2020-01-27 第201回国会 衆議院 予算委員会 第2号
包むという概念で実はあったんですけれども、それを伝え切れていなかったので、第二国土軸に対する反感、あるいは国土総合計画に対する反感があったわけであります。 この仕覆というのは、茶器を包み、そして茶器を育てるという言葉すらあります。災害を伝え、記憶を伝えるという意味でもあり、そして、将来の、未来の日本を、日本人の人生を育てるという意味まで含んでいるわけでございます。
包むという概念で実はあったんですけれども、それを伝え切れていなかったので、第二国土軸に対する反感、あるいは国土総合計画に対する反感があったわけであります。 この仕覆というのは、茶器を包み、そして茶器を育てるという言葉すらあります。災害を伝え、記憶を伝えるという意味でもあり、そして、将来の、未来の日本を、日本人の人生を育てるという意味まで含んでいるわけでございます。
日本も、何次にもわたる国土総合政策をつくってやってきました。過密過疎の解消をテーマに掲げたり、あるいは国土の均衡ある発展を掲げてやってまいりました。しかし、残念ながら、やってきた政策というのは、意外と逆な政策をやってきたんですよ。 例えばでありますが、首都圏整備計画というのがありました。
介護とかの問題につきましてはこれで終わらさせていただきますけれども、是非大臣におかれましては、本当に私、全総といって、全国国土総合開発計画というのが昔あったんですよ。あれはやはり日本を公共事業に偏重させたんじゃないかというふうには言われますけれども、やはり、あの時代にあの計画を立てて日本の交通網であり様々なインフラを整えていったというのは、すさまじく大きな僕は成果があったと思うんですね。
その根拠法であります国土総合開発法というのが制定されたのが昭和二十五年でございますけれども、その当時、人口の急増や右肩上がりの経済発展といった社会情勢の中で、開発を基調とした量的拡大を志向したものというふうになっておりました。
それをなるべく総合的に扱っていかなきゃいけないということは昔から言われていたところでございますけれども、それは法体系の中で総合化するのではなくて、例えば国土総合開発計画もそうですし、いろいろな個々のプロジェクトの中で実務者レベルで連携をとるというところにとどまってきたということでございます。
国土計画的な観点からお話ししようと思うんですが、現在、国土総合開発計画が国土形成計画に変わった、その前後くらいだったと思いますけれども、大学や工場なんかを首都圏の中につくっちゃいけないというルールが撤廃されて、東京にもそんなものを昔と同じようにつくっていいようになりましたよね。
大体、新幹線、リニア新幹線も含めて新幹線計画なんていうのは、これは国土総合計画の中で国家戦略としてこれは進められるべきものである、そういうふうに思います。JR東海一存、まあ一存じゃないでしょうけれども、の主体的なリーダーシップによってこのルートが決められ、そして駅の位置が決められ、そして元々大きな日本の国土軸であった東京—大阪というこの区間、これを結局縮めてしまうことになるわけです。
これは、国土交通省がつくって、いわゆる国土総合開発計画、それ自身を改めて、そして名前を変えて国土形成計画法というのをつくりましたよね。
国土総合開発法のこれまでの経緯につきましては、今まさに委員がおっしゃられたとおりでございまして、そういった中で、ずっと一つ大きな問題として、東京を中心とした一極一軸構造というのが続いておるわけでございます。 これにつきましては、やはりこういったものを変えていく必要があるということでございますけれども、今の状況を考えますと、国際化が進んでいる中で、特に東アジアが非常に発展してきておる。
そういうことを考えたときに、これを一律に、国土総合開発計画ということで一元的に国がとらえるんではなしに、多層的に全国、それから地方ブロックということで、それぞれにその地方が協議して、ここはこのようにやっていこうというようなことによってその圏域はより特色を、それぞれの固有の特色を持った発展をしていくことができると。
そういう中で、国土行政としては、国土総合開発法に基づいて全国総合開発計画というのを作っていろいろと強力に施策を展開してきたと。全国総合開発計画は第二次、第三次、第四次、五次まで来たんですよね。
昭和二十五年に国土総合開発法ができまして、それから全総計画というのをずっとつくってまいりました。平成十年に第五次の全総計画ができまして、国土のグランドデザインという名前でございますけれども、それまで、東京一極集中の是正ということで、さまざまな地域開発の政策を行ってきたということでございます。この政策自体はいい面もあったと思いますけれども、その中でいろいろな弊害ももたらした。
戦後の日本の国土開発計画、この中心的な役割を担ってきた国土総合開発法、これが一昨年、国土形成計画法に改められました。現在、国土審議会の計画部会が全国計画策定中であると聞いております。この国土総合開発法に基づくいわゆる全総、昭和三十七年の第一回目から、その後、四回に及ぶ改定を重ねてまいりました。
昨年、全総計画の基本でございます国土総合開発法を改正いただきまして、新しく国土形成計画法ということに改めていただきましたけれども、その趣旨も、今御指摘がございましたようなこれまでの高度経済成長あるいは右肩上がりのいろいろな構造、こういったものが大きく変わってきたというものがその背景にあったというふうに認識しております。
政府として、全総から五全総、地域格差の是正、国土の均衡ある発展ということでずっと来たわけですが、ここで一体、それにかわる一つのビジョンというか方向性というものは、国土総合開発法というのが昨年できたわけです。
こうした中、御案内のとおり、昭和三十七年以来五回にわたって策定されてきました全国総合開発計画の根拠法であります国土総合開発法が昨年改正され、新たに国土形成計画法が制定されました。特に、国土形成計画は、全国計画と広域地方計画の二本立てにより構成されることになりました。このことは、地域ブロック単位での戦略的な広域地方計画づくりを推し進めることを意味し、まさに時宜を得た改正であったと考えております。
簡単に言えば、国土総合開発計画はまだ見直しの最中だと聞いているからやらなかったというわけですよね。 だけれども、法律には義務規定と書いているじゃないですか。義務規定で書いているんだから、よそにらみで、よそもやっていないからうちもやっていませんでしたというのは、これは理由にならないんですよ。だったら、そういうふうに法律を変えればいいだけなんです、もし政府内で調整するのであればですよ。
本法律案は、社会経済情勢の変化に適切に対応し、総合的な国土の形成を図るため、国土総合開発計画の計画事項を拡充し、その名称を国土形成計画とするとともに、都府県総合開発計画の廃止及び広域地方計画の創設、国土利用計画、首都圏整備計画その他の関係する計画制度との所要の調整等の措置を講じようとするものであります。
○議長(扇千景君) 日程第三 総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。 まず、委員長の報告を求めます。国土交通委員長田名部匡省君。 ───────────── 〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕 ───────────── 〔田名部匡省君登壇、拍手〕
○政府参考人(尾見博武君) 確かに、国土総合開発法では、利用、開発、保全と、これを三つの柱のような形で位置付けておりましたけれども、これまでの時代では、やっぱり人口の急増ということを背景にして、増大をするいろいろな需要に対して対応するということで国土の開発を行うことが求められてきたと、こういうふうに思います。
○委員長(田名部匡省君) 総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。 質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(田名部匡省君) 総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。 本日は、武蔵工業大学学長中村英夫君、シンクタンク山崎養世事務所代表・前ゴールドマン・サックス投信株式会社社長山崎養世君及び日本大学商学部教授永山利和君の以上三名の参考人に御出席をいただき、御意見を聴取し、質疑を行います。
長 中村 英夫君 シンクタンク山 崎養世事務所代 表 前ゴールドマン ・サックス投信 株式会社社長 山崎 養世君 日本大学商学部 教授 永山 利和君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○総合的な国土の形成を図るための国土総合開発
総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
休憩前に引き続き、総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案を議題とし、質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(田名部匡省君) 総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。 本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次御発言願います。
一雄君 副大臣 国土交通副大臣 蓮実 進君 国土交通副大臣 岩井 國臣君 大臣政務官 国土交通大臣政 務官 伊達 忠一君 事務局側 常任委員会専門 員 伊原江太郎君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○総合的な国土の形成を図るための国土総合開発
○国務大臣(北側一雄君) ただいま議題となりました総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 我が国が人口減少時代を迎えつつある今日、国民の不安感や不透明感が拡大する中で、国土及び国民生活の将来の姿を示すことが極めて重要であります。
○委員長(田名部匡省君) 総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案を議題といたします。 政府から趣旨説明を聴取いたします。北側国土交通大臣。