2011-02-10 第177回国会 衆議院 予算委員会 第10号
ですから、日本でアジア経済を支配することになってしまいますが、これは国民にとって利益になるものではないということを申し上げておいて、次に、私は、WTOによって、日本はほとんど、自国の固有産業の分野を含めて、例外品目をつくらなかったと思うんです。 それで、伺っておきたいのは、日本の関税率ゼロの農産品の品目割合は現在三四・二%、工業製品などその他品目割合は五五・九%。
ですから、日本でアジア経済を支配することになってしまいますが、これは国民にとって利益になるものではないということを申し上げておいて、次に、私は、WTOによって、日本はほとんど、自国の固有産業の分野を含めて、例外品目をつくらなかったと思うんです。 それで、伺っておきたいのは、日本の関税率ゼロの農産品の品目割合は現在三四・二%、工業製品などその他品目割合は五五・九%。
どんどん入れる体制になると固有産業の保護という目的が失なわれる。これは、いわば競合しておる二つの資源、石炭はその一つに財源的にがったりとおぶさっておるようなかっこうなんですね。そこに財源構成としての矛盾が私はあると思うのです、ほんとうにやるということになれば。
そのために、今度は地方産業とか、在来固有産業ですね、げたとか、また日本の和式のもの、これが今どんどん没落しつつある。これはもう非常な重大問題だ。それに対する認識を深めないと、社会問題になってきていますから……。ことに零細なものが多い。しかも、それを転換するためには、どうしても資金を出してやる。そういう重要なことが地方至るところに起っております。
「外客の滞在期間の延長を目途とし、未開発の観光地、観光資源の開発、紹介を推進するとともに、わが国の固有産業、代表的近代産業の諸施設を広く観光外客に開放し、その製作工程等を視察せしめる等の便宜供与体制を整備し、産業観光(テクニカル・ツーリズム)の促進を図る。」というのであります。このテクニカル・ツーリズムは御承知のように欧州諸国で非常に成功をおさめているのであります。
「外客の滞在期間の延長を目途とし、未開発の観光地、観光資源の開発、紹介を推進するとともに、わが国の固有産業、代表的近代産業の諸施設を広く観光外客に開放し、その製作工程等を視察せしめる等の便宜供与体制を整備し、産業観光(テクニカル・ツーリズム)の促進を図る。」これはテクニカル・ツーリズムというのは欧州諸国において非常に成功をおさめておるのであります。