1969-02-22 第61回国会 参議院 本会議 第7号
まず、総合予算につきまして、「政府は昨年の財政演説において、従来の補正予算の要因である食管への繰り入れ、人事院勧告について、十分措置しているから、補正なし総合予算主義でいくと言明をしたが、今回の補正の要因には国内米買い入れ数量の見込み違いのための食管繰り入れがあり、総合予算主義は全くくずれたのではないか。
まず、総合予算につきまして、「政府は昨年の財政演説において、従来の補正予算の要因である食管への繰り入れ、人事院勧告について、十分措置しているから、補正なし総合予算主義でいくと言明をしたが、今回の補正の要因には国内米買い入れ数量の見込み違いのための食管繰り入れがあり、総合予算主義は全くくずれたのではないか。
○政府委員(大口駿一君) 先ほど申しました四十二年度の見込みの損益の内容と、最終的にきまりまする決算の内容とで違います可能性のありまするものは、国内米買い入れ数量の増加に伴う分の損失増の問題でございまするが、他方、経費の関係で、たとえば金利、保管料、輸送賃、その他が最終的に締めた場合にどういうことになるか、ことに金利の場合は国庫余裕金の繰りかえ使用の点がどの程度になるかという問題ともからんでおりまするので
それから、2の食糧管理特別会計でございますが、これは、食糧管理特別会計の国内米管理勘定においては、当初、国内米買い入れ数量を四千二百万石と見込んでおりましたが、豊作等に伴いまして、買い入れ数量は四千五百万石に増加すると見込まれるに至りましたこと、及び三十七年度産米の政府買い入れ価格が三十七年度当初予算において予定していた価格を上回って定められましたこと等によりまして、国内米買い入れ費及び管理費等を補正
その後の実勢では、外為資金及び食管会計におきまして、国際収支の好調、それから国内米買い入れ数量の増大等によって、当初見込みましたよりも散布超過が大きくなると見込まれます。
それから三十四年度の国庫収支は、やはりこの第二表のあとの方につい てございますように、年度当初これは二千四百億円の散布超過と概算いたしておりましたが、その後の実勢では外為資金及び食管会計におきまして国際収支の好調あるいは国内米買い入れ数量の増大等によって、当初見込みましたより散布超過が大きくなると見込まれるのであります。