1995-03-16 第132回国会 参議院 予算委員会 第15号
当行は、海外不動産市況の悪化、国内金融情勢の変化に照らして余りにも投資のピッチが速過ぎることに懸念を持ち、一九八八年中ごろ以降、再三再四にわたり高橋社長に投資の抑制を要請いたしました。私も高橋社長に直言したことを明瞭に記憶しております。 しかしながら、九〇年に入り、懸念いたしましたとおり、内外の証券・不動産市況の悪化に加え、金融機関、ノンバンクの貸し出し姿勢も厳しさを増すに至りました。
当行は、海外不動産市況の悪化、国内金融情勢の変化に照らして余りにも投資のピッチが速過ぎることに懸念を持ち、一九八八年中ごろ以降、再三再四にわたり高橋社長に投資の抑制を要請いたしました。私も高橋社長に直言したことを明瞭に記憶しております。 しかしながら、九〇年に入り、懸念いたしましたとおり、内外の証券・不動産市況の悪化に加え、金融機関、ノンバンクの貸し出し姿勢も厳しさを増すに至りました。
私は、この現在の経済状況を見ますと、金利の引き下げをするというのは、これは国内金融情勢からすれば当然のことである。なぜそうなるか。これは貸し出し金利のほうの問題であります。
ただやはり資金−国内金融情勢の中におきまして資金の公平な配分ができるかどうか、その見通しがやはりこれは当分の間のきめ手になるのではなかろうかと、こういうように私は考えております。
本日は、ポンド切り下げを中心とする国際金融情勢並びにそれと関連する国内金融情勢や貿易の将来等について、政府当局より説明を聴取し、質疑を行ないます。 まず、大蔵省から、ポンド切り下げを中心とする国際金融情勢と見通し及び国際金融情勢の変化に伴うわが国の金融情勢、通商産業省から、ポンド切り下げの日本貿易に及ぼす影響と見通しについて説明を求めます。柏木国際金融局長。