2004-03-18 第159回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
肉用牛の経営安定対策のうち肉用牛肥育経営安定対策事業については、国内におけるBSE発生により国内肉用牛生産が危機的状況に陥った際、その経営安定のために非常に重要な役割を果たして、これは大変喜ばれました。本事業は平成十三年度から三年間の事業として実施され、今年度で終期を迎えるわけであります。今回の諮問では来年度も継続される方向であるというふうに聞いております。
肉用牛の経営安定対策のうち肉用牛肥育経営安定対策事業については、国内におけるBSE発生により国内肉用牛生産が危機的状況に陥った際、その経営安定のために非常に重要な役割を果たして、これは大変喜ばれました。本事業は平成十三年度から三年間の事業として実施され、今年度で終期を迎えるわけであります。今回の諮問では来年度も継続される方向であるというふうに聞いております。
次に、今回の日米及び日豪合意によって三年後に牛肉の自由化が行われれば、国内肉用牛生産に大きな影響を与えて価格の低落が当然これは予想されるわけです。自由化後の国産牛肉の価格については、これは各種予想が立てられておりますけれども、政府はどのように予想されておるのか、ひとつ見解をお聞かせいただきたいと思います。
次に、本制度の実施期間として「当分の間」ということを言っておるわけでございますが、余り詳しくはお触れになりませんでしたけれども、国内肉用牛生産が安定し今回の特別措置の必要がないという状況になるまでの間と私どもは考えておるところでございます。 次に、肥育経営に対する施策についてでございます。
○京谷政府委員 先ほど申し上げましたこれまでの我が国におきます国内肉用牛生産の状況等を踏まえまして、御承知のとおり本年二月に昭和七十年度を目標にしました新しい酪肉基本方針を定め、公表しておるところでございます。
その後、私ども、草地開発でありますとか既耕地におきます飼料作物の作付拡大等の飼料基盤の整備、さらには、担い手の育成、後継者の確保等の経営基盤の強化、あるいは、畜産振興事業団によります価格安定制度の的確な運用、さらには、各種の金融措置等を通じまして国内肉用牛生産の振興を図るべく努力をしておるわけでございます。今日におきましても、その基本的な考え方に変更はないわけでございます。
今回の牛肉輸入枠の撤廃に伴う国内肉用牛生産の存立ということを考える場合に、私どもはやはり繁殖経営部門と肥育経営両方を守っていかなければいけないというふうに考えておりますが、今回の法案で直接予定をしておりますこの子牛生産者補給金制度、これは繁殖経営の対象にするものでありますけれども、この効果というものは肥育経営にも有効に機能をしていくものであるというふうに考えておるわけでございます。
具体的には、牛肉につきましては、国内肉用牛生産の安定合理化を推進いたしますため、法律案をただいま国会に提出し、御審議を願いますとともに、当面懸念されます価格変動等に対処するための緊急措置につきましても所要の措置を講ずることとしたところでございます。
具体策といたしましては、牛肉については、国内肉用牛生産の振興合理化を推進するため肉用子牛の価格安定等に関する立法措置等について検討をいたしますとともに、当面懸念されております価格変動等に対処するための緊急対策についても、今まさに鋭意検討を進めておる段階でございます。
現在、このような方向に沿って、牛肉につきましては、国内肉用牛生産の振興合理化を推進するため、肉用子牛の価格安定等に関する立法措置等所要の法制の整備について検討を進めるとともに、あわせて、当面懸念される価格変動等に対処するため、肉用子牛の価格安定、肥育経営等の安定、肉用牛の低コスト生産の推進、牛肉の流通の合理化等の緊急対策についても鋭意検討を進めているところであります。
そういう方向に沿って、牛肉につきましては、国内肉用牛生産の振興合理化を推進するため、肉用子牛の価格安定等に関する立法措置等所要の法制の整備について検討を進めるとともに、あわせて、当面懸念される価格変動等に対処するため、肉用子牛の価格安定、肥育経営等の安定、肉用牛の低コスト生産の推進、牛肉の流通の合理化等の緊急対策についても鋭意検討を進めているところであります。
具体的には、牛肉については、国内肉用牛生産の振興合理化を推進するため、肉用子牛の価格安定等に関する立法措置等について検討をいたしますとともに、当面懸念されております価格変動等に対処しますための緊急対策についても、鋭意ただいま検討を進めておるところであるというふうに御理解をいただきたいと思います。
具体的にも、牛肉につきましては、国内肉用牛生産の振興合理化を推進いたしますために、肉用子牛の価格安定等に関する立法措置などについて検討いたしますとともに、当面懸念されます価格変動等に対処するための緊急対策について、ただいままさに鋭意検討を進めておるという段階であります。