1965-10-16 第50回国会 衆議院 本会議 第5号
(拍手) 四十一年度以降の公債発行につきましては、事業支出に限り、約六千億円前後といわれておりますが、われわれの市中消化が困難であろうとする根拠は、低金利政策による国内金利体系のアンバランスの問題からでございます。
(拍手) 四十一年度以降の公債発行につきましては、事業支出に限り、約六千億円前後といわれておりますが、われわれの市中消化が困難であろうとする根拠は、低金利政策による国内金利体系のアンバランスの問題からでございます。
第三点は、外債の募集も相当効果があって、国内金利体系の正常化のためにも、金融市場の正常化、育成をはかったらどうか、公社債市場の育成をはかったらどうかということでございましたが、全くお説のとおりでございまして、政府も、私もあなたの言われるとおりの方向で日夜努力をいたしておるわけでございます。
また最近日本の民間業者がアメリカから借りた資金の利息は大体四分五厘、日本の国内の金利は大体七分くらいと思うのでありますが、そういう関係で、日本の国内金利体系から見て、そういう安い利息の外資が入ってくるということは、日本の金融界を動揺させるというふうなことから、日本の国内の金融業者は安い利息の外資に対して必ずしも賛成ではない、こういうふうにも聞いておるのでありますが、政府はそういうふうなことから、日本