1965-02-15 第48回国会 衆議院 予算委員会 第12号
三十六年の輸入鉄鉱石と国内鉄鉱石の比率は九四・三に対する五・七%です。絶対量において銑鉄生産の主体は高炉銑でありますが、電気炉銑はわずか四%前後しか占めていない。これはもう常識になっているのであります。ただ電気銑、砂鉄銑というのは、その品質の優位性はあるけれども、おっしゃるとおり技術進歩によりまして高炉銑の品位も高まってきておりますので、絶対的メリットでないことは明らかであります。
三十六年の輸入鉄鉱石と国内鉄鉱石の比率は九四・三に対する五・七%です。絶対量において銑鉄生産の主体は高炉銑でありますが、電気炉銑はわずか四%前後しか占めていない。これはもう常識になっているのであります。ただ電気銑、砂鉄銑というのは、その品質の優位性はあるけれども、おっしゃるとおり技術進歩によりまして高炉銑の品位も高まってきておりますので、絶対的メリットでないことは明らかであります。
そこで私は、これは具体的なことになりますので、おわかりにならなければ、政府委員でもよろしゅうございますが、鉄鉱石の輸入量と国内鉄鉱石との比率はどうなっておるか。われわれも大体においてわからぬことはありませんけれども、一応明確な点を、政府から伺っておきたいと思います。それから原料炭で、輸入原料炭と国内原料炭との比率、これも一つ伺っておきたい。
○説明員(葦沢大義君) 通産省のほうの国内鉄鉱石の生産は百万トンというふうに考えております。安本の資料は私見ておりませんが、恐らくその中に含まれておる鉄分の計算をしておるのではないかと思いますが、まだ見ておりませんから……。
一つは、国内鉄鉱石でございますが、二十五年度の使用の実績は、おおむね八十五万トン程度と考え得られるのでありまして、二十六年度におきましては、鋭意国内鉱山の増強ということで大体百万トン程度を見込み得るのではなかろうかと思うのであります。 次に、砂鉄の活用でございます。