2019-04-09 第198回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
また、緊急地震速報で発表する予測震度につきましては、震源から離れるほど震度が小さくなるという性質に加え、過去の震度の観測実績や国土数値情報を基とした地盤のデータを活用し、各地域の地盤の揺れやすさを考慮することで精度の向上を図っております。
また、緊急地震速報で発表する予測震度につきましては、震源から離れるほど震度が小さくなるという性質に加え、過去の震度の観測実績や国土数値情報を基とした地盤のデータを活用し、各地域の地盤の揺れやすさを考慮することで精度の向上を図っております。
例えば、自然公園特別地域は候補地選定の際に環境保護の観点から除外をされるのですが、環境省が選定の際に使用した国土交通省の国土数値情報には、栃木県に尾瀬国立公園の存在そのものが入っていませんでした。ちなみに、環境省のホームページには、尾瀬国立公園というのは群馬、福島、新潟、栃木の四県にまたがっているとちゃんと書かれています。環境省が適切な判断材料を用いたかという問題になってきます。
お尋ねの国土数値情報につきましては、国土交通省が収集した地理情報を数値化しまして、国土数値情報ということでまず内部的な使用をしておりますけれども、地理空間情報の活用推進の観点から、外部の方にもできるだけ積極的に活用していただくために国土数値情報ダウンロードサービスとして公開しているものでございます。
この考え方の下で、国土交通省の国土数値情報や防災科学技術研究所の地すべり地形分布図データベースなどを用いて、地すべり地形箇所といった土砂災害の危険性の高い場所を除外したというところでございます。今回御指摘の詳細調査候補地になっております深山嶽は、そうした除外されるべき場所に該当しないということでございました。
その辺の兼ね合いが大事だということでございますが、現状では、浸水想定図作成において、現段階で、国土数値情報として地盤高標高を含むデータとして、精度の高いものとしては五十メーターメッシュのデータでございます。これを用いて、はんらんシミュレーションを行って、そして浸水区域や浸水深を求め、それを実際の地図の中に連続的に落としていく、こういうことをやっております。
国土庁も、こうは言うものの、長官も御承知のように、国土数値情報ですか、国土の保全に関することはきちっとしたものを持っていらっしゃる。これは私も知っておる。土地保全図、これは私は静岡県のものを持っておるのですが、国土庁も立派な数値は持っておるのです。これを読むのに、専門的な知識がないと読みにくい、解析しにくい部分がたくさんあるのです。