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49件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1972-08-09 第69回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号

わが国関税率体系は、法律に定められました国定税率条約により譲許している協定税率とに大別されておりますが、わが国中国との間には条約による最恵国待遇関係がございませんために国定税率適用されております。したがって、協定税率国定税率を下回る品目については格差が生じておることになりますが、これは特に中国だけを意図的に差別しようとするものではございません。

中曽根康弘

1971-07-23 第66回国会 衆議院 商工委員会 第1号

ケネディラウンド実施いたしますときに、中国国交関係が回復いたしておりませんために、国定税率適用しておるということから関税格差ができまして、これの改定につきまして政府といたしましても努力をしてまいりまして、四十四年度にはエビ、ロジン等三百五十一品目、四十五年度に干しブドウ等四十品目、四十六年度に活性炭その他で三十一品目、現在御指摘のように二十三品目なお関税格差が残っておりますが、これは今後とも中国

中村俊夫

1970-04-03 第63回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号

ただ、私どもといたしましては、御存じのように国定税率これはどこの国でも原則としては適用するという税率を設けてございます。ただし協定税率、と申しましても主としてガット関係でお互いに譲許をした税率でございます。このガットの場合におきましては、自分の国も関税率を下げるから相手の国にも下げさすということで、相互に関税率を下げ合うという交渉の結果生まれたものでございます。

上林英男

1970-04-03 第63回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号

そのときに、ことにKRの進展に伴いまして、国定税率協定税率格差がだんだん広がっていく、それによって協定税率適用国でない国に対しての格差がひどくなってはいけないのではないか、したがって、そういうものについてもできるだけケネディラウンド関税一括引き下げが均てんされるようにすべきである、こういうような附帯決議もいただいているわけでございます。

上林英男

1970-04-03 第63回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号

上林政府委員 いま仰せられました国におきましては、関税率の立て方がわが国と違っておりまして、わが国の場合には御存じのように国定税率協定税率の二本立てになっておりますけれども、いま仰せられました国につきましては一本税率で規定をされておりまするので、その結果といたしましては、KR税率がそういうような国にも均てんするということになっていると承知いたしております。

上林英男

1970-03-03 第63回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号

そういうような観点から、万年筆につきましては、やはり協定税率より国定税率のほうが適当であろう、こういう考え方に立ったわけでございます。  なお、御指摘の点につきましては、もちろん外交関係がございませんので十分調査はできませんけれども関係業界等を通じまして、できるだけ努力をいたしたいと思います。

上林英男

1968-05-15 第58回国会 参議院 外務委員会 第13号

そこで、その中で中共が主として関心を持っているようなもの、金額のなるべく大きいものからだんだんに検討をいたしまして、それで関税国定税率改正は九月ごろまでに、それまでに各省で一応案をつくりまして、そうしして関税率審議会へ出す、それから関税率審議会検討を進めまして、十二月ごろに関税率審議会から答申が出る、それから国会に出す、こういう順序になっております。

武藤謙二郎

1968-05-15 第58回国会 参議院 外務委員会 第13号

そういうものについて関係各省でもってこれを国定税率ガット譲許税率並みに下げられるかどうか前向きに検討しよう。そこで、これが下げられるということになりますと、国定税率を下げるということで問題は解消する、こういう方向でもってこれを解消する。そういうことで私どもずっとやっておるわけでございます。それで、これから一年かけましてそういう前向きの検討をしよう。

武藤謙二郎

1968-04-24 第58回国会 衆議院 外務委員会 第15号

ところが、いま私が提起しましたように、ケネディラウンド実施に伴って関税定率法改正があり、国定税率改正をしておるわけですね。そして、譲許表に即応するようにある種の部門の手直しはしました。しかし、実際には三百五十何種類というものが事実上関税格差が出て、仕事がしにくくなってきておるというこの実情は、やはり否定できないと思うのです。大臣はその点はお認めになりませんか。

石野久男

1968-04-24 第58回国会 衆議院 外務委員会 第15号

すなわち、政府といたしましても、中共貿易につきましても、できるだけ拡大の方向努力をいたしてまいる所存でありますことは言うまでもないわけでございますが、具体的に申しますと、今回のKR税率実施によって国定税率協定税率の間に格差を生ずることとなるようなものにつきましては、具体的には、中共が主として関心のあるような品目につきまして、国内産業への影響を考えながら、国定税率改正の際に個々に前向きに検討を進めてまいりたい

上林英男

1968-04-23 第58回国会 衆議院 外務委員会 第14号

中共共産圏の場合は、国内産業への一つの配慮というものも必要でありますから、貿易によって国内産業が急激な打撃を受けるということは考えなければなりませんので、そういう国内産業の面とにらみ合わして、国定税率ケネディラウンド実施される機会に今後引き下げていく、国内産業に対して打撃を与えない限り引き下げていく方向検討していくというのが政府方針でございます。

三木武夫

1968-04-23 第58回国会 衆議院 外務委員会 第14号

しかし、実質的には便益関税のところへも適用になりますけれども、その他のところには国定税率と申しますか、定率法暫定措置法税率適用になるわけでございます。したがって、日本のほうはいまの関税率は二本立てになっております。ただ、実際問題としては、定率法ないし暫定措置法国定税率譲許税率と同じである——形は違いますけれども、実質の税率が同じであるというときには、結果は同じということになります。  

武藤謙二郎

1968-04-19 第58回国会 衆議院 外務委員会 第13号

三木国務大臣 中共自身の側でも二本立ての税率で、高いほうを日本適用しておる関係もありますから、これは、貿易は相互主義的なものでありますから、日本もできるだけ国定税率引き下げていくよう努力し、また中共も、こういうような最恵国待遇がない間柄の貿易を拡大していこうというなら、中共自身努力も要ることでしょうし、全部日本ばかりの責任だというわけではないので、やはり両国の関係を改善していこうというためには

三木武夫

1968-04-17 第58回国会 衆議院 外務委員会 第12号

しかしながら、中共からの輸入物資で、日本産業上、また需給上も非常に大事だというようなもの、しかも、かなり大きなまとまったものになるというので、大豆銑鉄等につきましては、先生御存じのとおり、別途関税定率法改正を御審議願いまして、それによって国定税率自身を下げるということによって、結果として均てんできる形にしているわけでありまして、その結果といたしまして、実際に均てんがされない品目数はいろいろとこまかい

鶴見清彦

1968-04-17 第58回国会 衆議院 外務委員会 第12号

KR実施後も格差がないというものは、中共の場合、金額的に申しまして大体六〇%、その他の四〇%のもののうちでも、大豆とか銑鉄とかそういう十九品目につきましては、それぞれの品目わが国国民経済にとっても非常な重要なもので、たとえば銑鉄とか大豆とか、そういう意味合いのもの、また、国内産業事情から見ましても競合がない、そういうような判定をいたしておるものでございますから、これをKR税率まで引き下げて、国定税率

渥美謙二

1968-03-30 第58回国会 参議院 予算委員会 第10号

しかし、大豆であるとか、あるいは銑鉄であるとか、そういったものは国定税率協定税率にあわせてこれを改定するという方針でやりますので、その点は救われますけれども、その他のまだ国定税率を変えない品物につきましては、今後ケネディラウンドの進行に伴って格差が出てくることは当然でございます。

椎名悦三郎

1968-03-28 第58回国会 参議院 大蔵委員会 第9号

政府委員武藤謙二郎君) もう少し具体的に申し上げますと、まず中共からの輸入品の中で、今度お願いしております国定税率引き下げも含めまして、金額のウエートで八〇%は差がなくなるわけでございます。残りの二〇%のうちで、ケネディラウンド関係で差ができますのが一四%、従来からあるのが六%、こういうことになっております。  

武藤謙二郎

1968-03-28 第58回国会 参議院 大蔵委員会 第9号

国務大臣水田三喜男君) 附帯決議に対して私の発言しましたのは、だいま御決議のありました事項については、政府としても御趣旨に沿って善処したいと存じますということを申したわけでございますが、で、政府として御趣旨に沿ってどうするかということにつきましては、結局今度の関税の問題から、国定税率協定税率との間に相当大きい開きができましたので、中共が主として関心のある品目については、国内産業への影響を考えながら

水田三喜男

1968-03-28 第58回国会 参議院 大蔵委員会 第9号

政府委員武藤謙二郎君) これはいま日本関税体系譲許税率国定税率の二本立てになっておりますが、今度大豆銑鉄についても国定税率譲許税率と同じにするということをしております。それで前向きで検討をするわけでございますが、私どもが考えておりますのは、そのときにまた間の関税率改正をするということはなるべくしたくない、それでやるかやらぬか、これからの検討でございます。

武藤謙二郎

1968-03-26 第58回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号

倉成政府委員 中共貿易について、おそらく関税のことについての御質問だと思いますが、関税定率法の御審議のときにいろいろ貴重な御意見を承ったわけでありますが、政府といたしましては、中共貿易を促進するため前向きで対処いたしたいということで、いま中共に対しては国定税率をとっておるわけでありますけれども、石炭あるいは米等については国定税率を下げて、関税協定のある国々と同じ、協定税率と同じものをとっておる。

倉成正

1968-03-21 第58回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号

水田国務大臣 私は分科会でも答弁しておるはずでございますが、この便益関税適用というのは無理だ、しかし格差の生ずる各品目については、国内産業事情が許す限り、国定税率改正のときにおいて前向きにわれわれは考えていくということを言ったのですが、これが大体いまの政府の態度でございます。

水田三喜男

1968-03-19 第58回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号

そのほか金額の大きいものは魚類が非常に多くて、これは御承知のような関係でそう簡単にどうするということはなかなかむずかしい、そういう状況でございますが、相手国処遇状況——中共に限りませず、国定税率を下げるにつきましては、相手国処遇状況も考慮しなければなりませんが、さらに国内産業への影響というようなものも考えまして、なるべく関税は下げていく、そういう方向でこれからも進めたい、そう思っております。

武藤謙二郎

1968-03-19 第58回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号

そういうむずかしい問題はございますけれども、先ほど来申しましたように、私どもとしましては、さしあたりまず一番大きな品目である生糸について四十三年度じゆうに前向きで検討をして、それでその結果差しつかえないということになりますと国定税率を下げる。これがきまりますとまた絹織物についても同じような結論が出やすくなると思います。

武藤謙二郎

1968-03-19 第58回国会 参議院 予算委員会 第2号

国務大臣佐藤榮作君) 私が事務当局から得た資料、これはいまの日中貿易で現実に取引がある、そういう品物のうち、金額的に、その約八〇%が国定税率とそれから協定税率の間に差がない、こういうように実は聞いたのでございます。したがいまして、ただいまのお話のように、なおいろいろ問題があるようですから、その辺はさらに検討させます。これはただいま事務当局から説明さしてもいいと思います。

佐藤榮作

1968-03-14 第58回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第3号

中国ケネディラウンドとの関係関税率がどういうふうになるかという御質問だと思いますが、ケネディラウンドで下がります結果、それから中共関係KRはございませんから、当然には均てんしない、そういうことの結果、法律改正をいたしませんと、六割のものは差がないけれども残りが四割ございますが、その中で二割は大豆銑鉄、これを国定税率ケネディラウンドに合わせて下げる、こういうことをいたします。

武藤謙二郎