1991-03-15 第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号
私は、昭和五十六年二月の大蔵委員会で、何としても日本に短期金融市場をつくることなくして円の国際化というものは難しい、こう考えたものでありますから、今日も検討を続けてもらっているのでありますけれども、国債資金特別会計という新しい国債発行をやったらどうかという仕組みを提案いたしました。
私は、昭和五十六年二月の大蔵委員会で、何としても日本に短期金融市場をつくることなくして円の国際化というものは難しい、こう考えたものでありますから、今日も検討を続けてもらっているのでありますけれども、国債資金特別会計という新しい国債発行をやったらどうかという仕組みを提案いたしました。
それで、さっきの短期金融市場の問題でも、私は五十六年二月の大蔵委員会で国債資金特別会計という問題を提起して、あわせて、これから国債の大量償還が来ますよ、この大量償還が来るときに今のままでどうやって償還に対応できるのですか、アメリカのTBのような短期国債を発行して、その短期国債で事前に資金を持っておいて処理するということが必要だし、これをひとつ短期金融市場の商品にするようにして短期金融市場というものをつくらなければだめですよという
山口次官というのは、私長年一緒にやった経験があるのですが、非常に発想が私と一致しておりまして、国債資金特別会計というのを五十六年二月に大蔵委員会で提案をいたしました。
もう一つの問題は、私はかねてから、この間本会議でも提案をいたしました国債資金特別会計の問題、財政法改正の問題、これらについてもう何回となくここで論議をしてきたにもかかわらず、なおかつ今日政府側が積極的にやろうという意思がない。
このイギリスの制度は、要するにちょうど私が提案しておるような資金から両方に資金が行くように、これは一九六七年の法律改正でできているわけでありますが、既に英国はうまくこれを運用しながらやっておるという事実から見ましても、私は何もこれを見て国債資金特別会計の提案をしたわけではないのでありますけれども、たまたまイギリスにもこういう制度があるということが勉強しておる中でわかりまして、こういう制度があっていいんじゃないか
私は、五十六年二月の大蔵委員会で、当時の渡辺美智雄大蔵大臣に、国債資金特別会計を設けて、要するに国債の発行についてはこの会計で自由に発行をして、そうして一般会計はこの会計から必要な資金の供給を受けるということにすべきではないのか、これが一点であります。二点目は、やがて来る大量の借りかえに対して何も手を打っていないで借りかえができるのか。四兆、五兆のものを一遍に借りかえすることは不可能ではないか。
これから今度は国債資金特別会計をどうしてもやっていただこうと思っていますが、これだってできたって六年以上かかるので、五、六年かかるのは私も覚悟しておりますけれども、やはりスタートをしてそういう方向の処理をしなければこの対外的なライセンスの摩擦問題というのはもう次々出てくる、こう思いますのでこれは大変政治的な問題でございますので、大臣からその方向でひとつ検討を始めさせるという御答弁をいただきたいのです
一つは当時国債特別会計、こう言っておりましたが、今は国債資金特別会計という方が適当なように思っております。この問題を取り上げたわけでありますが、あわせて財政投融資の見直しをやる必要はないのかという問題を取り上げました。昭和五十六年でございますから、もう既に七年間経過をしておるわけでございます。
そこで国債資金特別会計を国債整理基金特別会計にかえて創設し、国債の発行、借換、償還等の国債に関する事務のすべてを所管させ、併せて短期金融市場を作るために自由に短期国債の発行を行い、すべてのファイナンスを自由化する、デレギュレーションを提案した。
そこで、国債特別会計といいますか、国債資金特別会計というか、新しいシステムにして、国債の発行、償還その他、ここにフリーハンドを与えて、ここはファイナンスが自由に行えるようにしよう。
加えて、今回改正は、新規債と借換債の発行を一元化し、短期国債の日銀引き受けをも認める国債資金特別会計構想とも相まって、今後の国債管理政策の運用いかんによっては、将来の大インフレーションの火種になる危険性を秘めていることを指摘しないわけにはまいりません。 最後に、産業投資特別会計一部改正案についてであります。
だからなかなかこれはうまくいかぬということで国債資金特別会計というのをつくられる方向だ、こういうふうに新聞は報じておりますが、その辺はつくるのかつくらないのかはまだわかりませんが、恐らくつくられるだろうと思います。これをつくられて一般会計の新規財源債と借換債、それをうまくやるために短期国債という形になるのか何になるのか名前はわかりませんけれども、一つの会計で処理する。
それならば、国債資金特別会計というのはつくらないのですか。あるいは短期国債は出すのですか、出さないのですか。その二点について答えてください。
○宮本説明員 先ほどもお話し申し上げましたように、あらゆる観点からいろいろ議論をいたしておりまして、今御質問のような国債資金特別会計をつくるかつくらないかとか、あるいは短期の国債を新しく発行するかしないか、こういったものも含めまして実は検討中でございまして、その成案ができ次第またお話し申し上げたいと思います。現在のところはできておりませんので、お答え申し上げかねます。