1985-12-13 第103回国会 参議院 内閣委員会 第6号
○国務大臣(藤波孝生君) ただいま御質問のございました台湾人元日本兵問題は、長らく国会におきましても党派を超えて強い御主張がございまして、道徳上、国際的に人道上放置し得ない問題であるという強い御指摘をいただいてきておることは、政府としましても強く認識をいたしておるところでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) ただいま御質問のございました台湾人元日本兵問題は、長らく国会におきましても党派を超えて強い御主張がございまして、道徳上、国際的に人道上放置し得ない問題であるという強い御指摘をいただいてきておることは、政府としましても強く認識をいたしておるところでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 常任委員会等の機能を大事にするようにという御質疑に対しまして、同じ趣旨でありますことを前国会、内閣委員会でもお答えをしたところでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 先ほど法理論上の問題は法制局長官からお答えをいたしましたが、先生の御指摘は多分に政治的な問題も含んでおりますので、私からお答えをいたしますが、靖国神社のいわゆる公式参拝問題を中心にいたしまして靖国神社に関するいろいろな論議が国会の中で従来繰り返されてまいりましたことは私どもよく心得ているところでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 政府・与党首脳会議の会議の中身は一般的に外に出さないことになっておりますが、その会議の席上この問題が話題になったことは事実でございます。 与党の方からその点が非常に問題として指摘されてきておるのではないかというような御意見が出ました。
○国務大臣(藤波孝生君) 戦争に敗れましてから、戦病死者の方々の問題を中心にいたしまして、厚生省では主として御遺族の援護ということを中心にいたしましていろいろな業務を進めてきたところでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 行革審の答申につきましては、政府としてはこれを最大限尊重するということを閣議決定をしているところでありまして、提言されておることを具体化をしていくために前向きに今検討を進め、かつ努力をしているということでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) これはいろんな部分にわたりますので、いろいろと検討を重ねてきておりますが、なおどれぐらいのところまで検討が進んできたかということを明確に御報告申し上げるようなところまで至っておりません。なお検討の過程でございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 答申を出していただくに当たっていろいろ御審議をいただいてまいりました行革審の方でも、そのようなことは今までに論議の外になっているということでございまして、そのような考え方は持っておりません。
○国務大臣(藤波孝生君) ごく簡単にお答えをいたします。 いろいろな検討の結果、靖国神社に公式に追悼の意を表するという形をとったわけでございますが、そのときからずっと外務省を通じまして各国の理解を得られるように努力をしてきておるところでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 総理の国会出席につきましては、いろいろ議院運営委員会や各党国会対策委員会等とも連絡もとらせていただき、当然委員長さん初め理事さん各位とよく御指導もちょうだいをしながら調整を従来もしてきたところでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 国会の御要請に対しまして、運輸大臣、国鉄総裁あるいは亀井委員会の事務局等ともよく連絡をとりまして、できる限りその考え方で対処するようにいたしたい、こう考えております。 〔委員長退席、理事目黒今朝次郎君着席〕
○国務大臣(藤波孝生君) 委員の御趣旨はよく承ったところでございます。これから十分検討を行いまして、適切な形で対処していくようにいたしたいと、こう考えております。
○国務大臣(藤波孝生君) 靖国懇は内閣官房長官決定により開催したものでございまして、その性格は行政運営上の会合、懇談会でございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 私から党首会談がいいだろうということをお答えを申し上げる立場にありませんけれども、今申し上げましたように、やはり国会において各党、各会派がいろいろこの問題について御協議をいただいて、論議を深めていただくということが非常に大事である。
○国務大臣(藤波孝生君) 先生のお手による調査に基づく御所論は今お伺いをしたところでございますが、政府といたしましてこの問題について入手をいたしております情報としては、上瀬谷の通信施設の既存の施設が老朽化をしたので非常に手狭になっており、これの改善を図るために計画を立てる、しかしその予算がまだ国会で通っていないので今後実現するかどうかはまだわからない段階である、こういうふうに伺っておるところでございまして
○国務大臣(藤波孝生君) ただいま申し上げましたような理由によりまして解散権は制約されないというふうに法律的に考えておるところでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) あくまでも審議会の御審議の過程でございますので、答申が出ましたならば十分この中身を検討させていただきましてしかるべき措置を講じていく。ただ、基本的に審議会に御審議をお願いしてきておりますので、これは答申を受けて取捨選択してやりますよというようなこともまた今の段階で言えることではありません。
○国務大臣(藤波孝生君) これはあくまでも想定したり、仮定の上に立って議論することはいかがかというふうに思います。あくまでも実態をよく調査するということが大事だと思いますので、なるべく早く外務省で調査をまとめるようにさらに外務省にお願いをしておきたいと考えております。
○国務大臣(藤波孝生君) そういった情報をも得ましたので、ただいま外務省で実態を調査しているところでございます。よく実態の調査を見ましてまた考え方をまとめたい、こう思っています。
○国務大臣(藤波孝生君) 勲章などの着用につきましては、総理府の告示で勲章等着用規程というのがございまして、その中で「国、地方公共団体その他の公の機関の行なう式典には、勲章等を着用するを例とする」と、こういうふうに定めてございます。
○国務大臣(藤波孝生君) ただいま御決議のありました決算審査に対する政府の対応につきましては、今後とも最大限の努力をしてまいりたいと存じます。
○国務大臣(藤波孝生君) 政府は国会を何よりも大事な御審議をいただく場所として考えておりまして、その国会の中でそれぞれ常任委員会がありまして適切に御審議をいただくという機会を得ることを非常に大事に考えてきておるところでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 従来も臨調あるいは行革審などのいろいろな意見を受けましてそれぞれ推進をいたしております事柄は、それぞれ関係省庁が責任を持って進めておりますことでも、政府全体の方針としてただそれぞれの諸官庁で窓口になって推進している、こういう考え方できておると心得ておるところでございます。この問題につきましても、全国それぞれいろんな事情がございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 運輸省の検討を待って対処いたします。
○国務大臣(藤波孝生君) いつごろから使われるようになったのか詳しく今勉強しておりませんが、先生の御指摘のように私的諮問機関という呼称は決して正しくないというふうに思います。
○国務大臣(藤波孝生君) 真相の究明については、今後も誠心誠意取り組んでいくということは先ほど申し上げたところでございます。それぞれの立場で持っておる情報についての考え方はいろいろあるかと思いますが、それらを総合して政府として一定の真相に向かって近づいていくという努力を重ねていかなければならぬと、こういうふうに考えておる次第でございまして、今後ともその努力を続けてまいりたいと思います。
○国務大臣(藤波孝生君) 真相究明につきましてはさらに誠意を持って取り組んでいくようにしなければならぬ、このように考えております。
○国務大臣(藤波孝生君) 梶原委員の御要望、特に委員長からの強い御指示に対しまして、できる限り御趣旨に沿うように努力をいたします。
○国務大臣(藤波孝生君) ただいま申し上げましたように慰労給付金という制度の性格がございます。しかしそれの実質的価値を維持していくということは、その措置は講ぜられるべきであろうということにつきましては十分心得ておるつもりでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 五百万円の予算を計上していただきまして、この問題についての検討を進めていくことにいたしておりますが、総理府に一応検討するための事務局といいますか、中心を置いてそして関係省庁と十分連絡をとりながら検討を進めていく、こういうことで進んでまいりたいと考えておるところでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) いずれ委員会が開かれれば、報告しなくても御質問があろうかと思いますけれども、また委員長さんと御相談申し上げまして、できる限り御報告を申し上げられるような機会が得られればと、このように考えて努力をいたしてまいりたいと存じます。
○国務大臣(藤波孝生君) お話しのように、戦後処理問題懇談会の報告におきましては、いわゆる戦後処理問題について、これ以上国において措置すべきものはないとするとともに、関係者の心情に深く心をいたすという趣旨から特別の基金を創設することを提案すると、こういう報告が出されまして、それを受けて政府といたしましては、この基金の性格や、あるいは規模や、どのようにこの基金を活用して事業を進めていくかといった等のことについて
○国務大臣(藤波孝生君) 懇談会の、くどいようでございますが、繰り返しになりますが、懇談会では、基金の創設を十分ひとつ活用して関係者の方々の心情にお報いをしなければならぬ、こういうふうに提唱されておるところでございまして、それを受けてどのように基金を創設していくかということをあくまでも頭に置いて検討を進めていくことになるというふうに思っているところでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) これはいろいろな御要求があったり、御意見が寄せられるから取り上げるというものでもありませんけれども、おのずから政府でいろいろ検討して、今申し上げたように、本当にこういう方々の問題はもう放置できないなというふうに考えて、先生から御指摘いただくように例示できるようなことであるべきだろうと思いますけれども、基本的には今申し上げました懇談会でいろいろ御意見をお寄せいただいてきた三つの
○国務大臣(藤波孝生君) 今お答えがございましたように、まず三人の生存者の方々がいろいろな尋問調査に答えられるような状態になりましたならば、そういう状況の中でいろいろ聞き取りも行って、さらに三人のその日述を中心にいたしましていろいろな原因の究明をしなければならぬ、こんなふうに考えておるところでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) いろいろ御指摘のように御心配をいただいておることかと思います。 それぞれ財源措置につきましては手当てをいたしまして、また今後の償還などにつきましても国として必要な措置を講じていかなければならぬ、こういう気持ちで将来にわたって支障のないように適切な措置を講じていきたいと、こう考えているところでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 減税をしたいと総理は思っておりますし、たびたび予算委員会あるいはその後の補助金特別委員会等でも御質問に答えてきているところでございます。 ただ、大蔵大臣から今お答えがございましたように、今後の税制のいろいろな見直しの中でそのことをどう位置づけていくかというような問題がございますので、その部分だけぽっと出てしまいますと言葉が一人歩きするのではないかというふうに思います。
○国務大臣(藤波孝生君) 今度、今外務大臣が言われましたように説明に来られるわけでありますから、その説明をよく聞いて勉強いたしたいと思っております。
○国務大臣(藤波孝生君) 会計検査院の院法改正問題につきましては、御指摘のように数年にわたりまして御論議をいただいてきたところでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 予算が成立をいたしました後、関係閣僚で相談を始めていくことになるかと、このように考えております。
○国務大臣(藤波孝生君) 総合安全保障関係閣僚会議は昭和五十五年十二月二日に発足いたしまして、以来これまで十三回の会合が開かれてきておるところでございます。中曽根内閣になりましてからは、第八回以降でございますので六回開催してきているという計算になります。
○国務大臣(藤波孝生君) 中西大臣のところの検討会でこれらも話題になって、いろんな情報を的確に、しかも集中的に掌握するというようなことが危機管理の中心ではないか、さらに内閣機能を強化して、各省庁でいろんな行政を展開していくことの効果をあらしめるようにしなきゃいかぬというような観点から、そういった話題が上り、かつレポートの中にも触れられたというふうに聞いておるところでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 先ほどお答えをいたしましたように、危機管理、いろいろな突発事故に対して、特に大事件に対してどう対処するか、どういう体制でどのように取り組むかといったことにつきましては、各省庁でいろんな研究や検討を進めてきておるところでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 今申し上げてまいりましたように、基礎的ないろいろな勉強はしていく必要があるというふうに考えている次第でございます。かつて宮内庁長官が当国会における論議の中でもそのことをお答え申し上げてきておりますように、勉強していくという努力は重ねてまいらなければならぬと、こう考える次第でございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 今、先生の御指摘のありました即位の礼の場所につきましても、まさに具体的な問題に属するわけでございます。
○国務大臣(藤波孝生君) 今、山本宮内庁次長からもお答えがありましたように、即位の礼を必要といたしますのは、皇位継承がありましてから相当時間がたってから即位の礼を行うということになっておりますので、十分その間に国民世論の動向なども踏まえて検討する、考え方をまとめるという時間的余裕があると、こういうふうに考えておりまして、そういったことが必要になった段階でいろいろ検討をして固めていけばいいと、こう考えておる