1971-02-24 第65回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第5号
国政運営費ということで計上されたにしても、使途面においてきびしいひもがつけられている面、琉球政府独自の判断で予算支出というものが非常にむずかしいというようなこと、そういう面がこの予算の中身において多分に出てきていると思います。
国政運営費ということで計上されたにしても、使途面においてきびしいひもがつけられている面、琉球政府独自の判断で予算支出というものが非常にむずかしいというようなこと、そういう面がこの予算の中身において多分に出てきていると思います。
○山中国務大臣 これは実は国政運営費の五十三億に足して六十三億にしてできないことはないのですが、しかしこれはやはり予算を組んだときに予測できないものの支出に充てるということで、本土の一般会計予備費というような性格のものにしておるわけでございます。
国政運営費は、今度は拾うだけ拾って、琉球政府の気のつかないものでこっちのほうではこういう補助制度があるというものを全部両方から知恵を出し合ってつくったものでありますから、原則については変わっておりません。
おそらく沖繩の財政が非常に困難であるということに対して、この財政の逼迫に対してどういう考え方をとるかという点について申し上げますと、私どもはいま申しましたように、国税相当分の過半をもって琉球政府は国政に充てておるわけでございますが、逆にいいますと、本土としては国税をいただいていないという形になっていますけれども、しかし沖繩の財政が非常に困難であるという実態も承知をしておりましたので、したがってこの国政運営費