1985-11-21 第103回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
結局、先生の御質問は、国有林野事業の赤字原因はどのようなものであるかということだと思うのですが、二つございまして、その一つは、我が国の林業全体を取り巻く構造的要因と、それからもう一つは、国有林野事業固有の要因が重なり合って経営が悪化している、こう考えております。 実は、その林業全体を取り巻く構造的要因というのは三つございます。
結局、先生の御質問は、国有林野事業の赤字原因はどのようなものであるかということだと思うのですが、二つございまして、その一つは、我が国の林業全体を取り巻く構造的要因と、それからもう一つは、国有林野事業固有の要因が重なり合って経営が悪化している、こう考えております。 実は、その林業全体を取り巻く構造的要因というのは三つございます。
その一つは、林業全体を取り巻く構造的要因と、もう一つは、国有林野事業固有の要因が重なり合って経営が悪化してきていると思います。
と同時に、私どもやはり国有林野事業の現在の問題点を分析しますと、我が国の林業全般にわたる構造的問題と、それから国有林野事業固有の問題もございますので、林業全体の構造的な問題につきましては、一般林政の拡充強化ということを同時並行的に進めてまいりまして、目標の七十二年に大変厳しい中ではございますが、健全化を確保すべく頑張ってまいりたいと考えているところでございます。
大変内容は厳しいわけでございますが、今先生御指摘ございましたように、やはり内容的には、我が国林業全体を取り巻く構造的な要因と国有林野事業固有の要因とが重なり合ってこれは出てきているというように私どもは理解しているわけでございます。
○山村国務大臣 今日の国有林野事業の経営悪化は、我が国の林業全体の構造的要因とまた国有林野事業固有の要因とが重なり合って生じておるというぐあいに考えております。このため、国有林野事業が経営改善のための自助努力を尽くすことはもちろんでございますが、我が国の森林、林業全体の将来展望を切り開くための各般の政策努力が国有林野事業の改善のためにも重要と考えております。
しかしまた、国有林野事業固有の要因、これとが重なり合って生じているというぐあいに考えます。 このため、林政審議会の答申を最大限に尊重して一般林政施策の一層の充実強化を図っていきたいと思います。
一方で、国有林野事業固有の要因があるという指摘もございます。 こうした要因の分析とそれに対する具体的措置がまず必要であると考えますが、どういうふうにお考えになりますか。