1954-05-28 第19回国会 参議院 建設委員会 第43号
そうするとそれの答えは、「国務大臣(戸塚九一郎君)ちよつと私はまだ慣れませんから質問の御趣旨を取り違えるかも知れませんが、仮に五カ年計画を閣議に出して、本年の二十八年度の予算と第一年度の差額があつた場合に、その差額については、先ほど申上げたような措置をとらなければならんのであります。これは閣議の際に併せ考えて決定を見ることになるだろう、こういうふうに考えます。」
そうするとそれの答えは、「国務大臣(戸塚九一郎君)ちよつと私はまだ慣れませんから質問の御趣旨を取り違えるかも知れませんが、仮に五カ年計画を閣議に出して、本年の二十八年度の予算と第一年度の差額があつた場合に、その差額については、先ほど申上げたような措置をとらなければならんのであります。これは閣議の際に併せ考えて決定を見ることになるだろう、こういうふうに考えます。」
○国務大臣(戸塚九一郎君) 只今議題になりました住宅金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由とその概要を御説明申上げます。
○国務大臣(戸塚九一郎君) お答え申上げます。 田中さんからもお話がありましたように、佐久間並びに秋葉のダム工事は我が国で今までに最も大きな工事でありまして、県も愛知、三重、長野三県にまたがり、又流域といたしましても約三十五キロの間がそれぞれ関係の所になつているというようなわけでありまして大工事としてこれに対する補償問題などがなかなか面倒に相成つているのでございます。
○国務大臣(戸塚九一郎君) まだ今申上げた通り大蔵省と正確に話はいたしておりません。
○国務大臣(戸塚九一郎君) 私はもう少し続けてやらなければいかんと思います。
○国務大臣(戸塚九一郎君) お話は承わつておきます。
○国務大臣(戸塚九一郎君) お答え申上げます。 只今住宅対策としてやつておりまするのは、御承知のように、公営住宅、それから住宅金融公庫によるもの、その他公務員住宅、勤労者厚生住宅、これだけ全部で二十九年度が十一万戸になるはずであります。
○国務大臣(戸塚九一郎君) お答え申し上げます。道路が産業の基盤で最も大切なことである、また、日本の道路が外国と比べてはなはだ劣つておるということは、まことにお説の通りだと存じます。道路の整備が必要であることは、おそらく天下の声であろうと私も考えております。
〔国務大臣戸塚九一郎君登壇〕
○国務大臣(戸塚九一郎君) お答え申上げます。 いわゆる過年度災害の件でありますが、二十九年度末までに未復旧として持越されまする事業費の総額は約七百億円に相成つております。これを国費の負担にいたしますと五百億見当、これに対して二十九年度の予算からは、事業費にして約百二十億程度が充てられることになつておるのであります。
○国務大臣(戸塚九一郎君) お答え申上げます。 道路が産業の基盤として極めて重厚なものであるということは、只今御指摘の通りでございまして、政府もその点については十分認識を持つておるつもりであります。殊に我が国の現在の道路が、最近の車の激増、並びに大型車、重量車が非常に多くなつたというような関係から、たださえ不十分な道路が一層補修を要する面が多くなつて余つて、誠に困難をいたしておる状況であります。
○国務大臣(戸塚九一郎君) それは極力御相談に応じます。
○国務大臣(戸塚九一郎君) その通りであります。
○国務大臣(戸塚九一郎君) 承知いたしました。
○国務大臣(戸塚九一郎君) 建設省関係につきましてお答え申上げますが、地域指定の件は、先ほど副総理からもだんだん御説明がありましたが、建設省関係の特別立法は、御承知のように、公共土木施設等の災害復旧の特別措置法、堆積土砂の関係のものと、二つでございます。十一月二十八日及び三十日に政令は公布をいたしました。
○国務大臣(戸塚九一郎君) お答え申上げまするが、前議会で御決議を頂きまして、誠に御趣旨は御尤もに存じておるのであります。災害復旧の従来のやり方は、机上査定というのでやつておりまして、自然ルーズになるというのがあつたのではないかという点も懸念されます。
○国務大臣(戸塚九一郎君) 一番上のは道庁の関係……。
○国務大臣(戸塚九一郎君) 一番上のですか。
○国務大臣(戸塚九一郎君) 有難うございました。
○国務大臣(戸塚九一郎君) お答え申上げます。
○国務大臣(戸塚九一郎君) お答え申上げます。只今の業者の濫立ということは私もよく認めております。これは殊に地方においてそういう点が顕著ではないかと思いますが、これを防止する方法がなかなかむずかしいのであります。只今登録制度にいたしておりまするけれども、まだこれだけではいけない。殊に登録ということが随分あやしく利用せられることもあります。
○国務大臣(戸塚九一郎君) 決しておろそかにしているのではございません。この建設業者の扱いにつきましては、常に建設省といたしましても苦心をして、どういう対策がいいかということで研究はいたしておるのでありまするけれども、(佐多忠隆君「研究の段階ではない」と述ぶ)先ほども申上げましたように、但し、こうしたらというところがなかなかいい結論が出て参りません。いま少しく研究の時同をお与え頂きたいと思います。
○国務大臣(戸塚九一郎君) 住宅金融公庫の金を減らしたということが悪い印象を与えておるだろうというお話でございますが、私も御尤もだと思います。決して好んだことではありませんが、事実遅れている、遅れておつたということを自慢そうに申上げるわけにも行きません。これは金融公庫と言いますか、住宅政策について当局として智恵が足りなかつた、不十分であつた点もあるのじやないか。
○国務大臣(戸塚九一郎君) 只今のお話の年度が変つた場合でありますが、或いは今石川さんのお話のように従来予算が配賦せられることが遅れるというようなことで手間取る場合これは年度が変つた場合の又融資という問題が私は当然起きて来ると思います。
○国務大臣(戸塚九一郎君) 昨日どういう答弁を申上げましたか、まだ聞いておりませんが、罹災地についてはということは、今回の災害復旧について実施して行く点ですでに事務的に折衝が済んだということを申上げたのだと思います。一般のほうについてということは、私が先ほど申上げましたのは、これから一つ話をしたい、まあ来年度においては是非そういうふうに考えて参りたいという意味を申上げた次第であります。
○国務大臣(戸塚九一郎君) 原因と申しますと、非常に雨量が多かつたとかいうようなこともありまするけれども、これを防ぐ意味で只今も申上げましたように、成るべく降つた水がゆつくり流れるようにしたいというのが狙いでありまするが、従つて植林を十分にするということと、殊に砂防工事を十分に施して砂と共に水が流れるということを防ぎたい。
○国務大臣(戸塚九一郎君) お話の御趣旨は私もわからんわけではありませんが、例えば建設公債を以て当てるとかいうことも考えられましようし、いろいろありまするけれども、これは私がここで申上げてもどうにもなるものでもありません。
○国務大臣(戸塚九一郎君) 財源の捻出に関しましては、私がここでいろいろ申上げることは少し出過ぎるようになりまするので、財務当局と十分に連絡をいたしたいと考えます。
○国務大臣(戸塚九一郎君) お答え申上げます。 節約のうちに河川費が六億何がしある、本来ならば、これは節約しないはずであつたではないかというお話でありました。
○国務大臣(戸塚九一郎君) お答え申し上げます。住宅金融公庫の件、そのほか既定経費の節約についてのお話でありましたが、先般来大蔵大臣もしばしば御説明申し上げておりますように、金融公庫の二十二億を減じましたのは、予算の成立が遅れたとか、その他の事情もありまして、仕事がだんだん遅れておりましたことはまことに申訳ないことでありまするけれども、事実不用になるのじやないかという意味で遅れたのであります。
○国務大臣(戸塚九一郎君) お答え申し上げます。御説の通り、単なる災害の復旧のみではほんとうでありません。政府は治山治水並びに海岸保全の恒久策につきまして目下成案を急いでおるのであります。災害の復旧を早くするとともに、総合的、根本的に国土を保全するための施設をいたしたいと考えております。
○国務大臣(戸塚九一郎君) お答え申し上げますが、既定経費の節約を冷害地にも均霑さした、誠に遺憾の点、御尤もでございますが、既定経費の節約は、すでに大蔵大臣からも説明がありましたように、万止むを得ざる財源の捻出のためにいたしたのでありまして、他の災害地も同様にいたしておるのでございます、ただこの節約の割当又は救農土木費の割当等につきましては、現地の実情に応じて、道内にもそれぞれの実情がありますから、
○国務大臣(戸塚九一郎君) お答え申し上げます。 今年の災害による地すべりと堆積土砂の問題は、ことしの災害の特性とも考えられるようなものでありまして、まことに深刻な被害があつたことはお話の通りであります。