1961-06-01 第38回国会 衆議院 商工委員会農林水産委員会連合審査会 第1号
そこでどうしてもこういう国内取引協定、アウトサイダーの規制までもやってもらいたいという、今までの既得権益を持っておった階層からの要望が強かったのであります。
そこでどうしてもこういう国内取引協定、アウトサイダーの規制までもやってもらいたいという、今までの既得権益を持っておった階層からの要望が強かったのであります。
○石田(宥)委員 次に輸入の関係で、輸入業者とそれから需要者、販売業者が国内取引協定をいたしますると、農民の購入する必需物資が必要的に購入価格がつりあげられる結果を招来するわけであります。たとえば、最近農業団体が小型トラックをある国から輸入した。そうすると、従来の大きな輸出入業者が、さっそくその農協が取引しようとしている取引を押えて、大企業が取っちゃう。
その内容のおもなる点は、輸出品生産業者等の輸出貨物の国内取引協定に関するアウトサイダー規制制度の創設、輸入貨物の購入にかかる需要者の国内取引に関する協定を認めること、輸入組合設立要件の緩和及び輸出入調整協定を認めることなどでありまして、そのすみやかな成立を希望する次第であります。
第五条の二の国内取引協定、第五条の三の生産者との取引団体協定にしても同様のことでございます。 第五条の四の生産者協定は、第二次的なものと説明してございますが、前述いたしました通り、貿易を生産者協定から逆算してやるという貿易戦は、国際物価とのにらみ合せにおいて立っておる関係上、非常に失敗する公算が多いのであります。