1998-06-17 第142回国会 参議院 予算委員会 第21号
○国務大臣(松永光君) 為替相場につきましては強い懸念を持っていつも対処しておるわけでありますが、具体的な対処の中身というものは、事柄の性質上明らかにすることは差し控えさせていただきたいんです。
○国務大臣(松永光君) 為替相場につきましては強い懸念を持っていつも対処しておるわけでありますが、具体的な対処の中身というものは、事柄の性質上明らかにすることは差し控えさせていただきたいんです。
○国務大臣(松永光君) 国会に提出させていただきました案件の審議、これは国会でお決めになることでございますから、政府の私からあれこれ言うわけにはまいりません。
○国務大臣(松永光君) そのとおりでございます。
○国務大臣(松永光君) 今行われておる消費税の関係で、軽減税率を入れるべきではないかという御意見でございますが、この点については、今までもいろんな場でさまざまな議論が行われてまいりました。
○国務大臣(松永光君) 前回も申し上げたことでありますが、国有地は国民共有の貴重な財産という考え方で、まず公用、公共用優先という原則のもとでその有効活用を図ってきたところでありますけれども、公用、公共用の利用が見込まれないものは民間へ積極的に売却する、こういう方針をとっておるわけであります。 ただ、土地についてはいろいろありますね。
○国務大臣(松永光君) 五月二十五日付で発しましたから、それに基づいて各財務局長から回答があるものというように思っております。
○国務大臣(松永光君) 委員のおっしゃったことは、法律で強制するということはいろいろ問題があるような感じがいたしますが、地域との信頼性といいますか、そういった面からそういった状況になることは私は望ましいことだと、こう思っております。
○国務大臣(松永光君) 林委員御指摘のように、メーンバンクから貸し渋りを受けている中小企業等が新たな融資を受けることを容易にするべく、信用保証協会の保証制度を拡充し、保証額を倍額にする、そういった措置をとらせていただいたわけでありますし、第三者保証人を原則として徴求しない、あるいは担保徴求の弾力的運用、こういったことを講じたところであります。
○国務大臣(松永光君) それが難しいところです。
○国務大臣(松永光君) 私は、懲戒処分はあくまでも国家公務員法に基づく処分だと、こういうふうに思っております。 この倫理規程違反による処分というのは言うなれば大蔵省内部の処分と思うのでありまして、国家公務員法上の処分はあくまでも国家公務員法、あれは八十二条でございましたか、それによる処分だというふうに私は理解しております。
○国務大臣(松永光君) それを直していきましょうよ。
○国務大臣(松永光君) いや、こっちは言っていない。
○国務大臣(松永光君) いましばらくの間は民間金融機関に対する銀行法に基づく監督、そういったものの権限は大蔵省にあるわけですが、あとしばらくすると金融監督庁に移るわけであります。その間のことではありますけれども、先ほども申したとおり、銀行というものは健全な企業に対しては必要な資金を融資するというのが本来的な任務ですね。
○国務大臣(松永光君) 大蔵という言葉と財務という言葉、どういうふうに解釈するのか、私はそういう文字の解釈についての大した知識はございませんが、その言葉の意味は別といたしまして、今御審議を願っている基本法のもとでは、いわゆる財政と金融の分離、これはもう相当徹底して進むというふうに思っております。
○国務大臣(松永光君) 民間金融機関、これは健全な中小企業などの企業に円滑に資金を供給することが本源的な役割だと、こう認識しております。そして、この機能が十分に果たされることが望ましいわけでありまして、これが果たされることによって我が国経済は順調に発展する、こう思っております。果たされないという事態があれば、それは国民経済上極めて問題があるというふうに認識しております。
○国務大臣(松永光君) 先ほど総理から、特定財源についてはその妥当性について常に吟味していくことが必要という見解が述べられました。全くそうだと思うのであります。 詳細は建設大臣にお聞き願いたいと思うのでありますけれども、日本の道路の整備、先進国の中でまだまだおくれているというふうに一般的には言われております。
○国務大臣(松永光君) 税の話でございますが、委員も御承知と思いますけれども、所得税について見れば、日本の所得税の課税最低限、これは先進国の中で一番高いところにあるんです、アメリカよりもイギリスよりも。その反面、高所得者に対する税率は世界の中で一番高いというのが日本の所得税課税の特色なんです。このままでいいのかという議論が所々方々で起こっていることは委員も御承知のことと思います。
○国務大臣(松永光君) 現在、二十八条についてもこの法律の精神に基づいて、今までもここに書いてあるような「資産、負債、損益その他についての前前年度、前年度及び当該年度の状況に関する調書」はお出ししておるわけでありますが、この法律の趣旨に基づいて誠意を持ってお出ししている、こういうつもりであります。
○国務大臣(松永光君) 私は、今、政府の一員になっておるわけでありまして、今これは議員立法という話になっておるということでございまして、党の措置だと思うのでありまして、そのことについて私がここであれこれ言うということは適切でないと思いますので……
○国務大臣(松永光君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨を踏まえまして配意してまいりたいと存じます。
○国務大臣(松永光君) ちょっと済みませんが、局長の方に。
○国務大臣(松永光君) これは相続税の関係で物納された財産でありますので、買い受けるように勧奨を行っているところであります。先方が買い受け能力があるならば売却の方向で検討をしたいわけでありますが、これは三年ごとに賃料の改定等もやるものですから、そのたびごとに買い受けの勧奨を行っておるわけであります。今後ともその方向での努力をしていきたい、こう思っております。
○国務大臣(松永光君) 私から答えさせていただきます。よろしゅうございますか、私で。
○国務大臣(松永光君) いやいや、私が所管大臣でもありますから。
○国務大臣(松永光君) お答えをさせていただきます。 委員の主張なさる点は、都市銀行などは一行もつぶさないという発言をされたじゃないかと、それが実際上は拓銀が破綻をしたという点についての御指摘だと思いますが、大蔵省としては、国際的に活動している銀行の破綻があれば内外の金融システムに大きな動揺を与える。
○国務大臣(松永光君) この点は委員もよく御承知と思いますが、今月の二十二日に金融監督庁が総理府のもとに新たに設立されます。そういたしますと、金融に関する業務、仕事の中で企画立案部門だけが大蔵省に残りまして、そのほかはほとんどが金融監督庁に移転します。現在金融監督庁におる人数の中で、七七%が大蔵省を離れて金融監督庁に行くわけであります。
○国務大臣(松永光君) 我が国の金融システムについての内外の信頼度の問題でございますが、二月に金融安定化緊急措置法を成立させていただいて、それに基づく措置をするようになりましたので、我が国の金融システムに対する信頼度は相当程度高まってきておるというふうに思っております。一時のような不安はなくなったと思っております。
○国務大臣(松永光君) 委員のおっしゃるのは、あの二月に成立をさせていただきました金融安定緊急措置法に基づく措置のことであろうかと思うのでありますが……
○国務大臣(松永光君) 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、この佐藤という男……
○国務大臣(松永光君) そのことじゃないんですか。
○国務大臣(松永光君) 御存じのとおり、金融安定緊急措置法で破綻した銀行の預金者の保護という立場で十七兆公的資金が、厳密に言えば七兆でありますが、あとの十兆は運転資金のために政府保証しているという分があるわけですね、国債を交付されているのが。それは公的資金だと思います。
○国務大臣(松永光君) そういうふうな販売の仕方をしちゃいかぬ、説明をする義務がある、こういうふうになっておるわけであります。そこが大事なところだというふうに思います。 —————————————
○国務大臣(松永光君) 今度のお願いをしておる改正法案で、財政構造改革の目標年次を二年延ばさせていただきまして二〇〇五年にさせていただくわけでありますが、そうであっても二〇〇五年の時点での国、地方を通ずる財政赤字をGDP比三%以下に抑えるということは、相当な努力、そして相当な苦労を要することであります。
○国務大臣(松永光君) 厚生大臣の答弁で尽きているような感じがするわけでありますが、いずれにせよ、社会保障関係費が重要な予算項目であることは言うまでもありません。
○国務大臣(松永光君) 絶対不可能とは文部大臣もおっしゃいませんでしたが、私も絶対不可能とは申しませんけれども、厳しい財政状況の中でみんながそれぞれ知恵を出し合って実際上の教育がよくなるように努めていくのが大切なことじゃないかな、こう思っております。
○国務大臣(松永光君) 国民の幸せのためにそういう努力をしていくのが政治家の務めであり、特に政府の務めである、こう思っております。
○国務大臣(松永光君) 必ずやらなきゃならないんです。それを申し上げておるわけです。
○国務大臣(松永光君) 来年の予算の話なんです。
○国務大臣(松永光君) 今、委員のおっしゃいました臨時景気調整基金というんですか調整費、そういったものを、多額の基金をつくるということは…
○国務大臣(松永光君) 「予見できない」ということが前提になっての書き方になっておりますから、だからなかなか言葉の上で……
○国務大臣(松永光君) 万が一。
○国務大臣(松永光君) 及川議員の御質問にお答えいたします。 私に対しましても、不良債権処理に関してのお尋ねがございました。 総理から御答弁がございましたが、私から一言付言いたしますと、金融システム安定化二法に定められた公的資金の活用については、同法の枠組みに沿って適切に対処し、我が国金融システムの安定強化に努めてまいります。
○国務大臣(松永光君) ただいま議題となりました財政構造改革の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案及び平成十年分所得税の特別減税のための臨時措置法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 まず、財政構造改革の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。
○国務大臣(松永光君) 先ほどから先生の話を聞いておりまして、国内だけじゃなくして世界的な自由競争の時代に入ったという事実は、これは認めざるを得ないと思うんです。もし日本だけが外国企業の参入等を阻止しておりますというと、必ずWTOその他の会合で日本は閉鎖的だとずっとやられてきたわけであります。
○国務大臣(松永光君) 実は日本だけじゃないんですね。諸外国もかつては日本に似たような制度であったと思うんです。それが今から十年前、十五年前、そういう時期に規制緩和をし、自由競争を促進するという政策をとってきたんだと思うんです。
○国務大臣(松永光君) 今の日本の金融機関、なかんずく銀行等が不良債権をたくさん抱えた状態、これは大問題として冒頭楢崎先生から質問があったときに申し上げたわけでありますが、これは本当の意味の不良債権の処理、これを大至急やることが日本の金融機関を強化する道だというふうに思います。
○国務大臣(松永光君) 伊藤先生にお答えいたします。 今般の金融システムの改革法を成立させていただいて、そしてそれが施行になってまいりますというと、金融機関はそれぞれがその特性を最大限に生かした経営を行って、そして創意工夫を発揮して顧客のニーズに合致した多様な金融サービスを提供することが可能になる、そういったことからビジネスチャンスの拡大につながっていくものと、こう考えておるわけであります。
○国務大臣(松永光君) 現在の極めて深刻な経済状況、景気の状態、こういったことから速やかに脱出することができるように、そういう考え方で総合経済対策を講ずることにしたわけであります。
○国務大臣(松永光君) 信用事業を営む農協、これは農業者と組合員に対して金融サービスを提供する協同組織金融機関であるとともに、その地区内の住民あるいは地方公共団体等に対しても金融サービスを提供する地域金融機関としての役割も果たしているというふうに承知しております。
○国務大臣(松永光君) 笹野議員にお答えいたします。 まず、法令違反に対する罰則の点でございますが、総理から御答弁がありました。 一点だけ追加させていただきますと、今回の法律案においては、インサイダー取引や相場操縦等の不公正取引により得た財産をすべて没収・追徴することができる等の措置を講じておるところでございます。
○国務大臣(松永光君) 牛嶋議員の御質問にお答えいたします。 今後の直接金融と間接金融及び長期金融と短期金融のあり方についてのお尋ねがございました。 国民によりよい資産運用の道を開くことを目指す今回の改革により、直接金融の役割が大きくなることを通じて、長期、短期を含む我が国の金融全体が、効率的な資源配分を実現するよりバランスのとれたものになると考えております。