2005-03-03 第162回国会 参議院 予算委員会 第4号
国土小国、資源小国、日本のハンディキャップを申し上げれば切りがありませんが、そういう状況の中で、本来貧乏国であるこの国がこれだけの大国を維持しているというのは教育に根差す、正に教育立国こそ私たちのあるべき姿、国是である。
国土小国、資源小国、日本のハンディキャップを申し上げれば切りがありませんが、そういう状況の中で、本来貧乏国であるこの国がこれだけの大国を維持しているというのは教育に根差す、正に教育立国こそ私たちのあるべき姿、国是である。
まず最初に、御指摘がありましたように、ことしは台風あるいは地震、いろいろな問題があって、通常以上の大変な荷物を背負った、そういう心からの御同情を寄せられましたけれども、私も全く同感でありまして、この国は、国土小国、資源小国に加えて、七割は急峻な山で、しかも資源がゼロ、かてて加えて七つの地震帯がはい、しかも台風の常襲地帯。
そういう意味では、先ほども少しく申し上げましたけれども、何といってもよって立つ原点は国土小国、資源小国でありまして、この国が世界のGNPの一七・五%も維持するというのは、これは大変なことをやってのけているわけでありますから、小さい体で大きな子供を産むのと同じようにそれ相応の苦しみがつきまとうのは当然でありまして、これを克服し、よりさらに新しい前進の機能を発揮するためには文部省の役割は極めて重要である
まさに我が国は国土小国、資源小国、これがさらに活力を維持するとなれば、当然人材大国とでもいいましょうか、やはり学術の振興を図って、これらを基本として国内の発展、さらには世界へも貢献していくということが大事でありますから、ますます私はこれから大学教育の重要性というのは増してくるんだと、こう考えているところです。