2004-12-14 第161回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 閉会後第1号
この大韓航空機の爆破事件という国家的テロ行為を否定するための捏造であれば、そこには拉致問題を超えた金正日総書記の強い意図が働いていたとも見ることができると思いますが、町村外務大臣はどのようにお考えなのか、外交の責任者として大臣の御見解をお伺いをいたします。
この大韓航空機の爆破事件という国家的テロ行為を否定するための捏造であれば、そこには拉致問題を超えた金正日総書記の強い意図が働いていたとも見ることができると思いますが、町村外務大臣はどのようにお考えなのか、外交の責任者として大臣の御見解をお伺いをいたします。
しかし、あのような、まさしく委員がテロとおっしゃいましたけれども、国家的テロ行為のようなものに対して我々が常にそれに備えることができたかといえば、それは極めて困難なことであったと思っております。 そういう行為をやること自体が許されないのであって、私どもがこのことについて国民の皆様方に申し訳ございませんと言うことは、かえって向こうを利することになるのではないでしょうか。
北朝鮮が関与した拉致事件は、明らかに国家的テロ行為であり、断じて許されるべきものではなく、徹底的にその真相解明を図らなければなりません。 それゆえに、今月末に行われる正常化交渉は、拉致問題を最重要課題として位置付け、その全容解明に手を尽くし、国民、何より拉致被害に遭われた御家族の方々が納得のいく解決を導いていくことが肝要であります。