2013-10-23 第185回国会 参議院 予算委員会 第1号
いろんなことを加味しながら、先生が目指しているように、地方がそれぞれ元気で自立をしていく、そして国全体の国家統治機能を強化する、こういったことを総合的に検討して、道州制の議論もそうでありますが、今の地方の財源の話も、それはいろんな研究をしていくべきだと。 しかし、一方で、それを結局極めて合理的にやったのは地方交付税だということでございますので、御理解いただきたいと思います。
いろんなことを加味しながら、先生が目指しているように、地方がそれぞれ元気で自立をしていく、そして国全体の国家統治機能を強化する、こういったことを総合的に検討して、道州制の議論もそうでありますが、今の地方の財源の話も、それはいろんな研究をしていくべきだと。 しかし、一方で、それを結局極めて合理的にやったのは地方交付税だということでございますので、御理解いただきたいと思います。
これは国家統治機能の弱点ではないんですか。地方分権があったならばうまくいったかというと、そのときこそ今度は逆に国家としての統治が必要だったときもあるわけです。 ですから、さじかげんであり、ケース・バイ・ケースであり、どっちがではなくて、必要なものをうまくブレンドして最適なものにつくっていけばいいではないか。
地方分権を進めることで、地方の自立性を高める、地方自治を実現させる、あわせて住民のサービスを向上させる、さらには国家統治機能の強化、国としても全体としてよくなっていく、国と地方がそれぞれウイン・ウインの関係になっていく、そのために私はこの地方分権をしっかりと進めていきたい、このように思っています。
しかし、私は、地方分権を進めて国家統治機能を強化する、こういう観点から前進させていかなくてはならないと思いますから、これは議論を深める必要があるんだ、こういうことだと思っております。 しかし、今の問題は法律に対する根幹的な問題でもありますから、これはしっかりとした議論が必要だ、引き続き取り組まなければならない、このように思います。
こういう心配もあるわけでありまして、こういう点も踏まえながら、総理に今回のこの医療の改革、そしてこれからの社会保障制度の全体改革に向けて、この国家統治機能の重要な機能を有している部分が薄れるということのないようにしていただきたいと思いますし、この点につきまして、ぜひ総理の御所見をお伺いできればと思います。よろしくお願いいたします。
しかし、私は、この年金を初めとする医療、介護、こういう社会保障制度というものは、国民の皆さん方が国や地方自治体を信用というか信頼されて税金や保険料を納められて、その税金や保険料を国や地方自治体の機関がその機能を発揮して分配されていくという、ある意味、日本の国家統治機能の重要な一部を担っていると思っております。
すなわち、新都は国民国家の首都機能である国家統治機能を果たしていくだけでは十分ではありません。アジア太平洋地域において高度な国際情報が集まり、国連アジア太平洋本部等多様な国際機関が集積し、世界経済の安定化、地球環境の保全、南北格差の是正等、文明的課題の解決に貢献していくグローバルガバナンスの拠点となり、欧米の価値観に偏しないグローバルスタンダードを創出していく世界都市でなくてはなりません。