1950-11-24 第9回国会 衆議院 文部委員会 第1号
そこで予想せられまする警察予備隊の使命に基いて、どうしてもこの制度というものを採用せられまして——私は一宗一派に偏することを言うのではございませんが、ぜひとも一種の感激を持つた日々だという気持をもつて、警察予備隊の訓練を願うということに、あらゆる国力を結集して、一日も早くおやりにならなければならぬ。
そこで予想せられまする警察予備隊の使命に基いて、どうしてもこの制度というものを採用せられまして——私は一宗一派に偏することを言うのではございませんが、ぜひとも一種の感激を持つた日々だという気持をもつて、警察予備隊の訓練を願うということに、あらゆる国力を結集して、一日も早くおやりにならなければならぬ。
行政制度審議会の答申によりますと、行政機構が現在のように膨張した理由のおもなるものとして、戰争中及び戰後の経済統制によるもの、行政の民主化が行われた際、個々の行政組織が政府全体の調和を顧慮することなく、無統制に拡大されたことによるものの二つをあげ、経済統制が全面的に解除されつつあり、また終戰後五年をけみしようとしている今日、政府行政機構に根本的な検討を加え、これを真にわが国今日の国力と国情にふさわしい
閣議決定は単に行政機構を改革しまして事務を簡素化して、国力に沿うような行政機構にしようというだけの閣議決定で、細部に亘つての閣議決定には至つておりません。ですからまだお示しして御批判を受けるというまでには立至つておりませんが、極く近い将来にお示しいたしまして御批判を受けたいと思います。
六・三制の実施にも無論賛成であるし、教育制度の改革も決して反対ではありませんが、この国力全部が経済的に疲弊し、殊に地方自治体の財政力が困窮していると思うのです。
○国務大臣(保利茂君) 一昨日の閣議で先程当局から申しましたように国力にふさわしい行政能率化を期するために行政の簡素化を図るという一般方針を決定いたした以外には、閣議において機構上の問題について論議せられたことはございません。従いまして一般方針に則りまして、主として行政管理庁において原案の研究が行われるものと私共は了解しております。
○説明員(大野木克彦君) 只今お尋ねの行政機構の簡素化の問題でございますけれども、この問題につきましては実はまだ一昨日の閣議におきまして新聞にもありましたように、行政機構を現在の我が国力にふさわしいものに簡素化して国民負担を軽減するという一般的な方針が決定になつただけでありまして、まだ具体的に個々の機構をどうするという点につきましては決定いたしておりません。まだ目下研究いたしておる段階であります。
にヨセミテの国立公園へ自動車で案内されまして、その道路、つまり国道と山に入る観光道路、それから国立公園内の道路といつたようなものが、自動車に対してどういうふうにできているか、いかに金がかけられているかといつたようなことを、つぶさに視察して参りまして、ますます道路行政の重要性を考えておるわけでございますが、この点については今後道路計画その他に対しまして、観光の見地からいろいろと要求を持ち出しまして、国力
ただ先ほど申し上げましたように、限られた国力の範囲内でどつちを先にするかという事柄の問題から多少御不満の点もあるやに拜察するのでありますが、当局といたしましては先ほど申し上げました根本的思想にかんがみまして、なるべく早く外客方面の施設の遅れておるところをとりもどすようにいたしまして、一日も早く両立的な行政のできますようにいたしたい、かように考えております。
それか国のいろいろまあ状態で国力とも睨み合せなければならん。そうハイカラな理想的なこともできないということもおつしやる通り。それはありますが、大体の基準というものがあるのです。
尚御承知の通り今日の被害の中心地は我が国の産業の中心地でありますので、どうしてもその復興を早くいたしませんというと、我が国の国力に大きな影響をもたらすのではなかろうか、こういうことを私共は非常に痛感をいたしておるわけであります。それにはどうしたらいいか、先ず被害地の当局の人が言われまするには、税金というものを被害の程度によつて全免或いは軽減の処置を講ずることであります。
それで全体の方針といたしましては、行政制度審議会の答申にありましたように、戰時中並びに戰後を通じての行政機構の拡大、人員の増加等を、ただいまの国力に相応するような線に、漸次縮減して行くという大きな線に沿いまして、国民負担の軽減をはかるという方向で、作業を進めておるのでございます。
これはお互いの念願でございますが、国力のことも考えまして、漸進的にこれを実施して行きたいという考えの下に、最初は御承知の通り教育基本法によりまして、授業料だけは無償になつておるのでありますが、併し我々といたしましては、一歩を進めて教科書の問題にこれを進めて行こうというわけで、小学校、中学校全部に亘りまして、要するに義務教育につきましては教科書を無償にいたしたいという考えで、その原則の下に予算の編成もいたしまして
それは国策の問題で、政府がそれをそう考えなければできないことなんですが、そうやつた方が非常に納得も行き、国力も増して来るし、朝鮮の動乱がちよこつと起きたのに鑑みて、そうして一割増産だという……。
アメリカ、イギリスにおいては警察官の数は国民六百名に対して一人、ところが今回日本において予備隊ができますと、四百人に一人、国力、国内の資源、その他から見ましてパーセントが非常に高くなつて参ります。警察官が非常に多いということになります。
この比率からしますと、日本の警察官数は国力の現段階にかんがみまして、相当パーセントが上つて来ておるわけでありますが、この点に関しまして官房長官としては、大体警察官は国民何百名に対して一名くらいが妥当であるか、御推測でもあれば、今後の増減の問題にも関連いたしまして、この際御意見を開いておいた方がいいのじやないかと思いまして、お伺いしておきたいと思います。
その農業生産力の増加によつて初めて農地改革の目的を達成することができると、こういうふうなことであつたなれば、さつき長官は総合的の計画を進めておると、こういうふうなお話であるのでありますが、その中でも特に国土の大部分を占めているところの農耕地に関係がある、農村の振興を急に図つて行つた方が、すべての点から言つて国力の回復のためにも非常に好ましいことであるのじやなかろうか、こういうふうに考えるのであります
それはもちろん必要でありましようが、やはり国力と均衡のとれたものをだんだんにやつて行けばよいことになるのではないかと思うのです。しかし、これらの点は深く議論いたしますと、意見にわたる部分も出て参りますので、この程度にとどめておきます。
従つて鉄道利用の面は、効率的に国の費用を使うという点から行けば、採算が合わないのでありますけれども、鉄道を敷くことによつてその地方の経済的発展を促し、しかも国力を増すことができるという利益の面がたくさんあるわけであります。こういうようなことを考えてみるときに、單に国鉄公社の独立採算制ということのみによつて、今のように一概にできないのだという国鉄当局の言明は、はなはだ遺憾に感じておるのであります。
最近経済安定本部が発表した二十五、六年度の経済の見通しにおきましても、失業者はある程度増加するであろうことを率直に認めておるようでありますが、かくのごとく当然失業者の増大を予想さるべきわが国の実情に処して、これを未然に防止するかいなかは、一に政治力と国力のしからしむるところでありまして、失業対策の根幹をなすものは、実に積極的には雇用量の増大でなければなりません。
経済界がどう動いて行くかという問題、あるいはわが国の国力がどうかわつているかという問題、あるいは資産の陳腐化がどの程度かという問題などがあるが、こういうことはやはりまず企業自身の評価を見なければ、今ただちに適正な時価を決定するということは困難であるというふうに考えておる点を御了解願います。
また米国は国策として、平和擁護、平和増進のために、国力をあげて平和の維持に努めるという政策は、かねてから公言されておつたのでありますが、はたして実行がこれに伴うかどうか。そこで日本におきましても御承知の通り、局外中立とかあるいは軍事基地云云あるいは全面講和というようなことが論議されておる。
○政府委員(大野木克彦君) 参今度の定員を決めます根本の方針でございますけれども、大体におきまして行政機構なり人員なりが戦争中並びに戦後において現在まで置かれております日本の国力に比べてまだ膨脹し過ぎていはしないか、従つて又国民負担にそれが転嫁されているというような根本的な考えがございます。それでできるだけこれを日本の国力に相応したものに圧縮して行きたいという気持がございます。
○堀眞琴君 昭和五年から十年までで七年前後を基準とされるこういうお話なのでありますが、当時のやはり国力、国民所得乃至版図の面とそれから今日とを比較されて、政府では今日とその当時と比較してどの程度にあるとお考えですが。
○堀眞琴君 国力にふさわしい政府職員の定員を設けるというお話でありますが、国力というものを政府の方では具体的にどのように考えておられますか、よく国力ということを大臣もいわれるのですが、ちよつと国力ということを説明願います。
遠くはギリシャ、近くは西域、インド風の局部的エレメントを統括して、一つのまとまつたあの端麗な芸術様式を生み出したものは、結局唐の初めの豊かな生活感情のうちにはぐくまれた斬新な芸術的官能にほかなりませんが、聖徳太子出現ごろから民族的自覚の域に入つたわれわれの祖先は、あたかも国民感情が最も高揚し、国力も最も充実した時期に、世界文明の梓を集めたこの壁画を残したのであります。