1988-03-24 第112回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
このうち、粉乳・練乳等、それから乳糖及びミルクを主成分とする調製食料品につきましては、国内酪農業に及ぼします影響などにかんがみまして数量制限の撤廃は極めて困難であるという立場を明らかにしたところでありまして、今後米国を初め関係国との間で我が国の立場について理解を得られるよう努力をしてまいる所存でございます。
このうち、粉乳・練乳等、それから乳糖及びミルクを主成分とする調製食料品につきましては、国内酪農業に及ぼします影響などにかんがみまして数量制限の撤廃は極めて困難であるという立場を明らかにしたところでありまして、今後米国を初め関係国との間で我が国の立場について理解を得られるよう努力をしてまいる所存でございます。
こうしてやはり国内酪農業を守っておるということです。 しかも自由化しておると言いながら、ECではまだ自由化してないのがベネルックスで七ほどあるわけで、フランスで四十六、西独でさえも十四。もう日本はあっちの国から言われ、こっちの国から言われ、農業の後発国でありながら本当に血の出るような思いをして自由化に努力をして、そして二十七まで非自由化品目を少なくしてきたわけです。門戸を開放してきたわけです。
現在輸入されております乳製品は、御承知のとおり、国内乳製品の需要分野と異なる余り競合しない分野のものでありますとか、あるいは特定の政策目的のために、たとえば学校給食のように廉価で供給する必要があるものというようなものでございまして、一般的には主要な乳製品につきましては輸入割り当てをし、その最も重要なものにつきましては事業団の一元輸入ということで、現在はこれをいたしてないということで、国内酪農業の保護
そういうふうな場合は、これは全く本来の目的に沿わないことはもちろんであって、同時に乳価の安定を阻害をする、国内酪農業には非常な悪影響を与える。こういう物に対しては厳に横流れを防止しなければなりませんけれども、これに対して何か禁止規定を設けるとか、あるいはそういう場合の制裁の措置とか、そういうふうなことを何かお考えになっておられませんでしょうか。
酪農製品に関連して申しまするならば、駐留アメリカ軍人、軍属、家族用に無税で輸入されたバター、チーズ、乳製品が、包装を変え、名前を変え、堂々と市販され、国内酪農業の発展の芽をつみつつある重大な事実を御存じないのでありますか。
○松浦定義君 今お話のように、滞貨に対する金融措置を当面の問題としておやりになることも結構だと思うのですが、なぜ滞貨をするかということ自体が問題になると思うので、特に現在国内においてもすでにそういうように滞貨をしておるにかかわらず、国内酪農業を脅やかすような酪農製品の輸入をするというようなことを、やはり生産者或いは酪農業者がその輸入阻止をするといつたような声を起させる、又そういうようなことをさせるということ
七、外国酪農製品の輸入により、国内酪農業に圧迫を加えることとならないよう厳重に注意すること。 右決議する。 昭和二十九年九月一日 衆議院農林委員会 以上であります。(拍手)