1991-09-05 第121回国会 参議院 外務委員会 第2号
○国務大臣(中山太郎君) 今私が申し上げましたことは、この艦船の交代について私は日本政府としてこれを米国の運用上の問題として申し上げているわけでありまして、我が国にとっての重要性というものはやっぱり我が国の安全保障とアジア・太平洋の安全ということが原則でございます。
○国務大臣(中山太郎君) 今私が申し上げましたことは、この艦船の交代について私は日本政府としてこれを米国の運用上の問題として申し上げているわけでありまして、我が国にとっての重要性というものはやっぱり我が国の安全保障とアジア・太平洋の安全ということが原則でございます。
○国務大臣(中山太郎君) ただいまソ連邦におきましては全国人民代議員大会が開催をされておりまして、いろいろと新しい国家の形態、共和国との関係につきまして議論が行われておる過程でございます。 細部につきましては欧亜局長から答弁をさせていただきます。
○国務大臣(中山太郎君) このインディペンデンスの横須賀への寄港という問題につきましては、御案内のように米軍の運用上の問題でございますから、日本政府としてこれについての意見を格段申し入れるということは差し控えたいというのが政府の基本的な考え方でございます。
○国務大臣(中山太郎君) そのときの李長官の御発言が今議員がお話しのようなことであったかどうか。そのとおりだと私は思いますが、昨晩、私は韓国の外務省を代表する外務次官と四十分にわたって委員会終了後会談をいたしたわけであります。
○国務大臣(中山太郎君) 昨年十月の海部総理の施政方針演説におきましても、政府といたしましては、朝鮮半島地域のすべての人々に対し、過去の一時期、我が国の行為により耐えがたい苦しみと悲しみを体験されたことについて、深い反省と遺憾の意を表明していることは御存じのとおりでございます。
○国務大臣(中山太郎君) お答えを申し上げる前に、総理と私とは外交関係においては毎日情報の交換をいたし、相談をいたしておりますから、海部総理と私との考え方の間に差異はないということをまず冒頭に申し上げておきたいと思います。
○国務大臣(中山太郎君) PKOの関連法案の作成状況につきましては、既に政府といたしましては中間報告を出しておりますし、さきの国会におきまして三党間で国際貢献に関する覚書ができておりまして、三党の幹部の方々には既に御説明を申し上げております。 なお、先般PKOのいわゆる派遣についての五原則というものを決めております。
○国務大臣(中山太郎君) 浜本議員にお答えを申し上げます。 私が先般のASEAN拡大外相会議で示しました考えは、アジア、太平洋地域の友好国の間でお互いの安心感を高めるための政治対話を行っていこうという考えてあります。
○国務大臣(中山太郎君) 後藤議員にお答え申し上げます。 まず第一に、国際秩序を強化し、これを公正で安定なものとするために、国連の権威と機能を高め各国が積極的に協力をしていくことが重要であると考えております。我が国としては、我が国にふさわしい国際的責務を遂行するために、国連に対し引き続き、人的、財政的側面からあらゆる面で効果的な貢献を行っていく所存であります。
○国務大臣(中山太郎君) 先ほどもお答えを申し上げましたように、子供の権利条約につきましては次期通常国会には間違いなく御審議をお願いする、このように相なろうかと思います。
○国務大臣(中山太郎君) 現在まだいろいろと作業を進めている過程でございますので、留保案件につきましてこの時点で申し上げるということは御遠慮させていただきたいと思います。
○国務大臣(中山太郎君) 私もこの実施体制を非常に関心を持って調べておりまして、外務省においては経協局の技術協力課、それはまあ一般の普通の案件をたくさん抱えておりまして、今臨時に緊急援助隊の仕事が飛び込んでくる、そういう中で、JICAにも先日参りまして現地の責任者と話をしましたけれども、ここも委員御指摘のように人手が足りない。
○国務大臣(中山太郎君) ODAの実施に当たりましては、今年政府は新しく各国におきます軍備の状態、武器の購入の状態等について四つの指針を明らかにしたわけでありますが、この指針を明示いたしましたことに早速反応が出てまいりまして、この四つの項目について最近バングラデシュ政府からの日本に対する援助要請について各項目について具体的に説明があったこともこの機会に申し上げておきたいと思いますが、基本的に日本の協力
○国務大臣(中山太郎君) 主として自然災害であります。
○国務大臣(中山太郎君) この問題は、人権、人道上の大きな問題でございまして、政府といたしましては、この問題を解決するために最も効果的な方法がどういう方法があるかということにつきまして、閣議了解または閣議決定等も含めてどのような方法をとることが賢明であるか、留守家族の方々や関係議員の方々とも十分相談をしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 国連加盟問題というものは数年来非常に大きな懸案になっておりますが、日本政府としては、同時加盟ということが最も好ましい、その件につきましても両国の政府間、首脳でいろいろと協議をされることがこの朝鮮半島の半島全体のためにも好ましいことであると考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 政府といたしましては、湾岸平和基金に対する累次の拠出はすべて円建てで行われておりまして、その意味ではそもそも円安による目減りというものは存在をいたしておりません。したがって、円安による目減り分を補てんすることも考えておりません。
○国務大臣(中山太郎君) 高井議員にお答えを申し上げます。 ペルシャ湾に日本船舶が現在どの程度航行しているのかというお尋ねでございましたが、この三月以降、ペルシャ湾には毎日平均十五隻程度の日本の船舶が就航していると承知をしております。 また第二のお尋ねは、日本のタンカーが機雷の敷設されている海域を航行することは現在ないと聞いているが、この事実に誤りはないかということでございました。
○国務大臣(中山太郎君) 李方子女史のこの遺品を韓国へお渡しするということについて韓国に大変評価していただいておりますので、今後ますます日韓の関係が改善されるように努力をいたしたいと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 山口議員にお答えを申し上げます。 イラクにより敷設された機雷がペルシャ湾北西部に多数残存をしておりまして、これらがこの海域における我が方のタンカーを含む船舶の航行の重大な障害と現在なっております。 各国の掃海部隊は、各海域で掃海作業を実施中でありますが、機雷を除去し、航路の安全を確保するまでにはなお相当の時間を要すると見込まれております。
○国務大臣(中山太郎君) 東中議員にお答えを申し上げます。 湾岸地域は既に正式停戦が成立をし、平和が回復した状況にございます。また、ペルシャ湾には湾岸危機の間にイラクにより敷設された機雷が多数残存し、これらが重大なこの海域の船舶の障害となっております。
○国務大臣(中山太郎君) 喜岡議員にお答え申し上げます。 御指摘のとおり、ソ連における民主化、自由化、市場経済導入等のペレストロイカの推進は、ソ連のみならず世界全体の平和と安定に資するものと認識をいたしております。
○国務大臣(中山太郎君) 猪熊議員にお答えを申し上げます。 既に今後の日ソ交渉の基本姿勢につきましては総理から御答弁がございましたが、政府といたしましては、北方領土問題につきましては、四島の返還を求める我が国の立場は不変でございまして、この一日も早い実現のために強力に交渉してまいる考えであります。
○国務大臣(中山太郎君) 私は確信しております。
○国務大臣(中山太郎君) 立っております。
○国務大臣(中山太郎君) 岩田議員にお答えをいたします。 有害廃棄物の越境移動及びその処分の管理に関するバーゼル条約は、有害廃棄物の国境を越える移動を管理、規制するために作成された条約であり、我が国としては、地球環境保護のための国際制度づくりの必要性に照らし、本条約の重要性を認識いたしております。
○国務大臣(中山太郎君) NGOの方々の活動が、相手国で大変高く評価を受けているということも事実でございまして、そのような実態を踏まえまして、外務省が昨年に引き続き今年は二億八千万円の予算を御審議いただき、御承認をいただいたわけでございます。 こういう形で、今後ともNGOの活動がますます活発化するように、外務省としては一層努力をしてまいりたい、このように考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 御指摘のナルマダの問題は、現地でもいろいろと問題がございます。政府といたしましては、現地の事情を十分調査して判断をいたしたいと、慎重な姿勢をとっているわけでございます。
○国務大臣(中山太郎君) クルド人難民対策という看板をかけろという委員の御指摘、それがまた対外的にも大きな広報になるんじゃないかと。十分御意見を踏まえながら、これからやってまいりたいと考えております。
○国務大臣(中山太郎君) 委員御要求の資料につきましては、なるべく詳細な骨子を出させていただきます。
○国務大臣(中山太郎君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。 政府といたしましては、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、今月予定されますゴルバチョフ大統領の訪日を通じ、北方領土問題の解決と日ソ平和条約の締結のため全力を傾注しつつ、一層強力にソ連との交渉に当たる所存であります。 ─────────────
○国務大臣(中山太郎君) お説のとおりだと思います。
○国務大臣(中山太郎君) 期待をいたしております。
○国務大臣(中山太郎君) ただいまの御決議に対して、所信を申し述べます。 政府といたしましては、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、今月予定されますゴルバチョフ大統領の訪日を通じ、北方領土問題の解決と日ソ平和条約の締結のため、全力を傾注しつつ一層強力にソ連との交渉に当たる所存であります。(拍手) —————・—————
○国務大臣(中山太郎君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。 政府といたしましては、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、今月予定されますゴルバチョフ大統領の訪日を通じ北方領土問題の解決と日ソ平和条約の締結のため全力を傾注しつつ、一層強力にソ連との交渉に当たる所存であります。
〔国務大臣中山太郎君登壇〕