1973-03-28 第71回国会 衆議院 外務委員会 第7号
さて、具体的な問題に入りますが、アメリカは約束を破って、国務省機関であるAIDなるものを沖繩基地に持ち込み、そしてこれが安保条約にも地位協定にも違反し、許されない行為であり、さらに沖繩国会において政府は沖繩基地の実態を全部調査の上、基地協定などに違反するようなものはないと確信の上沖繩協定を結ばれたわけでありますが、AIDは、こっちが指摘しない前まではずっと居続けてきた。
さて、具体的な問題に入りますが、アメリカは約束を破って、国務省機関であるAIDなるものを沖繩基地に持ち込み、そしてこれが安保条約にも地位協定にも違反し、許されない行為であり、さらに沖繩国会において政府は沖繩基地の実態を全部調査の上、基地協定などに違反するようなものはないと確信の上沖繩協定を結ばれたわけでありますが、AIDは、こっちが指摘しない前まではずっと居続けてきた。
○瀬長委員 さて、この事実が明らかになりましたので、特に大平外務大臣の御答弁をお願いしたいのでありますが、同じ国務省機関でありましても、VOAとAID、これは別の機関であるということは常識だと思います。さらにVOAにつきましては、沖繩返還協定の八条にちゃんと規定されております。
○瀬長委員 これは国務省機関であるVOAのいわゆる居住地区だと思いますが、だからそこに移るのであれば地位協定にも触れない、さらに沖繩協定にも触れないという見解ですか。
○瀬長委員 そうすると、いまの説明によりますと、返還協定締結以前からあり、以後も引き続きあるということと、もう一つは、AIDというのは米国務省機関であることはこの前もお認めになった。その米国務省機関でないのかあるのか、国務省機関であって軍との関連を持っているのか、そこら辺を明確にしてほしいと思います。
そうなりますと、設立の一年後にはすでにAIDなる米国務省機関がキャンプ桑江にいたということがはっきりするわけなんです。これはきのう、ちゃんと業者からの証明なんです。したがって、この点を私重視します。
○瀬長委員 時間がありませんのでこれで締めますが、この点は、一日の合同審査委員会でも引き続き行なうつもりでおりますが、きょう明らかになったのは、外務省自体がいわゆるAID、国務省機関があるということを確認され、それがあの協定が成立するかしないかという点について触れたわけで、十分調査して協定を結んだということがうそであったということが明らかになり、事実あるのだから、そういったことからベトナム侵略戦争にいかに
これは国務省機関であって軍の機関ではない。ですから、あの覚書のものの外になければならぬはずのものであるし、そうするとこの中に入るわけですか。入るとするならばA表のどこに入るのですか。