1967-08-01 第56回国会 参議院 決算委員会 第1号
○国務大臣(松平勇雄君) 最初の、いま百八の特殊法人の調査状況に関しましてお答えいたします。 現在百八の特殊法人の調査は、当庁の行政監察局に命じまして一応調査の段階は済みまして、ただいま行政監理委員会にその調査の報告をいたしておる段階でございます。
○国務大臣(松平勇雄君) 最初の、いま百八の特殊法人の調査状況に関しましてお答えいたします。 現在百八の特殊法人の調査は、当庁の行政監察局に命じまして一応調査の段階は済みまして、ただいま行政監理委員会にその調査の報告をいたしておる段階でございます。
○国務大臣(松平勇雄君) 臨時行政改革閣僚協議会の設立の目的は、ただいま竹田委員の仰せられたとおりの目的でやったわけでございまして、御承知のとおり行政機構改革という問題はやはり高い次元で決定していかなけりゃならない問題が相当多いわけでございまして、そういった意味で総理大臣が議長となって、そして関係閣僚の協議をするということになっておるわけでございます。
○国務大臣(松平勇雄君) いまだんだん伺っておりますと、防衛庁にいたしましても、それから人事院にいたしましても、承認のできないものは承認しないというような御答弁があったように、やはり法に従ってやっておられるわけでございまして、その点に関しまして私どもは適法と認めておるわけでございます。
○国務大臣(松平勇雄君) まあ私、人事管理は、ただいまも伺っておるように、人事院なりあるいは内閣でもって適正に行なっておるものでございまして、私は、行政改革がこの面でもって支障を来たすというようなことはないと考えます。
○国務大臣(松平勇雄君) 私は世論を尊重すると言っておりましたけれども、臨調の答申も含めて、一般の世論も、その他の世論も力にし、大いに参考にして行政機構改革をやりたいというふうなことでございまして、臨調の答申も含んでおります。
○国務大臣(松平勇雄君) そのとおりでございます。
○国務大臣(松平勇雄君) 違います。
○国務大臣(松平勇雄君) 同じようなことを繰り返すようになりますけれども、将来そういった事態が起きた場合には、新しくもう一つつくる、さらに必要な場合はもう一つつくるというふうに、あるいはまた、いまの二つの公団を一緒にして一つのものにして、そうして必要なところに支社を置くというような形にするか、こういう二つの考え方があると思います。
○国務大臣(松平勇雄君) さしあたってのところは、この二つで運営していくという方針でございますが、その先の問題に関しましては、今後よく検討いたしまして、適切なる処置をいたしたいと存じております。
○国務大臣(松平勇雄君) 決してそんな考えでやったわけではございません。
○国務大臣(松平勇雄君) わかりました。私のほうは、いまの申し上げましたような方針で調べたのがございますから、それを提出いたします。
○国務大臣(松平勇雄君) 読んだことはございません。
○国務大臣(松平勇雄君) 入っておりません。
○国務大臣(松平勇雄君) ただいま議題となりました許可、認可等の整理に関する法律案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 政府は、臨時行政調査会の許認可等の改革に関する意見に基づき、許可、認可等の整理をはかってまいりましたが、行政の簡素化及び合理化を促進するために、さらに許可、認可等の整理を行なうことを決定し、これによりましてここにこの法律案を提出した次第であります。
○国務大臣(松平勇雄君) 交通の問題が多くの省庁にまたがっておることは事実でございまして、この総合調整をはかるために、ただいまお話しのような関係閣僚を構成員とする交通関係閣僚協議会及び次官クラスを構成員とする交通対策本部を設けて、効果的な交通安全施策の推進をはかっているわけでございまして、行管といたしましては、まあ機構の膨張を抑制するというたてまえから、新たに合議制の行政機関を設けることは、現在は考
○国務大臣(松平勇雄君) 民間の会社が――いま私はやっておりませんけれども、会社の経験があるから――そう言うことは当然であります。確かにそんな事態だと非常に迷惑すると思います。
○国務大臣(松平勇雄君) 主務官庁がそういったこともやっておりますから、私のほうでは把握いたしておりません。
○国務大臣(松平勇雄君) なおよく、それを調査いたしまして、後ほどお答えいたします。
○国務大臣(松平勇雄君) 御指摘の委員会で整理案が、決定されたものが出たような御質問でございますが、実は私のほうで調査をいたしているものの中間報告をやれということで、まだ結論が出ておりませんが、現在やっておる進行状況をお話しした程度にとどまったわけでございます。
○国務大臣(松平勇雄君) 具体的な法人を取り上げてやったわけではないのでございまして、十八の法人に対しましてこういったようなことがいま調査をしておるというような程度でございまして、申し上げるような具体的なものは実はなかったわけでございます。
○国務大臣(松平勇雄君) 監察局長からお答えいたします。
○国務大臣(松平勇雄君) 今年度、若干の特殊法人を新設いたしましたことは御指摘のとおりでございますが、これはたびたび申し上げますように、新しい行政需要に対処する最小限の処置でございまして、一方、閣議の申し合わせ、その他行政監理委員会の決議等もございまして、ただいま現存の百八の特殊法人に対しましては調査をいたしておりまして、今年の八月末までには結論を出してこれらの再編成あるいは整理統合等に関して処置をいたしたいという
○国務大臣(松平勇雄君) 動力炉・核燃料開発事業団の新設につきましては、先ほど申し上げましたとおり、原子力委員会の決定の趣旨を十分に取り入れて、これを認めることにいたしたのでございます。
○国務大臣(松平勇雄君) 別にかばっておるわけじゃないけれども、確かにいままでは弊害があったわけでございます。そこで官房長官もその弊を認めまして、閣議で、今後の特殊法人の人事に関しましては、官房長官のところに一括して持ち込み、そうしてそこの了承を得てきめるというふうになったわけでございまして、全体を私は官房長官のところで見れるんじゃないかと思います。
○国務大臣(松平勇雄君) そのようにお考えになってよろしゅうございます。
○国務大臣(松平勇雄君) 少し、専門家がおいででございますので、釈迦に説法になるのであまり詳しくお話をしなかったのですが、実はこの鉄道建設公団のできますにあたりまして、鉄道建設審議会会長の建議がございまして、それによりますと、鉄道の新線の建設というのは、道路とか、港湾整備等と同じように、政府の公共投資とする以外にないものと、こう思料される、そこで、この新線建設については、政府が公共事業としてそのおもなる
○国務大臣(松平勇雄君) 鉄道の新線計画の十カ年計画の実行というものはなかなか困難だろうと私も考えるわけでございます。しかし、行管といたしましては、この問題に関しましては、先ほどお話しいたしましたように、四十年度末に一応勧告をいたしまして、逐次その勧告に従って改善をしていただいておるわけでございます。
○国務大臣(松平勇雄君) ただいま特殊法人の調査を行なっておりますが、現存いたします百八の特殊法人について調査を行なっておりますのでございますが、ただいま御質問の、十八の臨調の答申にある法人につきましては、御承知のとおりあの答申は大体分けますると四つの種類に分かれるわけでございまして、一つは、統廃合をすべきである。それからもう一つは、民法上の法人に組織がえをする。
○国務大臣(松平勇雄君) 公害行政に対し、行政委員会のごとき機関を設けて一元化をはかる考えがないかというお尋ねでございますが、公害現象に関しましては、ただいま総務長官がお話し申しましたように、きわめて多元的で複雑でございまして、公害行政毛多角的でなければ実態に応じがたいのでございます。
○国務大臣(松平勇雄君) 私へのお尋ねは、答申があってから相当期間がたっておるが、行革の実績は見るべきものがない、なお、今後どんなプログラムで准行するかというようなお尋ねのように拝聴いたしました。
○国務大臣(松平勇雄君) 臨調の答申が出てから以来今日までどういったことを実行に移したかという御質問でございますが、いろいろやったわけでございますが、一つずつ申し上げますと、まず、行政監理委員会の設置をいたしました。第二に、閣僚協議会の整理、活用と、審議会等の整理をいたしました。第三が消費者行政の改善のため、経済企画庁に国民生活局を設置いたしました。
○国務大臣(松平勇雄君) お答えいたします。現存の審議会は全体で二百六十ございます。そのうち、主管大臣の諮問に応じて調査審議するもの及び主管大臣に特定事項を建議するものが、百九十九がそれに当たるわけであります。それから試験、検定、懲戒等、特定の資格得喪に関する事務を処理するものが二十七、行政不服審査に関する事務を処理するものが二十ございます。その他が十四で、合計二百六十になっております。
○国務大臣(松平勇雄君) ただいま行管では水資源の開発並びに利用に関する行政監察というのを本年度の初年度の中央監査として指令を出してやらしておりまして、大体二月ごろから準備をして、四月から本格的にかかっておるわけでございます。その監察の一つとして愛知用水公団並びに木曽川の総合開発の問題も含んでおります。
○国務大臣(松平勇雄君) いま成瀬委員のお話のとおり、地元からいろいろ要望なりご意見が出ておりますが、したがいまして、行政管理庁といたしましては、臨調の答申を尊重して、特殊法人の再編成のことを考えることになっておりまするが、しかし、地元の御要望もよく検討いたしまして、そして結論を出すということでございまして、よくその御要望なんか私のほうでもよくわかっておりますから、そういったものを勘案いたしまして、
○国務大臣(松平勇雄君) 四十二年度の予算の編成にあたりましては、御指摘のとおり、特殊法人その他部局の増設を抑止する方針をとっておりました。
○国務大臣(松平勇雄君) 行政機構改革の問題は、御意見のとおり非常に困難な問題でございまして、概論で始まりますれば非常に賛成の方が多いのでございますが、各論に入りますると、その賛成の方がたちまち反対になるというようなこともあるわけでございまして、いま御指摘のとおり各省との関係その他圧力の強い点も私も認めておるわけでございます。
○国務大臣(松平勇雄君) ただいま行政管理庁といたしましては、今度の第一四半期の監察のテーマといたしまして、水資源の開発並びにその利用に関する監察を行なっているわけでございまして、その作業の一つとして愛知用水公団が入っているわけでございます。
○国務大臣(松平勇雄君) 行政事務再配分の問題につきましては、臨調が答申を出しましたその翌年、すなわち、四十年の九月に、地方制度調査会からも、臨調の意見を取り入れて、相当広範にわたって改善の意見が出されております。
○国務大臣(松平勇雄君) 臨調で指摘いたしました十八の公団、公庫に関しましては、承知をいたしたものも三つほどございます。
○国務大臣(松平勇雄君) 逆行通達と称せられるものの内容に関しましては、この委員会におきましても詳細に御報告申し上げましたのでございますが、これは昭和四十年、いまから二年前に、臨調答申の推進をはかるというので、行革本部の中に推進班というのを設けまして、臨調答申の推進をはかる作業をいたしたわけでございまして、その作業の中間におきまして、推進班としての意見、あるいはまた関係官庁、あるいはまたその当の特殊法人等
○国務大臣(松平勇雄君) お答えいたします。 臨調の答申が出てから二年半にわたってどういう実績をあげてきたかというような御質問でございますが、まず臨調の全面的答申ができます前に、約一年前に、すなわち昭和三十八年の八月に行政改革本部が設けられました。さらに昭和四十年の八月に行政監理委員会を設置いたしまして、行政改革の推進をはかってまいったわけでございます。