1997-11-26 第141回国会 衆議院 決算委員会 第6号
それで、この特別会計をどうしようかということでずっと議論されているわけですけれども、コスト的に見合わない国土保全林、自然維持林、森林空間利用林、こういったことにどれだけのお金がかかっているか、これはコストに合わないんだよということを国民にもしっかりと理解を求めていく、それで経営計画も立てていく。
それで、この特別会計をどうしようかということでずっと議論されているわけですけれども、コスト的に見合わない国土保全林、自然維持林、森林空間利用林、こういったことにどれだけのお金がかかっているか、これはコストに合わないんだよということを国民にもしっかりと理解を求めていく、それで経営計画も立てていく。
国有林を、一、国土保全林、二、自然維持林、三、森林空間利用林、四、木材生産林に類別して経営把握をするべきだと、こういうことを林政審議会でも言っているわけです。 あるいは総務庁の行政監察の結果として、「国有林野事業を経営するに当たっての採算性と公益性との調整に関する考え方が法律上において必ずしも明確にされないまま事業経営が行われ現在に至っている」、こういう指摘をしているわけです。
○説明員(高橋勲君) 平成三年に作成しました第四次の計画につきましては、それまでの第三次と違いますところは、今御指摘のような森林を機能別に分類して、それぞれにふさわしい施業をするべきだ、こういうことを御指摘受けまして、この第四次計画では、実際に国土保全林、自然維持林、森林空間利用林、そして木材生産林と、こういうことで分類をいたしまして、それぞれに従った施業をしたところでございます。
例えば、国土保全林ですとかあるいは自然維持林ですとか、そういった形にタイプ分けいたしまして、それぞれにふさわしい施業管理、経営管理を行っていくというようにいたしているところでございます。
それから、高く売れる木はほとんど切り尽くして人件費ばかり捻出したなんて言っていますけれども、そうではありませんでして、森林整備の仕方につきましても、伐採跡地につきまして十分に植林しておりますし、また四つの機能分類をいたしまして、全部切るのではなくて、ここは森林空間、国土保全林として残すべきだというところはそのようにして施業の仕方も変えているわけでございます。
四つに分けて、一つは国土保全林、二つ目には自然維持林、三つ目には森林空間利用林、四つ目に木材生産林。要するに、事業的に運営していくのはこの四番目の木材生産林ということになるだろうと思います。森林空間利用林は利用料なんかは取れるにしても、もともと採算がとれるものでは本来ないだろうと思います。
どの分類にどのような助成をするかということについては識別はなかなか難しいんですが、国土保全林を中心としました山には全額一般会計負担で治山事業経費を投下すると。
それから、森林施業という観点からも平成三年には森林法を改正いたしまして、複層林の施業を導入するとか、それから国有林につきましても国土保全林、自然維持林、森林空間利用材、木材生産林というふうに機能分類いたしまして、その機能に応じて森林施業を行うというふうなことをやっております。さらに森林生態系の保護地域の指定を強化しました。平成六年の四月現在で三十八万ヘクタールに及んでおります。
このため、全国有林を国土保全林、自然維持林、森林空間利用林、木材生産林の四つの機能に区分をいたしまして、それぞれの森林がその機能を十分に発揮できるように、現在管理経営を行っているところでございます。 ただ、木材生産にかかわる分野につきましては、現在収入的に大変厳しい状況にございますし、また支出もなかなか削減できないということで、財政的に大変厳しい状況にあるわけでございます。
その意味では、保安林制度等を活用いたしまして、そうした公益的な森林の整備を進めてまいりますとともに、特に国有林につきましては、全国有林を、国土保全林、自然維持林、森林空間利用材それから木材生産林、この四つの森林に区分をいたしまして、それぞれ同森林についてその機能が最も発揮されるような山の取り扱いをしていこうということにいたしているところでございます。
国有林につきましては、全国有林を国土保全林、自然維持林、森林空間利用材、木材生産林の四つに区分をいたしまして、それぞれの森林にふさわしい山の取り扱いをしておる、こういうことになっております。
すなわち、国土保全林、自然維持林、森林空間利用材、木材生産林というように機能類型化しまして、その区分に応じまして適切な森林施業を実施しているというところでございます。
お触れになった国有林の機能類型というのは、これは各営林局で、それぞれの管轄区域ごとに今後どういう利用が図られる可能性のある森林であるかということで、国土保全林なり自然維持林なり空間利用材なり木材生産林というふうに分けるというものでございまして、今おっしゃいますヒューマン・グリーン・プランの候補地と必ずしもびたり合っているわけでもないわけでございます。
これは国土保全林という性格づけをしまして、適切な施業管理を行うというような形にしておりまして、今の国有林三百九十八ヘクタールのうち、国土保全林が百三十一ヘクタール、自然維持林が二百六十八ヘクタール、そのうちで森林生態系保護地域として特に保護するところが百七十五ヘクタールというふうになっているわけでございます。
○馬場政府委員 国有林野事業の流域管理体制についてのお話は、先ほど御答弁申し上げましたけれども、やや今のお話に敷衍させていただきますれば、国有林野というのは非常にいろいろな機能を持っていると私ども考えておりまして、その機能によりまして国有林の機能別分類といいますか類型化を現在しておるところでございまして、国土保全林、自然維持林、空間利用林、木材生産林、大体四つぐらいの機能に分けまして、それぞれの機能
これは既に我々としても国有林の機能を四つの分類にしまして、国土保全林、自然維持林、森林空間利用材、そして木材生産林というふうに分けているわけです。それで、今の御指摘は、木材生産林という性格づけをされたものの中でいわゆる一斉造林をするのにどういう地域を選ぶかという問題でございます。
国有林といたしましても、平成二年十二月に林政審議会の答申をいただきまして、森林がいろいろ多くの機能を持っているわけですけれども、その中で重点的に発揮されるべき機能によって、国有林野を、国土保全林、自然維持林、森林空間利用材、木材生産林の四つのタイプに分けて、それぞれの機能の発揮を、それにふさわしい林業技術を適用することによって管理経営していくということで森林の機能を最高度に総合的に発揮させるようにしていきたいというふうに
具体的には、森林が重複して有しております多面的な機能のうち、重点的に発揮させるべき機能を明らかにすることとしまして、国有林野を国土保全林、自然維持林、森林空間利用材、木材生産林の四つのタイプに類型化し、それぞれの機能の維持向上を図るのにふさわしい林業技術を用いて管理経営を行うこととしております。この木の類型に基づき、例えば国土保全林におきましては保安林の指定、治山事業の積極的実施。
そこで、費用でございますけれども、ただこの場合に、これらの森林以外のところにおきましても国土保全事業等も行う必要もございますし、また同時に、国土保全林につきましてもある程度のまた木材収入等もあるということもございますが、私どもとしては、まずこの機能類型につきましては国有林の機能発揮、つまりは国有林の使命の発揮ということでございますけれども、その観点から類型化してそれにふさわしい森林施業をまず行うということでございますとか
○小澤政府委員 機能は確かに濃淡がございまして、実際には機能が重複しているケースというのが多いわけでございますが、今の機能分類というのは、特に比重の高い機能というものに着目して区分してまいりますが、実際の施業計画になりますと、先ほど申しましたように、国土保全林であれば複層林施業等と言いましたけれども、機能の特徴に合わせたものでやります。
この点は高く評価されるものでありまして、自然維持林とか森林空間利用林とか木材生産林とか国土保全林、そういう機能をまず明確にいたしまして、一方では国民の期待にこたえ、片方では森林経営に従事する、これは原則的にかなり前進をした考えだと私は思うのであります。非常に高く評価をいたします。
森林機能類型として考えた国土保全林、自然維持林、森林空間利用林、木材生産林の四タイプに森林を分けて、その類型ごとに営林署の統廃合や売り払い林野などを考えていく、こういうことなんですが、森林というのはそんなに簡単に分けられるものじゃない。