1955-10-07 第22回国会 参議院 文教委員会 閉会後第3号
○国務大臣(松村謙三君) 私は文教の責任者といたしまして、その責任にかんがみましてよほどこういう重大なものは慎重に取り扱わねばならないと考えまして、今ここにこの問題の具体的の点についてまだ十分の決意もいたしておりませんうちに申し上げることだけは遠慮をさせていただきたいと思うのでございます。
○国務大臣(松村謙三君) 私は文教の責任者といたしまして、その責任にかんがみましてよほどこういう重大なものは慎重に取り扱わねばならないと考えまして、今ここにこの問題の具体的の点についてまだ十分の決意もいたしておりませんうちに申し上げることだけは遠慮をさせていただきたいと思うのでございます。
○国務大臣(松村謙三君) これはそれをとるかとらぬかは委員の権限でありますが、そういう申し込みがありますれば、その委員会へ紹介することはこれはもちろんいたしまして、その選考は委員の権限と、さよう御承知を願いたい。
○国務大臣(松村謙三君) よく研究をいたしてみますでございましょう。
○国務大臣(松村謙三君) 今のお話に対しまして、予算等の関係もありますので、直ちにここでどういたすという即答はいたしかねますけれども、できるだけ十分の考慮をいたすことといたします。
○国務大臣(松村謙三君) よく承わつておきます。
○国務大臣(松村謙三君) さようです。
〔国務大臣松村謙三君登壇〕
○国務大臣(松村謙三君) お答えを申し上げます。 御質問の第一の、学校側において現地の調査不十分と認められるがどうかというお尋ねでございます。実は、事件発生と同時に、三重県の教育委員会その他に直ちに連絡をとり、また人を派して実際を調べさしております。
○国務大臣(松村謙三君) 今日の検定制度が存立いたしておりますにつきましては、それによってその地方で採択せられた教科書を渡す、現在もさようになっているわけでございます。
○国務大臣(松村謙三君) それは全くその通りでやっております。
○国務大臣(松村謙三君) さようでございます。
○国務大臣(松村謙三君) 実はあのときは十分にわかりませんものですから、鹿児島へ電話をかけまして、そうしてあそこの教育委員会の責任者に上京していただきまして、そうしていろいろな話を聞いて、それであのようなことがわかった、こういう次第でございます。
○国務大臣(松村謙三君) 詳しい調査は、信醸すべき調査は持っておりませんけれども、今お話のことをそうでないと否定することができませんことは、まことに残念であります。
○国務大臣(松村謙三君) よく法務大臣と御相談申し上げて善処いたします。
○国務大臣(松村謙三君) 実はそのお話は今初めて私承わるのでございます。しかしあちらの大学林なども前の風倒木も非常に多いものでございまして、それでそれに対して大蔵省の伐採の費用を出してくれまして、それでこれからこの伐採をやるところでございます。もう着手しておるところがあるかもしれない。そういうわけでありますから、大へんおもしろいお考えのようであります。
○国務大臣(松村謙三君) これはできるだけ三年くらいで済ましたいと考えておりますけれども、同じ種類のものがたくさんございまして、たとえば高等学校の老朽校舎などもやはり入って参りまするし、その予算の獲得という点にはなかなかのことと思いまするが、私どもといたしましては、やはり三年計画くらいでこれを坪数が広くなりましてもやりたい。こういうふうに考えております。
○国務大臣(松村謙三君) 不正常なものはできるだけお話の通りに、ことに早く解消する必要があると思いまして、努力いたしたいと思います。
○国務大臣(松村謙三君) お話のような点はやはり新生活運動の対象と必ずなることと思うのでございますが、最近民間にその団体ができますように政府といたしましてお願いをするはずでございまして、その団体においてそれらのものはもちろん取り上げられることと考えております。
○国務大臣(松村謙三君) それは是正するものもございましょうし、やめるものもありましょうし、いろいろ検討さるることと考えております。
○国務大臣(松村謙三君) お尋ねのことにつきましては、関係の各省を総合いたしまして、予算関係もございますから、団の組織ができております。これは内閣の所管でございますから、根本さんからお答え申し上げたことと思いますが、できておりまして、近いうちの閣議におきまして決定を見ることと存じております。何らその間に支障を起さないで、着々準備が進行いたしておるわけでございます。
○国務大臣(松村謙三君) ただいまのお尋ねでございますが、個人のことにつきましてはこれは別でございますけれども、大体の構想といたしましては、この会議に日本を代表するに十分な代表団を組織するような考えでやっておりますことはこれは当然のことでございまして、その方針で人選も各関係省において行われておるわけでございます。
○国務大臣(松村謙三君) もう一度ちょっと。
○国務大臣(松村謙三君) 私のほうでは他との比較等について研究をいたしておりませんが、この法案そのものだけで見ておりまして、ほかとのアンバランスの点は、実は私のほうでは詳しく調査もいたしておりませんのでして、ここにお答えをすることはちょっとできないと思うのであります。
〔国務大臣松村謙三君登壇、拍手〕
○国務大臣(松村謙三君) お答え申し上げます。 板付飛行場周辺にある学校につきましては、すでに月隈小学校の移転を終了いたしまして、筥松小学校の防音工事等も実施いたしましたことは御承知の通りでございます。また、本年度以降におきましても、大体十校内外の学校の防音工事を実施することにいたしまして、その実行を進めたいと存じております。
○国務大臣(松村謙三君) 今の御質問に対するお答えでありますが、あとのほうの、都道府県の当局者と教育委員との間に話し合いが行われるだろうと申しましたことは、別に法規に準拠いたしたことではございません。これは、当然教育行政を円滑に運びます上においては、それくらいのことは当然あることだと思いまして申し上げたわけでございます。
○国務大臣(松村謙三君) ただいまのお話でございますが、地方の財政の窮乏の状態からみまして、この状態をずっとみましても、そういう傾向は今後やはり増大するおそれがあると考えて心配をいたしておるものであります。
○国務大臣(松村謙三君) さように心得ております。従いましてその準備といたしてスポーツ・センターを作ることに、今度の予算にある程度の予算を見ているはずでございまして、着々進行いたしたいと考えております。
○国務大臣(松村謙三君) それは大体ただいま局長からお答えを申したと思いますが、それと先刻私の言ったのとだいぶ違いがございますですか。
○国務大臣(松村謙三君) お答えをいたしますが、これはお話の通り、きわめて重大な問題であり、かつ急ぐ問題でありますから、最近のうちに十分の方途を研究し、樹立いたしまして、次の議会に、通常議会にはぜひ成案を得て御賛同を得、実行をいたしたいと心得ております。
○国務大臣(松村謙三君) 無償配付のことにつきましては、今年度の予算には御承知の通り計上することはできませんでしたけれども、これは緊縮財政の結果でございまして、明年度からぜひこれを復活いたしたいと心御まして努力をいたしておるところでございます。
○国務大臣(松村謙三君) 教科書の取扱いにつきましては、御承知の通りいろいろ世間の批判もございまして、それで、これは一つ検討をいたして改めたいと思います。
○国務大臣(松村謙三君) 近来直接この東南アジアの諸国それからヨーロッパあたり、アメリカはもちろんですが、いろいろ文化の交流についてのお話が多うございます。
○国務大臣(松村謙三君) それは実は私の前任者の計画であったろうと思いますが、やはりあちらこちらに、できるならばもう二、三カ所も作りたいという希望を持ってやられたことだと思います。それがせんじ詰めてみますと、今年は一カ所だけだということに大蔵省との話し合いができた、こういう経過でございます。
○国務大臣(松村謙三君) まだ外務省と細部的のお打ち合せをいたしておりませんから、決定とは申しかねますけれども、私のほうの希望といたしましては、文化アタッシェイとしてはまずフランスに置きたい、こういうふうに考えて、これからお話を進めたいと考えております。
○国務大臣(松村謙三君) それらの件につきましては、大体のことを申しますと、自治庁の長官にも話をいたして、できるだけそういうことのないようにお願いをいたしているわけでございます。なお、詳しいことは局長がここにおりますから御説明申したいと思います。
○国務大臣(松村謙三君) よく準備をいたしますが、要項は事務の方へお聞かせ下さいますれば、なおけっこうでございます。
○国務大臣(松村謙三君) 大体例年そういうふうにやっているように承わっておりますのでございます。次に復活をいたしますれば、やはり以前から用意をいたしまして、そうして出版会社からの予約もいたしてもらわなければならぬ。いろいろそういう場合の準備をして学年の間に合せるようにいたすつもりでございます。
○国務大臣(松村謙三君) お話の通りでございまして、経済状態がこういう緊縮予算をやっているときであるがゆえにやむを得ないと思います。従いまして来年度におきましては、復活すべきものと、これでやめていいものとは、きっぱりきめて措置をいたしたいと心得ております。 —————————————
○国務大臣(松村謙三君) お話しの通りに考えておるのでございますが、なお、それらの事情につきまして、当時会計課長をやっておりました内藤調査局長がここに来ておりますから、ちょっと説明させておきたいと思います。
○国務大臣(松村謙三君) これは全く不用意でありましてどうも……
○国務大臣(松村謙三君) その通りでございます。
○国務大臣(松村謙三君) それは政府におきまして相談をいたして、そうしてお話のような必要のあるときにはさようさせることは、これは政府の力ではでき得ると考えております。
○国務大臣(松村謙三君) ただいまのところ被害の状況が十分わかりませんので、その結果教科書等の補給を要することになりますれば、その措置をとりたいと考えます。
○国務大臣(松村謙三君) それは拒否をいたしますなり、または飼料その他に回すなり、それは直ちに適当な措置をとり得ると考えております。
○国務大臣(松村謙三君) お答えを申し上げますが、統計の示すところによりますと、五十四、五才になりますと全国的に六十万の職員のうち五十五を超える人たちは一万を切れるはずでございます。八千くらいまでに下るのでございます。六十になりますと何百台、千何百台か何百台か、ちょっと記憶しませんが、その程度まで下るのでございます。
○国務大臣(松村謙三君) これは教育大学ということになりますが、それと結びつけますよりも、これはこれといたして十分この臨時教員の養成所の充実をはかる方が最も適当でなかろうかと思いまして、先刻御趣旨のように助成を多くいたしまして、そしてそれをやらする方が適当、こういうふうに考えております。
○国務大臣(松村謙三君) やりくりができますかどうかはちょっと私ここでお答えをいたしかねますけれども、お話も承わりますれば、全く同様でございますので、将来できるだけ御趣旨に沿うように努力をいたしたいと考えます。