1967-07-12 第55回国会 衆議院 農林水産委員会 第33号
もっとも、リンゴの中にも、御承知のように国光等とデリシャス系統のリンゴがございまして、その一つ一つについて消費支出弾性値をとってみますと、著しく態様が異なっております。
もっとも、リンゴの中にも、御承知のように国光等とデリシャス系統のリンゴがございまして、その一つ一つについて消費支出弾性値をとってみますと、著しく態様が異なっております。
どうやら日本の紅玉、国光等がとれますのはエストニアの方面であります。それからシベリアまで送りますためには少なくとも半月間かかる。日本から輸出いたしますと、横浜からで約三十時間、かりに日本海に貿易港がつくられますと、わずか八時間で行ける。非常に地の利を得ていると思うのであります。そういう面から、客観的に皆さん方のやり方がよろしければまだまだ需要が拡大すると思うのであります。
ただ、先ほど来お話に出ております紅玉、国光等についての問題に関連いたしますと、なるほど果実全体では五〇%以上の値上がりになっておりますが、そういうものでございます。これは、たとえば、いわゆる消費支出弾性というようなものを見ますと、極端に言いますと、むしろ若干マイナスになる。ところが、同じリンゴでも、いわゆる高級リンゴのほうはまだ非常に需要が伸びておる。したがって価格も高い。
○小林(誠)政府委員 最近、紅玉あるいは国光等の需要が伸び悩みでございまして、それを反映いたしまして、先ほどお話のございましたような新品種あるいは優良品種というものが植栽されておるわけでございまして、これをどうきめるかということにつきましては、最終的にはその農家の御判断にまかせるわけでございますけれども、新品種の対策といたしましては、国におきまして試験研究機関で育成されました新しい品種、優良品種というものにつきましては
リンゴ等におきましても、わせはいいのですが、普通の、一般市場におそくまで出回る国光等においては、まだ熟してなくて、壊滅の被害であります。先ほどの政府の説明を聞いてみますと、伊勢湾台風では農産物の被害が大体四百五十億だった、今回は五百億という数字をお伺いしたわけでありますが、勢いこれらの状況は、個人災害が非常に多いということであります。