1982-12-22 第97回国会 参議院 予算委員会 第3号
憲法問題、あるいは国家問題等に関する私の過去の思想的変遷というものを考えてみますと、戦争直後、特にマッカーサー司令部に占領されておった当時、国会議員として復員して出てまいりまして、やや衝動的な面があったように反省しています。私自体が昭和二十二年に登院したときには、海軍の軍服を着て襟章を取って出てきた、あるいは陸軍の軍服を着て襟章を取ってきた国会議員もおりました。
憲法問題、あるいは国家問題等に関する私の過去の思想的変遷というものを考えてみますと、戦争直後、特にマッカーサー司令部に占領されておった当時、国会議員として復員して出てまいりまして、やや衝動的な面があったように反省しています。私自体が昭和二十二年に登院したときには、海軍の軍服を着て襟章を取って出てきた、あるいは陸軍の軍服を着て襟章を取ってきた国会議員もおりました。
この認識に基づいてつくられた、いわゆる防衛庁原案では、「アジアにおいては、米、ソ、中をめぐる関係が複雑であるとともに、政治的不安定や経済的、社会的後進性あるいは分裂国家問題等多くの国際緊張の要因が存在している。とくに、中華人民共和国の核装備の進展、ニクソン・ドクトリンの実施による米軍のアジアからの撤退、さらにソ連海軍の拡充等は、今後のアジア情勢に微妙な影響を及ぼすものと考えられる。」