2020-11-18 第203回国会 衆議院 外務委員会 第3号
このような状況のもとで、令和元年度の国内生乳生産量は四年ぶりに増加に転じまして、今年度も増加をする見込みであります。国内生乳生産への影響は限定的であるというふうに考えております。
このような状況のもとで、令和元年度の国内生乳生産量は四年ぶりに増加に転じまして、今年度も増加をする見込みであります。国内生乳生産への影響は限定的であるというふうに考えております。
消費者は安い方に行きますから、ここでも国内生乳業者が危機的状態に陥るというようなことが容易に予想されると思うんですね。 それについての、生産コスト、いつも言うんですが、その三倍もする、外国産に対して皆さんはどのような対抗策を持って国内を育成していこうとしているのか、それをお聞かせいただきたいと思います。
牛は暑さに弱く、この猛暑の影響により、乳量や受胎率の低下などの状況が見られ、国内生乳生産量が低下をしているわけでございます。このため、平成二十二年の生乳生産量は前年比二・四%減の七百七十二万トンとなり、昭和六十三年の七百六十一万トンに次ぐ低水準であったとされております。
ただいまの国内生乳生産の基盤整備の問題とは別に、喫緊の課題として、乳製品の内外価格差をどう縮めていくかという問題を現在抱えております。 ここ数日、乳価、畜産の問題におきましても、生産者段階では血のにじむような努力で、一円単位、また一円単位以下のレベルでの生産費の算定、そして乳価の決定を行おうとしております。
国内生乳生産に大きな影響を与える問題として、バターの過剰在庫の問題が数年前から言われております。特に平成四年度から五年度にかけまして、在庫が急増してきた経緯がございます。在庫の数量が五万三千トン、七・五カ月、平成五年段階ですね。現在では大分解決されてきましたが、平成六年十一月の段階で三万九千トン、五・三カ月分の在庫がございます。
輸入乳製品の増加に対応して国内生乳生産の維持、発展を図っていくためには戦略的にはどうあるべきか、中長期的に見た場合、貿易材としてなじみにくいかどうか、そこにポイントが出てくると思います。 当然、水ものですと輸送費がかさむ、また新鮮度、衛生度の点で輸入製品に対抗できる、そういう観点からも飲用乳生産の方に中長期的には重点が移っていくのではないかと思っております。
生産者は二年連続減産という厳しい計画生産に取り組んでおりますが、乳製品の国内生乳供給を維持確保していくことが将来の我が国の酪農生産基盤の強化のために必要だというふうに私は考えております。 したがって、加工原料乳保証価格は、乳製品の関税化などによりまして将来に大きな不安を抱く生産者に配慮をして、現行価格以上に決めていただきたい。
特に六十三年度のこの二つの価格の決定に当たりましては、乳製品価格の内外価格差のできるだけの解消、それから昨年度、価格が引き下げられたわけでございまして、国内生乳価格、つまり原料乳価格の引き下げの消費者への還元、こういうようなファクターを十分に考慮して乳製品価格の安定に資し、国民の納得し得るような価格での消費拡大が図れるような方向で検討させていただきたいと考えております。
六 過度の還元乳生産が国内生乳生産を阻害している現状にかんがみ、乳業者等に対し還元乳生産抑制のための適切な指導を行うこと。 七 生産者団体等が行っている豚肉、鶏卵、ブロイラーの需給調整対策について、その実効があがるよう積極的な指導を行うこと。 また、不当増羽を行っている養鶏経営に対し抑制の指導を強化すること。 八 食肉の生産及び需要の変化に対応した食肉取引規格の見直しを行うこと。
○相沢武彦君 極力国内生乳を現在の輸入分に振りかえる努力をもう少し農林省やってください。 それから、大蔵省にお尋ねしますが、ココア調製品とか調製食用脂というからには、せめてココアとかマーガリンの成分を五〇%以上にして、乳製品の含有率は五〇%以下というふうに基準を改定すべきであると考えるのですが、これはどうですか。
したがいまして、限度数量につきましては、牛乳の消費拡大、あるいは今後国内生乳の大きな需要先であります国内産ナチュラルチーズの生産振興といったような点に着目をいたしまして、需要の創出及び拡大を図り、これを十分織り込んで限度数量を決定すべきであるというふうに考えております。
いまいろいろ政府の見解をただしてきましたが、時間がないので単刀直入にお伺いしますけれども、最近の国内生乳生産、乳製品の需給動向等を見まして、さっきから申しますように輸入が二百四十七万八千九十四トンもあるわけですね。
したがいまして、加工乳の促進を意図しておるというものではございませんで、まあその点では国内生乳の飲用の促進ということを阻害するものでもないのではないかと存じております。
いま国内の生乳消費を非常に圧迫しておるのは輸入の乳製品だということは大体否定はなさらぬと思うのですが、その輸入乳製品が特に脱粉、乳糖、カゼインの輸入が非常に増大したことが、これは言っても言わぬでも還元乳になったり合成乳になったりして、国内生乳の飲用向けの消費を非常に抑圧している、こういう事実は私は隠せないと思うのです。
○岡田(覚)政府委員 国内の乳製品につきましては、国内生乳生産の停滞ということもございまして、四十一年度におきましてはかなりの量の輸入があったわけでございます。
と同時に、国内生乳の大部分を占めまする市乳原料につきましては、生産者団体が長期間にわたりまする再三の乳業メーカーとの折衝にもかかわりませず、乳業メーカーにおきましては卸売り価格の改定が困難であるという理由のもとに、再三にわたりまする折衝も結局においては生産者の満足するような価格をかちとることができなかった。
国内生乳が不足する、もうけているのはメーカーだけ、こういう形になりよるんですよ。だから、牛乳の小売り価格の問題を考えるにしても、そういうところを徹底的につかんで考えていかぬと、ただ単に生産者の手取り価格が少し上がったから、小売り価格を上げさえすればそれでいいんだという形では、私はものごとは解決つかぬと思うのです。十分その点を今後配慮しながら私はやっていただきたいと思います。
しかもその不足払い法を制定するときに酪農近代化基本方針を示し、それに従って都道府県、市町村がそれぞれの計画を立てる、こういうことが明らかになっておったはずで、われわれからすれば、この近代化基本方針というのは、即座にこれを実施に移して、四十六年度には目標の国内生乳生産を確保しなきゃならぬわけですから、そうすれば当然いままでにいろいろな検討がなされ、具体的な施策と、さらにそれを裏づける予算措置等も検討が
この点のつかまえ方が的確でないというと、これからの国内生乳の生産を伸ばしていくためのいろいろな対策というものの中心がぼけてくると思いますので、その基本的な生産の停滞の原因というものをひとつ御説明願いたいと思うのです。
国内生乳が供給できる能力があるならば、うまいまずいという議論以前の問題であって、国産乳を供給すべきであろうと私は考えておるし、アメリカでさえハイアメリカン政策をとる時代であって、脱粉に固執する文部省の態度は私ほどうしてもふしぎに思っているわけなのです。そういう点で、学校給食会というものは不良輸入脱粉の放出を行なっておるといううわさすらあるわけなのです。
これは間違いないと思うのですが、しかし、それは大臣としての御努力になった点もあろうかと思いますが、しかし、私どもの心配しているのは、これをすみやかに国内の牛乳または乳製品をもって、十カ年計画等によってこれを切りかえていくということが本来の趣旨でありますので、そういう趣旨から御質問を申し上げておるわけでありまして、そういう点で、国内生乳使用の立場に立っている農林省は少なくとも残品処理的な考え方を一掃するということ