1975-07-02 第75回国会 衆議院 外務委員会 第27号
あなたがいま言われたのは、ここにある昭和四十八年十月、国名表、執務参考と称する外務省の書類だろうと思うのです。これを拝見したら、これは要するに、英語読みとフランス語読みがここのところに書かれているだけであって、当人たちの自称の国名というのはここに挙げられていない。それは余りにもおかしな話ではないかと思うのですね。日本はジャポンではなくて、ニッポンですからね。
あなたがいま言われたのは、ここにある昭和四十八年十月、国名表、執務参考と称する外務省の書類だろうと思うのです。これを拝見したら、これは要するに、英語読みとフランス語読みがここのところに書かれているだけであって、当人たちの自称の国名というのはここに挙げられていない。それは余りにもおかしな話ではないかと思うのですね。日本はジャポンではなくて、ニッポンですからね。
その意味ではこれは奇怪な国名表であると言わなければならない。これは英仏用のであって日本のでないのがある。だからむしろ正確に相手国の用語というものを——相手国の国名から間違えるようではもう話のはかなんですから、わが国用にしっかりした国称というものをあるいは政府の一般名称というようなものをもう一回再検討なすったらどうか、私はこう申し上げているのです。
○伊達政府委員 先ほども申し上げましたように、五年ごとにしか検討をしてないというわけではございませんで、新しい国が生まれるごとに検討をして、日本語訳というものを、この国名表に準じたものを考えて、相談の結果決めているわけでございますので、新しい国名表といいますか、過去、この二、三年の間にまた新しい国が生まれているとすれば、それらの国も含めて考えて、執務参考用にこの国名表を印刷し直すということは考えられるわけでございますけれども
ウ 補助整理項目 国名表及び地名表からなり、一般整理項目及び特別整理項目を場所の観点から補足するための補助項目。(時期の観点からの整理は処置注記により補足する)こういうふうなことがいろいろ書かれているわけです。