1997-07-08 第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
今、御報告が三点ございましたが、その中で私は、これは以前に外務委員会でもちょっと質問したことがあったんですが、やはり今回のこの報告書の中、それからこの間軍事裁判でも、日本は余り警備を必要ないとは言っていなかったということはありますが、どうも国家情報局みたいなところに専門家が行って情報をとるという姿勢に欠けていたというのがこの報告書の中にも出ておるわけです。
今、御報告が三点ございましたが、その中で私は、これは以前に外務委員会でもちょっと質問したことがあったんですが、やはり今回のこの報告書の中、それからこの間軍事裁判でも、日本は余り警備を必要ないとは言っていなかったということはありますが、どうも国家情報局みたいなところに専門家が行って情報をとるという姿勢に欠けていたというのがこの報告書の中にも出ておるわけです。
その暗殺したのはチリの国家情報局とかいう、ちょうどKCIAと同じようなものですね。それがアメリカに亡命していた元外務大臣を暗殺した、こういうことの中でアメリカがチリとの国交を断絶しているということも事実なんです。そういう評価をひとつきちんと踏まえてもらわなければ困ると私は思います。
このためチリの人民連合政府の外相だったレテリエルという人がチリの軍事政権の秘密警察によって爆死させられるというふうなことがあって、アメリカ政府の調査によってこれら一連の暗殺行動が発覚して、アメリカ側からは、いわゆるチリの軍事政権の国家情報局ですか、長官ら三人のアメリカへの強制送還を要求した。
その後若干の変遷を経て、FBISは第二次世界大戦後の一九四六年八月に国家情報局の中央情報グルーブ、すなわちCIGのもとに移管をされました。そうして翌一九四七年に中央情報局、つまりCIAが設立をされた際に、中央情報グループ、CIGの他の機関とともにCIAに吸収され、今日に至っておるのです。これ軍だと言えますか。