1968-03-29 第58回国会 衆議院 予算委員会 第19号
産業の国際競争力を強化するが、同時にまた、一面で輸出に適当するような、国内消費等についても勘案をしながら、ただいま改善をはかっていく、こういうような考え方であります。たいへん抽象的な、基本的な考え方だけ申しまして失礼でございますが、一応御了承いただきたい。
産業の国際競争力を強化するが、同時にまた、一面で輸出に適当するような、国内消費等についても勘案をしながら、ただいま改善をはかっていく、こういうような考え方であります。たいへん抽象的な、基本的な考え方だけ申しまして失礼でございますが、一応御了承いただきたい。
ごく大ざっぱに申しますと、生糸そのものの輸出並びに輸出織物、国内消費等を合計いたしまして、本年の需要の見通しは約四十万俵ではなかろうか。それに対しまする供給は、今ここに問題になっております生糸そのものが放出されるといたしますれば、大体四十二万俵と推算をいたされますので、少し余るという計算を私はいたしております。
ここではドル・ユーザンスの増加も入れました、いわゆる支払い繰り延べの形では十八億八千万ドルの輸入でございますが、ユーザンスによる支払い繰り延べを別にして考えますと、十九億一千万ドルの輸入というふうに想定をいたしまして、これで大体生産、国内消費等の関係のバランスもとれるという想定をいたしておるわけであります。
ただ今臨時的に朝鮮動乱、或いは特需、或いはアメリカ軍、外国人の国内消費等で外貨がちよつとたまつておるから、日本の外貨ポジシヨンがいいんだから、三百六十円を維持できるんだ、こんな漫然たる考えで、やはり三百六十円に為替平価をきめるという、日本政府がそういう考えであるということについてはもつと慎重に考えるべきだと思うのです。
従いまして、その国内消費等につきましては或る程度やはり従来と同じような規制を加えおくことが適当であろうと、かように考えまするので、国内産業用及び医療用につきましては、大体今までと同じような統制を加えて参りたい、かように考えておる次第でございます。
しかし私が財政演説で申し上げましたように、この国際情勢の現状からいい、またお話のような朝鮮事変等あるいは駐留軍の国内消費等によりまして、大体七億ドルまではございませんが五億五、六千万ドルはある。