1988-05-11 第112回国会 衆議院 外務委員会 第11号
これは理事に諮ってもらって、こういういいかげんな資料をもっては国政論議はできない。資料をきちっと全部提出するまで質問できません。
これは理事に諮ってもらって、こういういいかげんな資料をもっては国政論議はできない。資料をきちっと全部提出するまで質問できません。
常に投票の行方を気にしながら、狭い地域の利害に追いまくられて、とかく国家的立場や長期的な視野に立っての国政論議がおろそかになりがちな衆議院の立場を抑制、補完するのが参議院本来のあり方であり、それにふさわしい良識の人を名簿に登載するというのが最大の責務であります。この点で、政党は従来以上に大きな国家的な責務を果たすことになったのであります。
(拍手) かつて、ポルトガルのサラザール首相は、チープガバメントと称して議会の論議をいとい、長期にわたって国会を召集せず、また戦時中におけるかの翼賛内閣は、議員の任期を延長してまで国民の国政論議を封殺して、その行政権をほしいままにいたしました。
この少年法の年齢低下の問題について、すでに最高裁においては相当まとまっておるように思うのですが、これをここで両方論議してもらうのは、私自身も気が進まないのですけれども、しかし大事なことでありまするから、国会に対して、つまり国政論議の重要な資料として、率直に意見は聞かしておいてもらいたいと思います。最高裁は、少年法の年齢を低下すべしということについて、どういうような意向が強いのでしょうか。