1964-03-12 第46回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
これは機械化されて、いまの自衛隊は全部国土開発隊にしろと言っても、政府はなかなか聞かぬでしょうが、少なくともあれくらいの規模のものが、機械を——しかし、それだけに人を動員することはできないかもしれませんが、国土開発隊なり何なりが機械力をもって開発していかなければ、三百町歩もの開発というものは、口で言うのは簡単だが、実際にはできない。
これは機械化されて、いまの自衛隊は全部国土開発隊にしろと言っても、政府はなかなか聞かぬでしょうが、少なくともあれくらいの規模のものが、機械を——しかし、それだけに人を動員することはできないかもしれませんが、国土開発隊なり何なりが機械力をもって開発していかなければ、三百町歩もの開発というものは、口で言うのは簡単だが、実際にはできない。
(拍手)自衛隊は国土開発隊に再編成すれば、憲法改正も必要ないし、多額な債務負担行為である、おもちゃのロッキードを作るのをやめて、平和国土建設のために、再災害防止のために投資し、万全の備えをなすべきであると思うが、どうか。
最後に、一点、自衛隊の改編と国土開発隊の創設についてお伺いをいたしたいのであります。今回の災害にあたりまして、自衛隊の即時出動態勢は必ずしも機敏ではなかったと言えますが、被災者の救出、応急措置等に対する自衛隊の出動・協力は、被災者を初め関係方面に感謝をされたのであります。
これに対して対抗する国土建設隊、あるいは国土開発隊に切りかえていく方が私はいいのではなかろうかと言って、これを指摘しているのでありまして、この点もよくお考えの上に答弁あらんことを切望いたします。(拍手) 〔国務大臣岸信介君登壇〕
(拍手) 第二点の、自衛隊を国土開発隊に編成がえしろという御議論でありますが、その点に関しましては、先ほど淺沼君の御議論に対しましてもお答えした通りでありまして、私は、自衛隊の本来の任務、これはやはり直接、間接の侵略に対して日本を守り、そうして国民の安全と平和を守るということにあると思います。
そういうようなことにつきましては、私の今後残るところの人生を全部捧げて、こういう国を、平和国家を守りたい、かように考えておるわけでございますが、しかし現在われわれが置かれておる政治が、皆様方のお力によりまして、グラマン機の購入もやめる、再軍備も逐次撤廃をする、自衛隊も国土開発隊に転換をするというような雄大な御構想が裏打ちせられるならば、私は皆さん方と同調をする、あるいは先頭に立って旗を振ることをここでもって
と称するものが蟠居している林野庁のこのやり方に対しても、すぐにどうこうというような根本的な切りかえはできないかもしれませんが、とにかく今の酪農なら酪農を伸ばすならば、スイスのように、やはり今、この近間なら熊笹でおおわれているような奥地の山、あるいは北海道の酸性土壌地帯のカシワ葉がずっとはびこってるような、むだに使われている山、そういうものを、農村の二、三男を動員して、社会党が言うように、徹底した国土開発隊
こういうところに自衛隊の諸君が国土開発隊として積極的に御協力願いたいと思うわけであります。
従って保守党内閣から革新内閣へと政権が授受される場合においても、また革新内閣から保守党内閣へとそうした政権が移される場合におきましても、内閣のかわることによって、自衛隊そのものが直ちに国土開発隊になったり、また自衛隊になったりというよりな急激な変革がないようにするためにも、常に町の政府は、反対党が何を考えているか、また反対党もある程度現実を重視して、理想に走らないというような努力をしていって、そうしてその