮を第一とする公益林に係る経費が明確に把握できるような方途を講じ、国有林野事業特会の置かれた現状と公益林の実態を明らかにして、広く国民の理解・支援が得られるような方策を講ずる」ということです。 七年度検査報告に記載された清算事業団の保有する土地処分と国有林野事業の経営についての指摘について、運輸大臣及び農水大臣の御所見を伺います。
○政府委員(田波耕治君) 国有林野事業特会への貸し付けの問題でございます。 委員御指摘のように、現在、国林野事業特会は、沿革的に高度成長期に大量に伐採し、植栽をした人工林がまだ生育途上にございます。したがって売却がなかなかできない、そういう状態になり切っていないということから、特別会計の経営は厳しい状況にあることは御指摘のとおりでございます。
○河上委員 それぞれの経緯を説明していただいたわけですが、私の質問が悪いのか、そうしたことを踏まえて、なぜ一般会計が承継しなければならないのか、私はそういう視点で質問をさせていただいたわけでございまして、まだこのほかにこうした側面、国有林野事業特会あるいは貿易保険特会等、極めて厳しい状況にあるのではないかと思われますが、まあ財投の財政化という問題、財投の本分を私は守るべきではないのか、こんな考え方を