1982-09-16 第96回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
○国務大臣(始関伊平君) まず、前倒しの状況でございますが、ここに具体的な数字を持っておりますけれども、八月分はあと一週間、来週中にわかるようでございますが、ただいままでに明確になっておりますのは、大体七月までの分でございます。
○国務大臣(始関伊平君) まず、前倒しの状況でございますが、ここに具体的な数字を持っておりますけれども、八月分はあと一週間、来週中にわかるようでございますが、ただいままでに明確になっておりますのは、大体七月までの分でございます。
○国務大臣(始関伊平君) そのとおりでございます。 倒産の問題でございますが、本年度になりましてからは、公共事業の前倒し等によりましてやや落ち着きを見せておる、よくはなりませんが、特に悪くもならない。建設関連業種の倒産がどの程度かという表もここに準備してございますが、いまのところは一応落ち着きを見せているというふうに考えております。
○国務大臣(始関伊平君) 昭和五十七年七月及び八月豪雨による被害の状況と今後の対策について御報告申し上げます。 本年七月上旬以降活発化した梅雨前線の活動及び台風十号に伴う豪雨によって、七月には、長崎県、熊本県を中心として、九州、四国、中国、近畿などの各地方で、また、八月には、近畿、中部、関東などの各地方で激甚な災害が発生しました。
○国務大臣(始関伊平君) その点が私ども一番心配している点でもあるわけでございますが、やはり年度内に執行が済まなきゃいかぬという要請もございますから、できるだけ早い方がいい。それからまた、下期の方は別に何とか手当てができるということがわかることが安心して前倒しの工事を進める一つの理由と申しますか、にもなるわけでございますから、そういう意味で言えばできるだけ早い方がいい。
○国務大臣(始関伊平君) 今回の公共事業執行の前倒しは実に七七%、八O%近い前例のない大がかりなものでございまして、その効果と申しますか、前倒しの発注は大体非常に順調に進んでおるようでございますから、景気の回復等に相当な効果があろうと考えております。
○国務大臣(始関伊平君) いろいろと機微な問題に触れておられまして、私の立場ではお答えしにくいのでございますが、十二月、まあ二〇%まだ発注の済まない部分が残っておりますから、前後を勘案して考えますと、十二月になるということでしたら私がさっき申し上げましたように、何らかの形で下期はこうするぞという政府の方針のようなものを決めていただいて、それを発表していただければ、二〇%のものが残っておりますから、まあ
○国務大臣(始関伊平君) お答えを申し上げます。 いわゆる財政再建下におきまして、公共事業ないし公共投資のあり方いかんという問題は大変重要な問題でございまして、税制、経済運営の一つの根本問題かと存じますが、この点につきましては御承知のようにいろいろ意見の分かれておるところでございます。
○国務大臣(始関伊平君) わが国の住宅建設は、御承知のように、昭和五十一年度から五十四年度までは大体百五十万戸前後で推移してまいったのでございますが、五十五年度、これは第二次石油ショックの影響だろうと思いますけれども、百二十一万戸に落ちました。それから五十六年度についても百十四万戸と、前年度に比べますと七万戸、五・九%の減少でございました。
○国務大臣(始関伊平君) ただいまの二宮委員の御指摘に対しましては、どうもおかしいという反論はできないと思うのでございまして、予算も伴うことでございますから、いま建設省内部でまず検討いたしまして、ただいまの御指摘にかなうような対策を早急に講じてまいりたい、かように存じております。
○国務大臣(始関伊平君) 先ほど来私や政府委員から御答弁申し上げているとおりでございまして、御指摘の解決の方向は大変ごもっともだと存じますので、そういう方向に即しまして、今後全力を挙げて打開してまいりたい、かように存じております。
○国務大臣(始関伊平君) この土地区画整理の地権整理のために役に立つ人材を試験制度で養成していこうということでございますが、こういったようなものが今後も非常にたくさん出るのかというようなことでございますけれども、確かに行政の簡素化の趣旨にも反する点がないとは言えないと思いますので、本当に必要な最小限度にとどめるべきであることはもちろんでございます。
○国務大臣(始関伊平君) ただいま御指摘になりました点は、私どもも同感の点が少なくないのでございますが、いまここで具体的にお答え申し上げかねますけれども、御指摘の点を十分留意いたしまして今後、また時期的にもおくれないように善処してまいりたいということをお答え申し上げておきたい、かように存じます。
○国務大臣(始関伊平君) ただいま大変適切な問題点を御指摘になりまして、私ども御激励を賜りました。御激励の趣旨に沿うように今後事務当局と一緒に十分努力いたしますので、御支援をいただきたいと思います。
○国務大臣(始関伊平君) いま局長が申したのでございますが、近いうちに公共事業費の上半期前倒しの一つの後始末的な意味も含めまして補正予算による追加投資等も行われるかと思いますが、そういういろいろな機会をつかまえまして、いま申しましたとおり、せっかくの五カ年計画でございますからできる限りこれを確保してまいりたい、このように努力をしたいと思いますので御理解をいただきたい、かように存じます。
○国務大臣(始関伊平君) 進捗率が大変少ないようでございまして、私も大変残念に思っておりますが、主たる理由はやはり予算が少ないということにあると思いますので、今後、財政事情等々にらみまして、その運用におきまして一層の努力をしてまいりたい、かように存じております。
○国務大臣(始関伊平君) 余り間が長過ぎるということでおしかりをいただきましたが、諸般の準備を急いで進めまして、できるだけ早く閣議決定にこぎつけたい、かように存じております。
○国務大臣(始関伊平君) ただいま御決議のありました公共事業の入札に関する問題につきましては、すでに建設業者団体に対し、関係法令の遵守について指示し、あわせて中央建設業審議会に対し、入札制度の合理化対策等について調査、審議をお願いするとともに、競争参加者の指名数の増加等、当面の改善策を講じたところであります。
○国務大臣(始関伊平君) 最終的には競争入礼で工事の落札者が決まるわけでございますが、その前に、談合というものがなければどうにもしようがないじゃないかと、こういう御指摘と思いますけれども、私どもはやはり入札の結果決まってきたものと、かように存じております。
○国務大臣(始関伊平君) それだけの資料をもちまして、犯罪行為やなんかにつながる談合であると断定するにはもちろん不十分でございますが、いまお話のございましたような疑惑を受ける点があるとすれば、私どもとしては大変遺憾であると申し上げるほかございません。
○国務大臣(始関伊平君) 承知いたしました。
○国務大臣(始関伊平君) 住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま議決されましたことを深く感謝申し上げます。
○国務大臣(始関伊平君) 大蔵省に寄り切られて、いわばこちらが覇気をそがれると申しますか、そういうつもりでこの案に賛成したということではございません交繰り返して申し上げますが、全体として見まして総合的な判断として、これの方が今後ともいままでのような方式で住宅対策を進めてまいる上に一歩前進だ、これが基本認識でございまして、そもそも強姦されてこうなったというふうには考えておりません。
○国務大臣(始関伊平君) プール計算に対する御批判が主であればお答えになりませんが、物価への影響、あるいは道路利用者に対する影響から申しますと、やはりトラック輸送が一番大きい影響を受けるようでございます。
○国務大臣(始関伊平君) 大木委員のお立場と御意見は理解いたしますけれども、これは相当慎重な手続、また検討をいたしまして原案が出ておりますので、当局側といたしましては、これを再検討するということは大変困難でございます。何とか御理解をいただくようにお願いしたい、かように存じております。
○国務大臣(始関伊平君) 私の答えの前に、ちょっと都市局長の説明を聞いていただきたいと思います。
○国務大臣(始関伊平君) 建設省から各都道府県等に出向きしております部長、課長の大事につきましては、当該省庁、都道府県知事などと十分に打ち合わせまして、無理のないようにやっておるつもりでございますし、今後ともそういう心がけでやってまいりたい、かように存じております。
○国務大臣(始関伊平君) ただいまの質疑応答のことを十分承知いたしました。都道府県知事が人事権を持っておるわけでございますから、いま御指摘のようなことはないはずだし、またそのように取り計らいます。
○国務大臣(始関伊平君) そういうお話は初めて伺いますが、なお御疑問があれば、官房長が詳細を存じておると思いますので、官房長から答弁させます。
○国務大臣(始関伊平君) ただいまいろいろとお話がございましたが、余りはっきりと申すわけにはまいりませんが、大体御指摘になりましたような気持ちで閣議で発言した、このように御理解いただいて結構だと思います。
○国務大臣(始関伊平君) 客観的事実を明確にいたしまして、法に照らして適正な措置をとるということでございまして、ただいまお述べになりましたような方向で善処してまいりたい、かように存じます。
○国務大臣(始関伊平君) ただいまお話がございましたが、われわれも重大な関心を持ちまして、さっき申し上げましたように県の方の動向も見きわめてこの問題に善処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(始関伊平君) 三月十六日の閣議では、七五%の前倒しを最終的に決定いたしたのではございませんで、予算が通ればその段階においてこれを正式に決定しよう、こういう決定をいたしたわけでございます。
○国務大臣(始関伊平君) 前倒しの方の問題もいまから検討しておいて、最終的に決めるのは予算が成立してからということになっておるわけでございまして、いま御指摘のような問題について相談するのも、これは景気の動向を見るということでございますから、予算の編成が済んだらすぐにということになるのかどうかまだはっきりいたしませんけれども、いずれにいたしましても、私も公共事業の方の責任を持っておる立場からいたしまして
○国務大臣(始関伊平君) ただいまの御指摘に対しましてお答えを申し上げます。 建設省の所管の公共事業の地域配分に当たりましては、地方公共団体の要望をもとに各地域の公共施設の整備状況、事業間のバランス等を勘案いたしまして実施しております。
○国務大臣(始関伊平君) ただいまの御質問でございますが、宅地の供給を確保するということは住宅政策推進の上から申しましても一番大事な問題でございます。そのために長い間の懸案でございまして、国土庁とともに建設省も考えておりました税制の改革案がただいま国会の方で御審議をいただいておるわけでございますが、その点につきましては相当の効果があるものと期待をいたしております。
○国務大臣(始関伊平君) 農民の意識といたしましては、余り金の必要もないし、なるべく財産としては土地の形で持っていた方がいいという意識もかなり強いようでございますが、また一面、農地の面積を減らして、一方においてはこれを金にかえて適当な生活手段を講ずるとともに、一方においては農業と、両方でやっていこうという意識もあるようでございます。
○国務大臣(始関伊平君) この制度ができましてからの制度の普及の状況等が余り芳しくないという点はただいま御指摘のございましたとおりでございまして、遺憾なことに存じております。
○国務大臣(始関伊平君) 日建連は民法上の公益法人でございまして、設立の目的を持っておるのでございますが、同時に法人格を持った国民層を構成する一員であると思いますので、国民として認められておる政治献金を出すことについては、これは自治省の監督下にございますけれども、それが直ちに違法であるとは考えておりません。
○国務大臣(始関伊平君) 政府委員から繰り返してお答え申し上げておりますように日建連は建設業の団体の連合会でございまして、そのほかに会社の大きいやつが直接会員として入っておるわけでございまして、その構成から申しましても、いま御指摘の四十何社かだけで構成しておる十日会とは全く別物でございます。
○国務大臣(始関伊平君) それから献金等の問題でございますが、これは、直接国民の税金がそっちに回るというわけのものではございませんので、民主国家体制のもとにおいて許される限度の政治献金が行われるということについては、必ずしも異を唱えるべきではないのではないかと、かように存じております。
○国務大臣(始関伊平君) お答えをいたします。 御指摘の点につきましては、現在日本テトラポッド株式会社から事情聴取を行っているところであります。さらに、関係のある各社からも事情聴取を行っておるわけでございますが、違法な行為があれば、大変残念なことでございますが、そういう事実があれば、建設業法に照らして厳正に対処していくと、これがこの件に対する当局の態度であります。
○国務大臣(始関伊平君) その朝日新聞の記事の出ました日に、事務当局、官房長に命じまして土工協の会長前田氏を呼んで確かめさしたのでございますが、そのような返事であるということをその当日私も聞いております。
○国務大臣(始関伊平君) ただいま御指摘の、お出しになりました資料初めて拝見いたしますし、また書いてございます事実も初めて伺うところでございますので、当方といたしましては調査をいたしてみたいと存じます。