1998-05-07 第142回国会 衆議院 本会議 第35号
こうしたことが原因となって、その後の国内木材資源の減少や価格の高騰を招き、さらには外国産材の輸入拡大という今日の地球環境破壊の元凶の一つとも言える我が国の輸入木材依存体質のきっかけをつくったことを考えあわせれば、この放漫経営のツケは、我が国の財政のみならず、地球全体に損害を与えていると言っても過言ではありません。
こうしたことが原因となって、その後の国内木材資源の減少や価格の高騰を招き、さらには外国産材の輸入拡大という今日の地球環境破壊の元凶の一つとも言える我が国の輸入木材依存体質のきっかけをつくったことを考えあわせれば、この放漫経営のツケは、我が国の財政のみならず、地球全体に損害を与えていると言っても過言ではありません。
○島田(琢)委員 さて、この国内木材資源の減少や世界的な木材資源の減少の中で、さらにまた資源を若干浪費したいという傾向の中で、資源節約への転換という重要課題がいま出てきております。
パルプにつきましては、国内木材資源の状況から、将来の値下がりは期待しがたいので、アラスカパルプの今後の一そうの合理化と拡張に、国家的見地からの御支援が望まれるのであります。
さらにこれを除かんとすれば、国内木材資源を過度に獲得せんとして、わが国現下の重要課題たる治山治水を危殆に陥れる山林の過伐に陥り、さらにこれを国外よりの輸入にたよらんとすれば、貴重な外貨の流出を来すことは必定であります。