2018-04-17 第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
国産立木三%、海外立木二六%、これは、つまり輸入元の森林所有者の収入は国内森林所有者の収入の九倍近くにもなるというわけで、大分事情が違うわけですね。
国産立木三%、海外立木二六%、これは、つまり輸入元の森林所有者の収入は国内森林所有者の収入の九倍近くにもなるというわけで、大分事情が違うわけですね。
国内森林資源は、輸入自由化を行った高度経済成長期においてはその多くはまだ利用期に達しておらず、外材により国内の木材需要を満たしてきたところであります。その後、我が国の森林経営は概して厳しい状況に置かれてきていると認識をしております。
先ほど来環境省の方からも御紹介をいただいております製紙各社が報告をいたしました社会、環境貢献策には、これまで利用の進んでいないような低質の古紙等の利用の促進とか、あるいは国内森林の一層の活性化といった製紙各社が今後取り組む活動がまとめられておるところでございます。
これは、国内森林の七割、千七百五十万ヘクタールで下刈りをするとかあるいは間伐をするとか、そうした大変膨大な作業があるわけでございますが、その点についての人員配置についてどういうふうに考えているのか、お伺いします。
幾ら使って、今あなた、この中に書いてある、国内森林の七割、千七百五十万ヘクタール、これを何人、幾らで、何にも答えていないじゃない。ということは、あなた、さっきおっしゃったのは、三・九%を大幅に達成できないというのは大体わかりました。
○鶴保庸介君 国内森林対策について、今のペースでということで七割というふうになったわけでありますけれども、これ、ペースをもう少し速めたら、じゃもっともっと一〇〇%の整備が進むんじゃないかと。これはいかがですか。
したがいまして、林野庁といたしましては、いかにしてこのような充実しつつある我が国の国内森林資源を有効に活用していくか、こういう問題認識に立ちまして、林道等の林業基盤の整備ですとか、林業担い手の育成ですとか、あるいは国産材供給体制のためのいろいろな施設の整備等にわたっていろんな施策を講じまして、林業、林産業の体質強化策を講じているところでございます。
それから、今お話にございましたように、ことしの白書は三十年間の林業、木材産業の歴史を振り返っておるわけでございますが、林業基本法が制定されました三十九年当時は、我が国の木材需要が薪炭材から用材需要へと構造的な変化を伴いながら量的にも急増していた時代で、外材輸入量の増加をも意識しながら長期的な国内森林資源の供給力の向上が必要な時代であったというふうに思っております。
林業等振興資金融通暫定措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 我が国の木材需給は、依然として多くを外材へ依存していることに加え、国内林業及びその関連産業の生産活動は停滞しており、このまま推移すれば現在成熟過程にある国内森林資源を将来において有効利用していくことが困難となる懸念が生じているところである。
そうなると問題は、国内森林の整備促進あるいはまた森林生産体制の整備、林業振興、そして基本的には自給率を引き上げていく。林野庁も自給率の計画を六十二年以降やっているんですが、しかし結果としては上がらずに、横ばいかあるいはまた下がるかというそういう状態であるわけなんで、よっぽど強力なてこ入れをしなければ自給率を高めるということが不可能な状態にあるんではないか、こう思うんです。
このため、国民のニーズにこたえる質の高い森林の整備を推進いたしますとともに、一千万ヘクタールの人工林を中心とする国内森林資源の経済的価値を現実化することが重要となっておりまして、民有林、国有林を通じまして、今後、緑と水の源泉である多様な森林の整備、国産材時代を実現するための条件整備を林政の基本的課題とし、その達成のための施策の重点的展開を図ることが必要と考えておる次第でございます。
熱帯木材丸太貿易の四割を占め、熱帯林の喪失にも大きな責任があります我が国が、熱帯林再生基金の創設など有効な対策を示すとともに、国内の森林資源充実に国としての一層の取り組みが望まれると思いますが、そうした立場から主として国内森林問題について幾つか政府の対応をお尋ねしたいと思います。
一方、木材の需要量は高い水準にありますが、国内森林資源が充実しつつある中で、国産材の供給量は停滞を続けております。また、海外においては、熱帯林の減少など地球的規模での環境問題に対する関心が高まっており、森林整備の重要性への国際的認識が深まっております。
環境問題に対処するためにも、国内森林の充実に努めなければならないのは言うまでもないことですけれども、林野庁のこの辺の御見解を承りたいと思います。
戦後造成されました一千万ヘクタールに及びます人工林が本格的な主伐期を迎える国産材時代が間もなく来るわけでございまして、私ども国内森林資源の有効な活用をいかに図るか、こういった問題が非常に緊要な課題となっております。しかしながら、近年、木材需要全体が拡大している中で国産材の供給は停滞しております。相対的に輸入がふえまして、自給率は低下してきております。
大来さんが監修などをして、「地球の未来を守るために」という本を出しておりますが、その指摘によりますと、「いくつかの国の木材企業は実質上全ての生産林地域を数年間賃借し、森林の再生にほとんど関心を払わずに資源を乱開発している」という指摘があるとともに、もう一つは、「熱帯の国々の脆弱な国内森林政策と工業国の木材の高い伐採コストと結びついて、熱帯木材の特定の工業国への輸出を進め、森林伐採に拍車をかけている。
、さらに「熱帯の国々の脆弱な国内森林政策と工業国の木材の高い伐採コストと結びついて、熱帯木材の特定の工業国への輸出を進め、森林伐採に拍車をかけている。」というようなことで、まさに日本に対する痛烈な批判とか指摘がなされておるわけであります。
○太田淳夫君 いろんな面で今、国内森林保全というものは危機に立っているわけでございますが、私たちもいろいろと勉強させてもらいましたけれども、それにはやはり制度、税制面を含めて抜本的な改革というものが迫られているんじゃないかと思うんですが、その中で、いろいろとお聞きしますと、日本の森林というものが最も衰退したのは終戦直後で、そのため毎年大洪水が発生した。
第三に、危機にある国内森林保全のためには、制度、税制面も含めて抜本的改革が必要と思いますが、総理のお考えをお伺いしたい。 緑に覆われた地球、そして特に春夏秋冬の四季の変化を持ち、山紫水明の我が国を人類が永遠に生存できるものとして後世代に残すことは、我々に課せられた大きな責任であります。
我が国の国内森林がこれ以上荒廃した場合には国土の崩壊につながり、また水資源問題に発展し、国民の生命の存続にまで将来においては重大な問題を引き起こす。今生きている我々の時代において、我が国が営々として長い間受け継いできた大切な緑資源というものを我々の世代で枯渇をさせてしまったのでは、これは大変なことでございます。