1999-05-26 第145回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
第六に、世界最大の輸入国であり、恐らく将来もあり続けるであろう我が国のエネルギー政策として、ベストミックスと言われる燃料構成の中で、自分の国の石炭を切り捨て、一時的な価格論のみで将来の国内炭鉱存廃を論じるのは、国家国民の貴重な石炭エネルギーの永久放棄であり、優秀な技術、技能の損失であるということを認識していただきたい。
第六に、世界最大の輸入国であり、恐らく将来もあり続けるであろう我が国のエネルギー政策として、ベストミックスと言われる燃料構成の中で、自分の国の石炭を切り捨て、一時的な価格論のみで将来の国内炭鉱存廃を論じるのは、国家国民の貴重な石炭エネルギーの永久放棄であり、優秀な技術、技能の損失であるということを認識していただきたい。
御陳述の中で、一時的な経済性による国内炭鉱存廃論議、これに落ち込んでいけば石炭の永久放棄につながる、こうもおっしゃいました。 我々、この特別委員会で、何回か参考人の意見を聞いてまいりましたが、九州大学の研究者の方の御意見を含めて、二十一世紀に石炭がエネルギーの王座に返り咲くことはもう疑いがない、こういうお話もありまして、それが私たちの審議にとって一つの道しるべになっております。