1958-03-25 第28回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第3号
けれども、ここでさらに朝鮮人の刑余者を生活保護法の適用をして、特別サービスをいたしますというようなことで、協定の義務の履行を相手方に求めるというようなことは、これは日本の非常な軟弱外交と申しましょうか、ま辱的な私は行き方であると、かように考えるのでございまして、しかし一面において、朝鮮人の刑余者に生活保護法を適用するということは、目的はほかになければならぬのでありまして、あるいは国内治安保持の関係から
けれども、ここでさらに朝鮮人の刑余者を生活保護法の適用をして、特別サービスをいたしますというようなことで、協定の義務の履行を相手方に求めるというようなことは、これは日本の非常な軟弱外交と申しましょうか、ま辱的な私は行き方であると、かように考えるのでございまして、しかし一面において、朝鮮人の刑余者に生活保護法を適用するということは、目的はほかになければならぬのでありまして、あるいは国内治安保持の関係から
警察はもとよりこれらの活動に対して国内治安保持のために、万全の用意をいたすべきことは当然であるとは言え、究極するところ、民衆の支持と協力を得ずして治安維持の全きを期し得られないことは言を待たないところであります。而して民衆の支持と協力を得るためには、警察が常に民衆と密着し、親愛されていることが不可欠の要素でありまして、このことが一朝有事に際して最も強力な治安体制であると確信するのであります。
すなわち、外は、民主陣営と提携をして、国民外交を強力に推進いたしつつ、貿易の振興をはかり、内は、経済力の培養に留意し、国内治安保持と民生安定のために万全の策を講ずべきであります。
保安隊は戦争をするためにある軍隊なのか、或いは現在の警察力を以てしては保つことのできないところの国内治安保持の、いわゆる先の名でありまする警察予備隊的なもの、ナシヨナル・ポリス・リザーブと言われておつたところの、その警察の補充的な予備力としてあるのか、軍隊として或いは置かれているのかということに対する明白なる御答弁が、これに関達して私はここで得たいと思うのであります。
過去のにがい経験は深くこれを反省し、この経験を法律の構成の中に、又その運用の面に十分取入れまして、極力害を防止して公正な運用を図り、以て国内治安保持に資するこそ、今日我々のとるべき最も賢明な途であると確信するものであります。我我は以上のような観点からいたしまして、本法案成立を不必要とする議論に対しては断じて承服し得ないのであります。
国内治安とは何であるかと申しますと、国民の権利と自由が正しく守られておるということでございまして、(「はつきりしろ」と呼ぶ者あり)国内の通常の犯罪は国民の権利と自由に対する妨害の一原因でありますが、外国の干渉又は煽動による(「どこの国だ」と呼ぶ者あり)大規模な騒擾、内乱等、外国勢力の不法侵略は、国民の権利及び自由に対する最も根本的な破壊原因でありまするから、これに対処する措置を講じますることは、国内治安保持
(拍手)どこの国にも、国内治安保持だけの任務で、これほどの巨額を計上しておる国はないのであります。これは明らかに軍隊の創設であると見られてもやむを得ないのでありましよう。しかも、これだけの厖大な経費を使つて、何ゆえに日陰者の軍隊にしておくのか。公明正大な軍隊でないために、内には国土防衛の精神的気魄を欠き、外には国民と海外の疑惑とを招いておるのであります。
政府職員が法律を尊重し、人事院が法律によつて勧告をなし、政府職員の適正なる生活水準を保持しようとしているときに、政府が、国鉄裁定の不承認の問題といい、政府職員のベース不改訂の問題といい、常に一方的に彈圧的態度をもつて臨むとするならば、(拍手)職員もまた法律を尊重せず、非合法の運動をなさなければならないことは自然の結果であり、国内治安保持のために国家警察予備隊を持つ前に、これら政府職員の生活を安定せしめることが