2006-03-16 第164回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
またG20というのは、正直言って大型発展途上国で、輸出国も輸入国もありますから、なかなかある意味では不思議なというか面白い存在で必ずしも輸出国一辺倒でもありませんし、インドのような輸入国もありますが、ブラジルとかアメリカとか豪州なんかはこの重要品目はできるだけ小さく、上限関税はできるだけ低くということで主張をしておりまして、そこはもう絶対に譲れないところで今闘っているところであります。
またG20というのは、正直言って大型発展途上国で、輸出国も輸入国もありますから、なかなかある意味では不思議なというか面白い存在で必ずしも輸出国一辺倒でもありませんし、インドのような輸入国もありますが、ブラジルとかアメリカとか豪州なんかはこの重要品目はできるだけ小さく、上限関税はできるだけ低くということで主張をしておりまして、そこはもう絶対に譲れないところで今闘っているところであります。
まず、WTO農業交渉なんでありますが、御案内のとおり、三月末までにいわゆる関税の引下げ方式等モダリティーを決定をすると、こういうふうな段取りになっておったわけでありますけれども、ハービンソン議長の提案された内容、私どもも見せていただいたわけでありますが、余りにも野心的というか、余りにも私どもから見ると、輸出国一辺倒の提案だというふうに私などは受け止めております。
次に、大島大使でございますが、サウジアラビア、非常に日本にとっても影響力が大きい国でございますが、特に私が関心を持って今お話を伺っておりましたのは、九七年に橋本総理が往訪された際にも議題になったといいます石油、原油産国一辺倒ということから、国のこれからの経済的な、あるいは立国の構築のし直しということが議論され始めていると。
そうなりますと、今まで対先進国一辺倒の彼らの貿易構造というものはかなり途上国同士の貿易構造にだんだん変わっていくことができるのではなかろうか、若干楽観的かもしれませんが。そういう要因を含めると、現在の非常に懸念されている国際経済環境、必ずしもダイレクトにそのまま彼らの心配材料と考えなくてもよろしいんじゃないかというふうに考えておるわけです。
それからまた、先ほどの軽水炉などは、おもにアメリカで製造されますので、アメリカというような特定の国一辺倒になるような政策よりも、もう少し幅広いものに考えていくべきじゃないかと、いろいろの議論があります。 それで現在、動力炉開発懇談会も最終段階に入っておりまして、昨年の十月、十一月に動力炉開発調査団というものを諸外国に出しまして、その調査をいたしました。
万一、中ソ友好同盟條約の発動によつて、日本国内の室襲というような事態が発生いたしましたならば、吉田茂個人がいかに腹を切りましても、日本民族の生命、この国土の安全を期するということは断じてできないのでございまして、従つて、このような一国に依存する、一国一辺倒の外交政策をこの際改めて、あくまでも日本を中立政策の立場に置かなければならぬという意味におきまして、われわれは吉田内閣の即時退陣を要求するのでございます
これはどういうことを意味するか、これは日本の政府が資本主義国、帝国主義国一辺倒の方針を持つておる。中国やソ同盟に敵対することをあえて辞さないという方針を持つており、日本を軍事基地とする、こういう方針を持つておる。また西独のような再軍備をするという、こういう方針を持つておる。将来中国やソ同盟に攻め込むことをあえて辞さないという方針を持つておるであろうことを、私は表明するものだと考えます。