2021-05-10 第204回国会 参議院 予算委員会 第18号
先ほど田村大臣からも御説明がございましたが、数万人単位のこの治験を考えるときに、先発ワクチンの普及も進んできていますので、現在、国内製薬メーカーにとっては治験者の確保は容易ではない状況です。
先ほど田村大臣からも御説明がございましたが、数万人単位のこの治験を考えるときに、先発ワクチンの普及も進んできていますので、現在、国内製薬メーカーにとっては治験者の確保は容易ではない状況です。
問題は、いろいろあると思いますが、まず、その一つの中に、私は、ようやく日本においても治験体制が本格化しようとしているというふうに考えていますが、しかし、もう一つの大きな問題は、外国のメーカーに比較して、日本の国内製薬メーカーは、この治療研究に従事させる医師が極端に少ない。
同社は、五十四年十月には、ウイルス病治療薬や抗がん剤として大きな注目を浴びているインターフェロンの量産化の技術として、人間の培養細胞をハムスターの体内で増殖させる方法に成功し、五十六年四月にはインターフェロンの製薬化で国内製薬メーカー二社と業務提携を行っています。また、五十六年十一月にはがん破壊因子を発見、量産化し、さらに、五十七年十二月には腫瘍壊死因子の量産に成功しています。