1954-03-18 第19回国会 衆議院 文部委員会 第20号 すなわち教育勅語が持つておつたところの明治中期における思想的背景、申すまでもなく天皇を中心とした国家主義的思想背景というものは一擲すべきなんだ。そのことによつて生れて来る教育の人間像というものは、これはわれわれが新教育において期待しておるものではないというその論断によつて、ここに教育の改革ではなくして革命が行われたと文部省は報告しておる。 辻原弘市