しかるに田中角榮君は、かかる国民世論に背を向けて一向に反省の意を示さず、万死に値すると陳述したことも忘れたのか、みずから潔く辞職して国政最高の責任者としての政治的道義的責任を明らかにしようとしないことは、断じて許し得ないところであります。
国政最高の機関といわれる国会の 審議の正常化と、これより生ずる国会に対する国民の信頼感というものは、わが国の将来を支配する重要な要素であります。
そうすると、また世の非難は政府の怠慢を責め、政府の怠慢を責めるだけではなくて、私たちが国民の代表として憲法に定められた国政最高の機関としてこの法案を審議し対策を審議する法務委員会の権威にもかかわる。だから、これはいずれゆっくり伺いますが、どうぞこの点は十分御検討願いたいと思うのです。一番これから問題になりますのはひもなんです。業者がなくなってしまうとひもがつく。
○竹中恒夫君 大へん総理は時間をお急ぎのようで、私はこうした重大な問題につきましては、国政最高責任者の総理と十二分な意見の交換なり討議を経て決定いたしたいと思うのでありますが、いろいろと御都合がございますので、はなはだ残念でございますが……、従いまして、きわめて重大な四点につきまして、しかも時間を省略する意味で、先般の衆議院における議事録による当局の御答弁等を一応そのままこの席上での御答弁といたしまして
この国政最高の機関において、一方の政治的責任者たる政府の首班者が不健康な現状において臨まれるということは、いろいろ国政審議の上に重大な支障を来たしておることは、私は否定できないと思う。
これはひとりわが法務委員会だけの問題ではなく、少くとも国政最高の権威たる国会に対する最大の疑惑であります。少くともこういう疑惑の中に包まれて、われわれは厳粛な意味における法案の審議に当るということはたえがたいことだと思います。
従いまして国民の信託のもとに、新しい憲法のもと、国政最高の機関としての立場を持つこの国会においては、その立法機関としてないしは国政監査の機能と責任を持つ機関として、法案の審議に当ってはきわめて厳粛なる態度をとることが必要だと、かねがね考えておる一人であります。
従いましてこの法律が世に出たときに立案者のねらっておられるいわゆる文化革命の一環として、さらに社会の落伍者に対する救済の突破口として実効あらしめるために、われわれは立法の府として、さらに国政最高の機関たる国会の権威において十分に内容を充実せしめたいと思います。
われわれは国民の代表として国政最高の権威たる国会を構成しております。だからできるだけ忠実に国民の立場というものを考えなければなりません。業者の立場も守っていかなければなりません。
それで午前にこの挑発によつて起つて来た事件というものを本法の取締の対象とはしないという立派な答弁があつたのですが、なかんずく今も申上げましたような、或る一個の政党というものを非合法化するという目的を以てその党員に対して働きかけ、或いはこれを誘惑し或いはその判断を誤らしむる、そうして例えばこれは口にするだに忌わしいことでありますが、日本の国政最高の機関というものに対する破壞活動というふうなものを挑発する