2020-12-03 第203回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
実際、我が国では、密漁により、ナマコやアワビといった、こうした魚種の国内漁獲量が近年大幅に減少しています。一方、水産物は、一度流通すると適法に漁獲されたものか違法なものか判別が困難です。そのまま放置すれば、水産資源の持続的利用に悪影響を及ぼし、適正な漁業者の経営を圧迫します。 資源管理の徹底に関しましては、生産段階の規制を強化する改正漁業法が一昨日施行されました。
実際、我が国では、密漁により、ナマコやアワビといった、こうした魚種の国内漁獲量が近年大幅に減少しています。一方、水産物は、一度流通すると適法に漁獲されたものか違法なものか判別が困難です。そのまま放置すれば、水産資源の持続的利用に悪影響を及ぼし、適正な漁業者の経営を圧迫します。 資源管理の徹底に関しましては、生産段階の規制を強化する改正漁業法が一昨日施行されました。
なお、平成十八年におけますヒジキの国内漁獲量は、原藻重量で八千二百九トンでございました。 一方、平成三十年におきますヒジキの輸入量につきましては四千五十二トンということになっておりますが、これは主に乾燥ヒジキということでございます。この輸入分を原藻重量に換算いたしますと約四万トンに相当すると推定されます。
これは、水産庁の方につくっていただいた資料を私の方でまとめたのでありますけれども、イカの国内漁獲量、平成十九年度には三十二万五千トンあったものが、平成二十七年度では十六万七千トンと半減しています。そして、二十八年度の数字はまだ出てきておりませんけれども、十五万トンを切るであろうというふうなことも言われています。
排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律及び海洋生物資源の保存及び管理に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 我が国水産業は、周辺水域における資源状況の悪化と外国漁船の無秩序な操業等による国内漁獲量の減少、水産物の輸入の増加等から、漁業経営が年々悪化し、これと相俟って、漁業者の高齢化、後継者不足等多くの困難に直面しており、その解決が緊急の課題となっている
国連海洋法条約の実施に伴う漁業関係法律の施行等に関する件(案) 我が国水産業を取り巻く状況は、周辺水域における資源状況の悪化に加え外国漁船の無秩序な操業等による国内漁獲量の減少、輸入水産物の増大等に伴う魚価の低下により漁業経営が年々悪化し、これと相まって漁業者の高齢化、後継者不足をもたらす等多くの困難に直面しており、その解決が喫緊の課題となっている。
アメリカ水域におきます日本向けの漁獲割り当ては、一九八一年におきましては百四十二万四千百八十五トンでございまして、アメリカの国内漁獲量の増加につれまして漸減をいたしまして、一九八四年におきましては百十五万八千トンになっております。
その中で、どれだけうまく日本側にとってできるだけ被害が少ないように立ち回るかという問題でございますが、これまた日本にとって有利な割り当てを獲得しようとすれば、当然またアメリカの要求にこたえて洋上買魚の数量をふやすとか、そういう形で協力をしていかざるを得ないわけでありますし、そういう協力の効果があらわれますと、アメリカの国内漁獲量がふえて外国向けの割り当てが削減されるという意味では一種の悪循環のような