2015-05-28 第189回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
そして第三は、国内経済要因ですけれども、中国経済が徐々に減速をしてきていると。
そして第三は、国内経済要因ですけれども、中国経済が徐々に減速をしてきていると。
一つには湾岸の問題がございますし、殊に今彼が大きく見えましたのはGNPベースでございまして、その中の国内分だけを取り出しましたGDPという数字があるのでございますが、これで見る限りは大体一%ぐらいで動いておりますので、国内経済要因は大体年四%ぐらいの成長のペースで今働いていると思います。それに、海外要因が大きくプラスに立ってみたりマイナスに立ってみたりということで変動いたしております。
問題は、これが将来どういうふうになるかということでございますが、一つは、大蔵大臣が言っておりますが、今後、今年度下期以降経済が上向くという見通しが言われておるわけでございますが、そうなれば、本年の一時的な異常な国際経済要因、国内経済要因、両方がからまった異常な事態という四十七年度だけを見ればそういうことになっておりますが、ことしの財政面からのてこ入れによって経済が上向けば、またこれは償却されていくのではないか