1956-03-12 第24回国会 参議院 本会議 第20号 民主主義教育と申し、排他的超国家主義排除の教育と申しましても、それはいかなる歴史の段階においても国民が一つの国家の構成員であるとのりっぱな自覚を失わしむるがごとき教育となってはならないと思いますが、この点、総理並びに文相はいかにお考になりましょうか。 教育基本法が国会で審議されました当時、当時の貴族院の一議員は、人間には個人としての資格と国家社会の組織の一員としての資格の二つがある。 笹森順造