1972-05-11 第68回国会 衆議院 決算委員会 第10号
そういうものが中心にあるという、いわゆる天はみずから助くる者を助くという考え方、これは必要かと思いますけれども、何といっても人間は社会的な動物というか一つの社会を形成している、お互いに助け合う、そういう本質的な、本能的なものがあるのだから、それをやはり生かすべきではないか、実はかように思うのでありまして、それがただいまの福祉国家形式への最近の動向ではないかと思う。
そういうものが中心にあるという、いわゆる天はみずから助くる者を助くという考え方、これは必要かと思いますけれども、何といっても人間は社会的な動物というか一つの社会を形成している、お互いに助け合う、そういう本質的な、本能的なものがあるのだから、それをやはり生かすべきではないか、実はかように思うのでありまして、それがただいまの福祉国家形式への最近の動向ではないかと思う。
かくて、神武創業の国づくりと、大化の改新における国家形式と、明治維新における近代統一国家の形成とは、わが国歴史上において、さん然と輝く三大事件でありまして、時代条件と国際環境を異にしながらも、その精神、その気概においては、二千年の長きにわたり、歴史的伝統として脈々とつながっているのでありまして、これこそ日本民族不動の確信であります。
ぼうばくとしたいにしえに建国のもとを求めるよりは、むしろあなたのおっしゃった近代国家形式の日に建国の日を求めたらいいじゃないですか。