1974-04-03 第72回国会 衆議院 農林水産委員会 第28号
今後の動向いかんによりまして状況が変わってくることも考えられますけれども、漁民にできるだけ安い油を供給することが望ましいことは申すまでもございませんので、輸入品が非常に高いときは、可能な限り国内油に切りかえる等の措置によりまして、安定した価格によって供給の確保につとめたいと思います。
今後の動向いかんによりまして状況が変わってくることも考えられますけれども、漁民にできるだけ安い油を供給することが望ましいことは申すまでもございませんので、輸入品が非常に高いときは、可能な限り国内油に切りかえる等の措置によりまして、安定した価格によって供給の確保につとめたいと思います。
だから私はそうなるならば、やはり法律でそういう取引関係を、国内油を優先するような立法措置をどこかでしなくてはならなくなってくると思うのですが、この点をどうお考えですか。
だからそういう点について、業法のどこかに生産規制というか生産調整、規制に関する項目を入れて、その上に立って政府が国内油の取引なり準国産油の取引なりというものを法的根拠に基づいて指導していく、こういう形をとられたほうが石油行政全般として円滑にいくのではないかと思うのですが、どう思いますか。これは次官に聞きますが、どうですか。
従って、特に、海外開発油、カフジ原油が一番大きい数量で、国内油はわずかです。スマトラもまだわずかですから、このカフジ原油の今日までの国内引取体制、これは新聞等によると、非常に難航しておる。通産省が中に入って、近く植村経団連の副会長ですか、あるいは石油審議会の会長、こういったものが中へ入って、一つ話し合いで成立をさせようという、これは今日までのところそうだろうと思う。
また、第三条第二項の四号で、「その他石油の供給に関する重要事項」という中で、大臣は海外開発油、国内油、こういった問題を引き取りをさせるように考えておられる。しかし、これにも御承知のように、強制力は十条の関係からいったってない。勧告程度しかない。そうなった場合、幾らか政府でこの法律上持っているのは、許可の基準で許可をする権限です。
それから、時間がありませんから一緒に三村さんに質問をいたしますが、石油鉱業連盟の要望としては、国内油の引き取り、準国産油であるアラビア、スマトラ油等の引き取りをぜひ一つ確保してほしいというのが御主張の一番大きい線だろうと思うのです。これは重要な問題です。
日本石油ということになりますと、外資と提携しておる代表的な会社ですから、その点で外資提携の代表的な会社という意味でお伺いをいたしますが、この外資提携の立場から国内油、準国内油――国内油は非常に割高でありますし、準国産油はある意味では競争相手でありましょう。こういうものに対する資本提携会社としての基本的な態度というか、これをまず承りたいと思います。
これが運航コストの安いスーパー・タンカーであれば、国内油の輸送にあぶれても、第三国間の輸送に出ていくことができるわけでありますけれども、運航コストの高いこれらのタンカーは、一時的な荷物を三国間で拾うことはできても、常時三国間の輸送にありつけるような運航はなかなか困難であるこいうことを関係者から聞いているわけであります。
従いまして情ないかな、戦前と比較するならば、ドイツも日本も石油の国内産量はほとんど同であったにもかかわらず、すでに国内油二百万トンを突破しておるのが現実の姿であります。そのほかに人造石油があり、頁岩油をとっておる。
例えば「なたね」に幾ら依存し、国内油や大豆に幾ら依存し、輸入に幾ら依存するというような……。
○志田委員 あなたは従来資源庁長官とじて政府最高首脳者から、油層の状況から推して、あまり国内油の石油会社が濫掘になるようなことがあつてはいけない。将来採油不能になつた場合には困るからということで、御注意をいただいたことがございませんでしようか。
○田口委員 ただいまの御答弁によりまして、外国油が高くなつたり安くなつたりして安定をしない、従つて目先だけでわれわれは考えておるのではないというような御意見のように承るのでありますが、この国産油と外国油との価格の線を時間的にずつと見てみますと、非常に外国油が国内油に比べて安かつた。
しかのみならず先ほどの外油と国内油との間の価格の相違等は、やはりプールして参らなければならない、かようなことがありまして、全面的に統制が行われているわけであります。
ただ例示的に申上げますと、若し客観情勢によりまして、原油に対します課税がさような軽微のものでありまして、国内油との間の概ね三千円と推定されております価格の調整が、関税だけで達せられなかつた場合としては、前回もちよつと申上げましたように、価格調整公団にはるプール方式を併せて行いまして、それによりまして価格の調整をいたし、その面から御指摘のような各種の弊害を伴いますところの格価の不均衡は是非共なくしたい
国内油糧原料の確保については、どういう増産なり、集荷なりの処理方針を現在お考えになつておりますか、その点についてお尋ねをいたしたい。 〔松浦委員長代理退席、委員長着席〕